新潟車両センター〈新ニイ〉
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「国鉄485系電車」の記事における「新潟車両センター〈新ニイ〉」の解説
本センターは、1986年11月1日に新潟運転所上沼垂支所から上沼垂運転区へ組織変更ならびに改称したと同時に実施された国鉄最後のダイヤ改正で、分社化時のJR各社の車両運用や供給を考慮した車両転配ならびに日本海縦貫線に関係する特急車両配置基地の見直しを行った結果、青森運転所・秋田運転区・勝田電車区・向日町運転所・金沢運転所からの転入により72両が配置され、主に日本海縦貫線での広域運用を担当した。 かつてはATS-P搭載編成も配置され、首都圏ならびにJRグループ各社へ乗入れる波動運用も多かったが、老朽化・E653系への置換え・新幹線開業に伴う運用縮小が行われ、2015年3月14日に実施された北陸新幹線金沢延伸開業に伴うダイヤ改正以降の定期列車充当は新潟 - えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン糸魚川間に新設された快速列車1往復 のみで、2016年3月26日ダイヤ改正で「白鳥」が廃止されたため残存する本系列唯一の定期運用となった。2017年3月4日ダイヤ改正で当該列車が廃止され、改正前日の同月3日を最後に本系列すべての定期運用が終了、同年4月までに廃車となった。 その後はジョイフルトレイン「きらきらうえつ」のみの配置となったが、2020年3月に廃車となり本系列の配置車両が消滅した。 なお、本センター配置車両は全般検査を秋田総合車両センターで実施していたほか、以下の編成が組成されていた。 上沼垂色T13編成 国鉄色T18編成 T編成 当初はサロ481形組込の9両編成×8本にT1 - T8の編成番号を付番。1988年から施工されたグレードアップ改造に併せて上沼垂色塗装へ変更した。 6両編成は「いなほ」運用のうち青森担当分が1996年に、南秋田担当分が1997年に本センターへ移管。さらに「ひたち」運用終了により勝田からも余剰車の一部が転入。1999年にはMM'ユニット1組カットした4両編成×3本のT21 - T23編成も組成され、6両編成はT11 - 20編成の10本となった。一方で9両編成はT1 - T5編成にまで減少し2001年の運用終了により消滅。4・6両編成も含め老朽車の廃車ならびに後述する3000番台R編成への改造などが行われていたことから、1000番台を主とした組成変更を実施し以下の編成番号に整理された。 クロハ481形組込6両編成:T11 - T18 波動輸送対応用6両モノクラス編成:T19 「みのり」ならびに酒田発着「いなほ」2往復充当用4両モノクラス編成:T21・T22 2005年までにT19編成が勝田車両センターへ、クハ481-333・1507を除いたT21編成ならびにT22編成が長野総合車両センターへ転出したため以降はT11 - T18編成が後述のR編成と共通運用で充当された。 E653系への置換え余剰により2013年度はT11・14・17編成、2014年度は上期にT12・15・16編成が、下期にはT13編成が12月27日付で廃車となり上沼垂色塗装車は全廃となった。 最後まで残存したT18編成は元青森運転所A12編成でATS-Pならびに車内減光装置を搭載。2000年転入後の2001年に上沼垂色塗装が施されたが、K1・K2編成と共通予備であることから2008年6月に国鉄色へ塗装変更。各支社間貸出や首都圏乗入のためデジタル無線機を搭載する。2015年3月のダイヤ改正で定期運用を、同年5月30日に運行された「ありがとう485系国鉄色号」ですべての運用を終了。青森方先頭車に組成されていたクハ481-1508は同年7月10日付で廃車され、同月12日にトレーラーで新潟市新津鉄道資料館へ搬入された。残りの5両は同年8月10日にEF64形・EF81形電気機関車牽引で秋田総合車両センターへ配給回送され、同月12日付で廃車された。 3000番台R26編成 R編成 リニューアル改造の3000番台車による編成。1997年に「はくたか」用サロ481形組込9両編成×2本のR1・R2編成として落成後、2000年からは6両T編成や秋田・青森からの転入車も改造されこれらは6両のR21 - R25編成となった。 2005年3月1日改正でR1・R2編成は681系・683系に運用変更されたため2006年3月に6両編成化を行いR26・R27編成となった。 両編成ともATS-Pを搭載するが、R27編成は本センター所属車で唯一近畿圏乗入にも対応する。 