車両塗装
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一般路線車は、1975年以降に採用された旧塗装の車両が多い。やや灰色がかった白色にワインレッド色の帯を巻く(車両によってはラッピングに合わせ、帯色を異なる色にしている)。1997年に動輪形の社紋から「Nishitetsu」ロゴに変更したことでデザインが若干変更されている。 西鉄創業100周年記念事業の一環として、2008年6月以降の一般路線バスの新車は「スマートループ (SMART LOOP) 」と呼ばれる新塗装への変更を進めている。側面塗装は白地に前方から「環境性」(Terra-consious) を表す緑色、「安全性」(Safety) を表す青色、「快適性」(Amenity) を表すベージュ色、「対話性」(Relationship) を表すピンク色、「機動性」(Mobility) を表すオレンジ色の5色の縦縞模様で、前方の帯ほど太くなっている。前面・後部は白地に緑色・青色・ベージュ色の縦縞である。それ以前の導入車両にも塗り替えられたものがある。 新塗装車は、車体後方の乗車口および前方の降車口に漢字・英語・ハングルで「入口」「出口」の多言語表記がされている。旧塗装車の一部にもこのような表記のステッカーが貼られているが、早良営業所所属の試験塗装車 は日本語表記のみである。また新塗装で製造された日産ディーゼル製の車両は、後部にハイマウントストップランプを設置しているほか、車内についても「動くリビングルーム」をコンセプトに座席の色や形状の改良、照明の配置変更がされている。これらリニューアル事業における内外装のデザインは、福岡市のデザイナー集団「ダーウィンLLP」の松岡恭子らがプロジェクトメンバーとして関わっている。 新塗装の新車は2008年6月9日から営業運行を開始した。今後10年をかけて、グループ内に在籍する在来塗装の一般路線車を、新塗装の車両に順次置き換える予定としている。 2013年に運行開始した「渡辺通幹線バス」には「スマートループ」の5色の縦縞模様をすべてピンクにした専用車両が投入された。 北九州市内の電車代替路線([1]系統:砂津 - 小倉駅前 - 大蔵 - 黒崎バスセンター - 折尾駅間)では白地に明るい青緑色の塗装(電車代替色)の専用車両が使用され、スマートループ色導入後は専用色での導入は見られなくなっているが、現在でも専用色のバスが多数運行されている。ただし電車代替色の車両でも、運用の都合などにより他路線で運行されることもある。またかつては、市内急行用や空港連絡・高速バスでも路線ごとに専用塗装を採用していることが多かった。 側面や後方の社名表記は本社直轄は「にしてつ(VI導入前は斜字ではない「NNR にしてつ」表記)」、子会社はそれに加え側面後部に黒文字(北九州のみ青文字または青紫文字)で「西鉄バス○○」の表記がある。2世代前の塗色および分社化前の貸切バスには英文社名と当時の西鉄の表記「Nishi Nippon RR CO 西テツ(末期は西鉄表記)」が記載されていた。主要なバス営業所やバスターミナルの表記は「西鉄バス」「西テツバス」と分かれていた。 子会社の車両は、当初は各社が独自の塗装を行ってきたが、現在ではバス車両後部に書かれている社名表記が各社の社名になっている点と、コーポレートアイデンティティ (CI) ロゴが西鉄本社とわずかに違う点でしか見分けがつかないようになった。また、子会社が受託するコミュニティバスの独自塗装も存在する。 かつて急行・快速便車両には専用塗装が施されていた。一般路線車をベースにしたタイプと写真のようなトップドア車がそれぞれ存在した。一般路線車ベースの車両でもフロントバンパーの違いや着席定員を増やした座席配置、ハイバックシートを搭載するなど、車内設備にも相違が見られた。一般路線色とは異なり、アイボリーに赤と濃い青のラインが入ったもので1990年代前半まで導入されていた。1990年代以降は塗装変更で一般路線塗装になったものもあった。この塗装は赤間急行福岡線用の車両で2012年まで見られた。 北九州市の電車代替バス。特定の路線に対する専用カラーは西鉄でも少ない。 1950年代から1975年頃までの一般路線バスの塗装を復刻した車両。2018年に西鉄グループ創立110周年を記念して期間限定で運行される。 企業広告フルラッピング車の例。福岡都市圏のフルラッピング車は車両前面に広告ラッピングは施さないが、前面の縦帯が広告に合わせた色になっている。 急行便の専用塗装。赤間(急行)福岡線の車両
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車両塗装
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名称は一般的に呼ばれているものであり、正式なものではない。一部にラッピングのものも含まれる。
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車両塗装
