R編成とは? わかりやすく解説

R編成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 01:34 UTC 版)

新幹線0系電車」の記事における「R編成」の解説

1988年に「ウエストひかり」の運行スタート。このときの車両は、R15・R2・R3R1編成主体にR51 - R54編成誕生詳細後述1990年2月23日付でJR東海から先頭車2両(21-127・22-127。元H80編成)が移籍しR20編成先頭車置き換えたが、0系会社間転配は後にも先にもこの時のみである。 R2・R24編成デッドスペースとなっていたビュフェ部分客室一部を「こどもサロン」と称するプレイルーム改造し、多客時に全席指定の「ファミリーひかり」として運行していた。しかし2002年最後にファミリーひかりとしての営業運転終了したその後もこどもサロン撤去した上で通常のこだま 運用充当されたが、R2編成2004年6月7日付けで、R24編成同年10月29日付けそれぞれ廃車となった。なお、1998年 - 1999年にはNINTENDO64ゲームソフトバンジョーとカズーイの大冒険』とのタイアップで、側面に同ゲームキャラクターラッピング施した状態で運行された。 この他1991年から1997年まで「シャトルひかり」と称する「ひかり」使われことがある。 R編成は6両と短いため、先頭車収められている非常用連結器営業運転使われ事例もあった。「ウエストひかり」のうち、R51編成初代)12化されずに6両のまま残され1日1往復のみ運転されていた。超多客時には輸送力増強のため、東京先頭車22-3901(16-133を先頭車化改造)に連結器強化改造(R51編成博多先頭車21-7001も同様に改造)を施したR23編成博多方に連結していた。12両として運転する際には、R23編成自由席、R51編成指定席として扱われた。当時大型時刻表編成表には「こだま型6両編成併結する日があります」という表記があった。 1997年からは内装の変更が行われ、座席回転可能になるなどの変更がある。 山陽区「こだま」主力として運用されたが、2002年以降100系V編成改造して組成した6両K編成置き換えられる形で運用から順次離脱していく。最後まで残ったR編成は、3列席回転できる5030・7030番台構成されており、塗色は「ウエストひかり」色に3列席回転ピクトグラムが貼られていた。2005年3月山陽新幹線開業30周年記念「ひかり」号での運転(R10・R18編成)を最後に撤退した(#山陽新幹線博多開業30周年記念「ひかり」参照)。R10編成2005年8月19日に、R18編成岡山運転所における乗務員訓練用として残っていたが2006年2月27日廃車された。 アコモ改善 かつてNH編成について行われたメニューとほぼ同様だが、自由席指定席区別無く実施された。 座席回転を可能とし、リクライニング角度拡大、さらにシートピッチ拡大940 mm→980 mm)や内装化粧板交換や床仕上げ材の変更便所・洗面所リニューアルなどを実施する。このときは種車の旧番号ごとにそれぞれ0番台3030番台1000番台5030番台2000番台→7030番台改番した。 アコモ改善施され車両は、車両塗装が「ウエストひかり」と同様のものに改められ客用扉横に専用ピクトグラム貼り付けられた。 なお、これらの改良の際に0・1000番台からの改造車座席交換同時にシートピッチ拡大したため、窓とシート位置がずれていた。

※この「R編成」の解説は、「新幹線0系電車」の解説の一部です。
「R編成」を含む「新幹線0系電車」の記事については、「新幹線0系電車」の概要を参照ください。

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