サロ481-3106・3107は保留車となったが2008年10月に廃車。 2005年12月に発生した羽越本線脱線事故当該のR24編成の補完として青森車両センターから転入の4両にR1編成から外れたモハ485・484-3040でR28編成が組成された。 R24編成は捜査終了により2007年3月31日付で廃車。 残存した増結用のモハ485・484-3086は2014年5月30日付廃車。 2015年3月14日ダイヤ改正以降は大幅な運用縮小により余剰が発生。2017年3月4日で定期運用を、同月19日の団体臨時列車ですべての運用を終了。廃車は以下のスケジュールでR21・R25編成は秋田総合車両センターへ、R22・R23・R26 - R28編成は長野総合車両センターへ長岡車両センター所属のEF64形1000番台牽引による配給回送を行い実施された。 R21編成:2015年5月9日秋田へ自走回送 同月10日廃車 R22編成:2015年6月17日長野へ配給回送 同年7月1日廃車 R27編成:2015年7月8日長野へ配給回送 同月10日廃車 R23編成:2015年9月8日長野へ配給回送 同月10日廃車 R25編成:2015年11月26日秋田へ自走回送 同月27日廃車 R26編成:2017年3月13日 - 14日長野へ配給回送 同年4月3日廃車 R28編成:2017年4月4日長野へ配給回送 同月6日廃車 国鉄色K2編成 K編成 2003年4月に快速「ムーンライトえちご」「フェアーウェイ」運用に充当されていた165系の老朽化による置換え目的で転入した元青森運転所旧A10・A11編成である。ATS-Pならびに車内減光装置を搭載するほか、塗装は新製から独自色への変更がなく廃車まで国鉄色が維持された。 6号車がレディースカー(女性専用車両)のためデッキ部がピンク色、座席モケットはエンジ色に変更されているほか、首都圏主要駅のホーム高さにあわせるため乗降用ドアステップを装備する。また2010年度に首都圏内で完全運用が開始されたデジタル列車無線機を搭載する。 予備編成がないために検査・故障などの際はT18編成が充当されたが、T18編成も充当できない場合はR26・R27編成が充当された。 2010年12月4日ダイヤ改正により「ムーンライトえちご」の臨時列車格下げによる運用移管ならびに「フェアーウェイ」廃止。さらには急行「能登」の臨時列車格下げによるJR西日本からの運用移管が行われたため臨時夜行列車を主としながら、T・R編成との共通運用にも充当された。 2014年6月10日付でK2編成が、2015年3月20日付でK1編成が廃車され全廃となった。 サロ489形1050番台 1996年に長野総合車両所より転入。2001年の「雷鳥」運用終了後もVIP仕様で防弾策を施工されていたことから、1051・1052の2両は保留車として配置されていたが、2010年10月に廃車となりJR東日本から489系が全廃となった。 NO.DO.KA 1990年にシルフィードとして落成した3両編成のジョイフルトレイン。2001年に改装され、それまでのグリーン車から普通車扱いとなりNO.DO.KAへ改称。2018年1月廃車。 きらきらうえつ 2001年に落成した4両編成のジョイフルトレイン。2020年3月廃車。 同センター配置車両は、以下の運用・編成変更を実施した。 1986年 - 1996年 当初配置の72両により9両編成×8本が組成され大阪 - 青森間「白鳥」・大阪 - 新潟間「雷鳥」・「北越」・臨時「いなほ」で運用された。 グレードアップ編成1991年 大阪 クハ481形ボンネット車密着連結器交換後 1988年12月から1990年12月にかけてグレードアップ改造が施工され、車体色は後に本センター配置車両の標準色となる通称上沼垂色が塗装された。 工事内容の詳細については#上沼垂運転区所属グレードアップ改造車を参照のこと。 また本改造に際し以下の変更点がある。 各編成で車両の入替を実施。指定席車両はサロ481形を除き200・1000・1500番台で統一し、クハ481形は大阪方は非ボンネット車、新潟方はT7編成の753を除きボンネット車で組成し、前頭の自動連結器は後年に密着連結器へ交換を実施。 サロ481形は従来から配置されていた8両中6両が改造対象となり、残りの2両は長野・松本に配置されていたサロ183-1052・1053が転入。サロ481-98・112への復帰工事を併せて施工して組込んだ。38・104は予備車として編成から除外となり1994年に廃車となった。 工事期間中の予備車確保の観点から1989年4月に勝田より9両編成1本が転入。