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「南海11000系電車」の記事における「車両塗装」の解説
本形式は落成後、短期間に塗装変更を実施している。 この節では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。 1999年(平成11年):31000系デビューに合わせ、白地に赤帯の新塗装(■■)に塗り替え。 2016年(平成28年):白地に赤帯と金帯のグラデーションが施された泉北ライナーラッピング(■■■)を貼り付け。 2017年(平成29年)1月:泉北ライナー運用一時撤退に伴い専用ラッピングを剥離し、従来の新塗装(■■)に復元。 8月:泉北ライナー増発による運用復帰とともに、泉北12000系に準じた金色ベースの2代目ラッピング(■■■)を貼り付け。 2018年(平成30年)1月:30000系の検査入場によるりんかん運用充当に伴いラッピングを剥離し、従来の新塗装(■■)に復元。 2月:30001編成の営業運転復帰による泉北ライナー運用復帰に伴い、金色ベースの3代目ラッピング(■■■)を貼り付け。 以降、毎年1月から2月にかけてラッピングを剥離し「りんかん」の代走を行い、検査終了後はラッピングを貼り付け「泉北ライナー」の運用に復帰している。 登場時の塗装(社章・「NANKAI」文字はロゴ制定前のもの) 新塗装 泉北ライナー初代ラッピング 泉北ライナー2代目ラッピング 泉北ライナー3代目ラッピング
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車両塗装
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この節では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。(Template:色) 101系と同様に、103系では車両塗色にラインカラーが制定されて用いられ、JR発足後の現在でも使用されている。国鉄時代に定められた各路線の塗装は以下の5色と地下鉄乗入用車両の各専用色3色(それぞれの項で解説)の計8色であったが、現在では様々な地域色が発生している。なお、塗色の号数呼称は「国鉄車両関係色見本帳」に準拠し、その後の記号は修正マンセル記号である。また、JR設定色は公式な呼称が存在しないため最も一般的な呼称で紹介している。 なお、一部は各路線の塗装として定められた色以外の塗装の車両を組込んだ編成も存在した。この中には、誤乗防止のためにドア上などにステッカーを貼付したものも存在した。 色現在の運用線区〔 〕は所属過去の運用線区〔 〕は所属ウグイス■(黄緑6号 7.5GY6.5/7.8) 山手線〔品川電車区→山手電車区・池袋電車区〕 埼京線・川越線・八高線〔川越電車区→川越車両センター〕 横浜線・根岸線〔東神奈川電車区・蒲田電車区→蒲田電車区〕 大阪環状線〔奈良電車区→吹田総合車両所奈良支所〕 おおさか東線・和歌山線〔奈良電車区→吹田総合車両所奈良支所〕 関西本線(大和路線)・奈良線・桜井線(万葉まほろば線)〔奈良電車区→吹田総合車両所奈良支所〕 スカイブルー■(青22号 3.2B5/8) 山陽本線(和田岬線)〔網干総合車両所〕 阪和線〔日根野電車区→吹田総合車両所日根野支所〕 和歌山線・紀勢本線(きのくに線)〔日根野電車区〕 仙石線〔陸前原ノ町電車区→宮城野電車区〕 京葉線・外房線・東金線〔京葉電車区→京葉車両センター〕 京浜東北線・根岸線・横浜線〔浦和電車区・下十条電車区・蒲田電車区・東神奈川電車区〕横浜線はのちにラインカラーを上記の黄緑6号に変更。 中央西線〔神領電車区〕 東海道本線・山陽本線(JR京都線・JR神戸線 : 京阪神緩行線)〔明石電車区→網干総合車両所・高槻電車区〕 福知山線(JR宝塚線)〔宮原運転所→宮原総合運転所〕201系進出により1998年からカナリアイエローから変更。 播但線(網干総合車両所) 山陽本線・宇野線・伯備線・福塩線・赤穂線〔岡山電車区〕 エメラルドグリーン■(青緑1号 2BG5/8) 常磐線快速・成田線我孫子支線〔松戸電車区→松戸車両センター〕 オレンジバーミリオン■(朱色1号 0.5YR3/8.8) 武蔵野線〔豊田電車区→京葉車両センター〕 中央線快速〔豊田電車区・三鷹電車区〕 青梅線・五日市線〔豊田電車区〕 片町線(学研都市線)〔淀川電車区〕 関西本線(大和路線)〔森ノ宮電車区→吹田総合車両所森ノ宮支所〕 大阪環状線・桜島線(JRゆめ咲線)〔森ノ宮電車区→吹田総合車両所森ノ宮支所〕 カナリアイエロー■(黄5号 2.5Y7.5/8.8) 鶴見線〔中原電車区〕 中央・総武緩行線〔津田沼電車区→習志野電車区・三鷹電車区〕 赤羽線〔池袋電車区〕 南武線〔中原電車区〕 福知山線(JR宝塚線)〔宮原運転所→宮原総合運転所〕 以上5種類は車体すべてを一色で塗装するものである。
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