同年中にMM'ユニット2組とクハ481形2両は勝田へ再転出となったほか、1990年にMM'ユニット1組は廃車、サロ481形は1991年に勝田へ再転出。 1990年 グレードアップ改造後のT1 - T8編成 ← 大阪・青森 新潟 → 編成番号クハ481モハ484モハ485サロ481モハ484モハ485モハ484モハ485クハ481T115051504105101287 21 T22601506114150283 29 T315031507106150165 23 T42611503107150586 102 T5150710781251069251 149 28 T615021020124102466 30 T725810131121011241 138 753 T81504100798101085 27 座席区分指定席自由席 1990年には3両編成のジョイフルトレイン「シルフィード」が配置されたほか、1995年からは大阪滞留編成の間合い運用で「びわこライナー」にも充当された。 1996年 - 2001年 1996年3月30日ダイヤ改正では以下の変更を実施。 青森運転所担当分「いなほ」運用を秋田新幹線工事・開業に関連して本区ならびに南秋田運転所へ移管。クロハ481形組込み6両編成2本が南秋田運転所から転入。 8月30日付で長野総合車両所からサロ489-1051・1052が転入。 1997年3月22日ダイヤ改正では以下の変更を実施。 6両編成 南秋田運転所担当分「いなほ」運用を移管し定期8往復・臨時1往復ならびに「北越」「みのり」それぞれ1往復に充当。 編成本数は2本から10本に増加。増加うちわけは7本が南秋田からの転入、1本が後述する「白鳥」運用移管で余剰となった9両編成1本と転入車から組成。 1998年 上沼垂運転区6両編成 ← 金沢・長野・青森 新潟 → 編成番号クロハ481モハ484モハ485モハ484モハ485クハ481T111009 1085 1061 1029 T121010 1018 1044 1506 T131008 1050 1034 342 T141026 1015 1063 1027 T151027 1039 1075 1043 T161025 1041 1064 1025 T171022 1052 1016 1007 T181011 1043 1084 352 T191018 1045 1036 351 T201023 1083 1502 332 備考 太字書体:グレードアップ改造車 9両編成 「白鳥」運用をJR西日本へ移管し終了となるもの新たに北越急行ほくほく線経由の「はくたか」1往復を担当するとともに出入区を兼ねた「北越」ならびに「雷鳥」3往復に充当。 「はくたか」充当用として3000番台化改造工事を1編成へ施工しR1編成が落成し、検査時の予備としてT5編成はATS-P搭載ならびに全車グレードアップ車へ組成変更を実施。翌1998年には3000番台化改造工事を施工したR2編成が落成したことにより、9両T編成は5本まで減少。さらにT1・T2編成の新潟方クハ481形を除きグレードアップ車となった。このためトータルでは1本減の7編成となった。 1998年 上沼垂運転区9両編成 ← 大阪・金沢 越後湯沢・新潟 → 編成番号クハ481モハ484モハ485サロ481モハ484モハ485モハ484モハ485クハ481T1258107812510691020349 T21507100712410101503333 T3261150410510121506260T415021507114150110241503T515041013112101115051505R13026 3033 3107 3060 3040 3034 R23037 3030 3106 3054 3086 3011 備考 太字書体:グレードアップ改造車 T5・R1・R2編成はATS-P搭載 クハ481-333・349は勝田からの転入車 南秋田からはMcM'ユニット2組4両が転入するもジョイフルトレイン改造前程で幕張電車区(現・幕張車両センター)へ転出。また長野から転入のサロ489形2両はいずれの編成にも組成されない予備車とされた。このほか、クハ481形では南秋田から転入した1005と青森所属の342が、クロハ481形では南秋田との間で1002と1023が車両交換する形で転出入が行われた。 1998年12月以降は通勤ライナー列車への充当など小変更を実施。1999年にはT17・T19・T20編成から新潟方MM'ユニット1組をカットした4両編成×3本のT21-T23編成が組成され「いなほ」「みのり」に充当されたほか、E653系に置換えられ余剰となった勝田電車区所属車両のうちMMユニット3組6両とクハ481形4両が転入。状態の悪い車両を置換える玉突き転配が実施された結果、2001年までにMM'ユニットは1000・3000番台に集約。クハ481形ボンネット車は全車廃車となった。 2000年7月にはATS-Pならびに車内減光装置を搭載する青森運転所A12編成が転入した。 2001年 - 2005年 T21編成 クハ481-333 2001年3月3日ダイヤ改正では、大阪 - 新潟間の「雷鳥」が金沢を境に「雷鳥」「北越」に系統分離された。このため「雷鳥」ならびに間合いの「びわこライナー」運用をJR西日本へ移管し終了。余剰となったT1 - T5編成はMM'ユニット1000番台の一部が「北越」増発用として6両編成へ転用、クハ481-349と保留車となっていた753ならびにMM'ユニット1078の4両が「きらきらうえつ」の改造種車とされたほか、以下のモノクラス編成に再組成された車両を除き廃車となった。 2001年 上沼垂運転区モノクラス編成 ← 金沢・長野・青森 新潟 → 編成番号クハ481モハ484モハ485モハ484モハ485クハ481備考T191504 1013 1011 1505 波動輸送用 T211507 1007 333 「みのり」酒田発着「いなほ」2往復充当 T221502 1024 1503 備考 太字書体:グレードアップ改造車 これらの結果クロハ481形6両編成はT11 -T18・R21 - R25編成の13本となった。 ジョイフルトレインは「シルフィード」に普通車格下げ改造を施工し「NO.DO.KA」へリニューアルしたほか、新たに4両編成の「きらきらうえつ」が配置された。 2002年12月にはT21・T22編成が充当される特急「みのり」を快速「くびき野」に格下げした上で運転区間を新井まで短縮したほか、波動用T19編成が勝田電車区へ転出。 2003年には青森運転所から「ムーンライトえちご」用165系置換え用として6両編成×2本が転入、K1・K2編成とした。 2004年10月23日に発生した新潟県中越地震の影響で上越新幹線越後湯沢 - 新潟間が不通になり、10月27日 - 11月28日に新潟から越後線・信越本線経由の北陸新幹線乗り継ぎ臨時快速列車に充当され「みのり」廃止以来長野まで運用された。 2005年:「はくたか」運用終了ならびに羽越本線脱線事故による変更 2005年3月1日ダイヤ改正では、「はくたか」運用を681・683系に置換えたため9両のR1・R2編成は定期運用を終了。両編成は予備車扱いとなり、多客期の「いなほ」運用に充当された。また同年12月25日に発生した羽越本線脱線事故により当該のR24編成が山形県警察から物的捜査資料として証拠物件の保全命令が出され長期使用不能となったことから車両不足が発生。このためR2編成からMM'ユニット1組+サロ481-3106をカットした6両編成とし「くびき野」運用に充当。 2006年3月に以下の変更を実施。 R1・R2編成を6両化しR26・R27編成に再組成。 R24編成の代替として青森運転所からA9編成に組成されていたクロハ481-3020・クハ481-3350とA8編成に組成されていたモハ485・484-3056の4両が転入。R1編成から外されたモハ485・484-3040とR28編成を組成。 余剰となったサロ481-3106・3107は休車、R2編成のモハ485・484-3086は増結用に転用。 2006年5月22日に「くびき野」運用の完全6両化を実施。4両のT21・T22編成は余剰となり、T21編成のクハ481-333・1507が廃車となったが残存の6両は長野総合車両センターに転出。2006年にジョイフルトレイン「彩(いろどり)」へ改造された。 このため定期運用充当車はすべてクロハ481形組込6両編成×15本に統一された。 2006年以降の編成 ← 新宿・金沢・新井・秋田・青森 新潟 → 編成番号クロハ481モハ484モハ485モハ484モハ485クハ481廃車日処遇T111009 1085 1061 1029 2013.10.12 秋T121026 1015 1016 1027 2014.6.28 秋T131025 1041 1064 1025 2014.12.27 秋T141018 1043 1012 352 2013.9.27 秋T151022 1052 1036 1007 2014.7.29 長T161011 1045 1020 351 2014.4.19 秋T171023 1083 1010 332 2014.1.7 長T181029 1082 1074 1508 クハ481-1508:2015.7.10 津他車:2015.8.12 秋K11028 1057 1088 346 2015.3.20 秋K21030 1021 1042 347 2014.6.10 長R213024 3070 3037 3018 2015.5.10 秋R223004 3066 3065 3348 2015.7.1 長R233027 3039 3075 3043 2015.9.10 長R243010 3018 3044 3506 2007.3.31 総R253008 3050 3034 3342 2015.11.27 秋R263026 3060 3033 3034 2017.4.3 長R273037 3054 3030 3011 2015.7.10 長R283020 3056 3040 3350 2017.4.6 長増結用 3086 2014.5.30 長保留車 サロ481サロ489 サロ481形 2008.10 秋サロ489形 2010.10 秋3106 3107 1051 1052 きらきらうえつクハ484702 モハ484702 モハ485702 クハ485701 2020.3.1 秋NO.DO.KAクハ484701 モハ484701 クモハ485701 2018.1.10 長 備考 太字書体の先頭車:ATS-P搭載 斜体の中間車:グレードアップ改造車 秋:秋田総合車両センターへ回送後に解体 長:長野総合車両センターへ回送後に解体 津:新潟市新津鉄道資料館で保存 総:JR東日本総合研修所で保管 R26・R27・T18・K1・K2編成は車内減光装置搭載 2010年12月4日ダイヤ改正 東北新幹線八戸 - 新青森間延伸開業に伴い青森まで運転されていた「いなほ」の秋田以北を「つがる」に分離。これによりT・R編成は以下の定期運用を担当。 特急「いなほ」:新潟 - 酒田・秋田 特急「北越」:新潟 - 金沢 快速「くびき野」:新潟 - 新井 快速「らくらくトレイン信越」「おはよう信越」:新潟 - 直江津 普通列車:直江津 - 新井 K編成が充当されていた「ムーンライトえちご」の臨時列車格下げならびに「フェアーウェイ」廃止により、運用は首都圏配置の183系電車に移管 された。同編成は定期夜行急行「能登」の臨時列車格下げにより同運用をJR西日本金沢総合車両所から移管。共通運用を組む「ホームライナー鴻巣3号・古河3号」・「北越3号・8号(「能登」運転日のみ)」にも充当された。 2012年3月17日ダイヤ改正 K編成運用で以下の変更を実施。 「能登」:廃止 「ホームライナー鴻巣3号・古河3号」:大宮総合車両センター配置185系電車に運用移管 「ムーンライトえちご」:臨時列車のまま当センターに運用再移管 「ムーンライトえちご」は2014年4月4日 - 5月3日に「えちご春の夜空」として運転されたが、5月23日発表の夏期増発列車に関するプレスリリースでは運転が記載されておらず、同列車はこれ以降の運転設定がない状態となった。K編成は2015年3月までに全車廃車。 2014年3月14日ダイヤ改正 2013年9月28日より「いなほ」にE653系が順次投入され、本改正時点では酒田までの2往復に減少し、同年7月11日に置換えが完了した。同時に「らくらくトレイン信越」もE653系への置換えを実施し、羽越本線での定期運用が終了。 2015年3月14日ダイヤ改正 北陸新幹線金沢開業により上述運用はすべて終了。定期運用はR編成のみとなり以下の列車に充当となる。 快速:新潟 - 糸魚川 T編成は同年5月30日に運転された団体臨時列車「ありがとう485系国鉄色号」ですべての運用を終了。 2017年3月4日ダイヤ改正 改正前日の同月3日を最後に定期運用を終了。同月19日にR28編成を充当した団体臨時列車「ありがとう485系信越の旅!」でジョイフルトレインを除いたすべての運用が終了した。 2018年1月 同月7日に「NO.DO.KA」が運行を終了。同月10日付で自力走行による新宿経由で長野総合車両センターへ回送 ならびに廃車。 2019年9月 - 2020年3月 「きらきらうえつ」が、同年10月にHB-E300系で新造した「海里(KAIRI)」への置換えによる運行開始予定に伴い、同年9月29日で定期運行を終了。同年12月15日に運転された旅行商品専用列車「きらきらうえつ美食旅」をもってすべての営業運転が終了。2020年3月1日付で廃車。 新潟車両センター所属車 T11編成 T12編成 T13編成 T14編成 T17編成 T18編成 R21編成 R25編成 R26編成 R27編成 R28編成 K2編成
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