習志野電車区とは? わかりやすく解説

習志野運輸区

(習志野電車区 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/18 02:05 UTC 版)

旧・習志野電車区
基本情報
所在地 千葉県習志野市谷津6-22-31(習志野電車区)
鉄道事業者 東日本旅客鉄道
帰属組織 首都圏本部
所属略号 千ラシ(廃止時)
最寄駅 津田沼駅
管轄路線 中央・総武緩行線中央本線総武本線
管轄車両 E231系電車
旧称 津田沼電車庫→津田沼電車区
開設 1935年(昭和10年)7月1日 [1]
廃止 2003年(平成15年)12月15日(組織は廃止。車庫設備は存置)[1]
車両基地概要
敷地面積 約7万4,000 m2[1]
留置線本数 24本 [1]
検査線本数 交検線 3本 [1]
洗浄線本数 3本 [1]
車両洗浄機 1基
その他設備 修繕線 2本
引上線 1本
通路線 2本
配置両数 なし
備考 敷地内の旧 習志野運輸区(乗務員基地)は船橋市前原西1-33-1
テンプレートを表示

習志野運輸区(ならしのうんゆく)は、千葉県船橋市にかつて存在した東日本旅客鉄道(JR東日本)千葉支社運転士車掌が所属する組織である。旧・習志野電車区があったため仕業検査・構内業務も行う。2024年3月15日限りで廃止し、現在は津田沼統括センター乗務ユニット。本項では旧習志野電車区についても記述する。

歴史

習志野電車区

習志野電車区(ならしのでんしゃく )は、千葉県習志野市津田沼駅近隣にあった東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地。組織変更前は津田沼電車区の名称を使用していた。敷地の大部分は船橋市前原西1丁目にあるが、管理棟のある習志野市谷津が正式な所在地となる。

2003年12月の配置統合で車両は三鷹電車区に転出、仕業検査などは習志野運輸区に移管されて廃止となり電留線化された。

配置車両の車体に記される略号

千ラシ」…千葉支社を意味する「千」と、習志野を意味する「ラシ」から構成される。津田沼電車区時代の略号は「千ツヌ」で、千葉鉄道管理局と津田沼を意味していた。

配置統合時点の配置車両

209系
  • 500番台の10両編成15本が配置されていた。
E231系
  • 0番台の10両編成21本が配置されていた。

配置統合時点で習志野運輸区所属でないが入庫または疎開した車両 

高崎線所属211系 A27編成・A28編成・A30編成 廃車の前に疎開として入庫した。これらは公開イベントにおいて乗車イベントが行われた。

京葉線所属201系 ケヨ51編成・K1編成 205系 ケヨ8編成

幕張車両センター所属E257系 NB15編成 NB17編成

中野電車区所属301系 K4編成 廃車間近で保留扱いされ、疎開として入庫している。

統合以前の配置車両

72系電車
101系電車
  • 1988年まで配置されていたが、山手線などから転入した103系に置き換えられて廃車となった。一部の車両は秩父鉄道に譲渡されている。
103系電車
  • 1979年から2001年まで配置。他線区からの転入車の割合が多かった。101系置換完了から209系投入開始までの中央・総武緩行線では、三鷹が201系・205系、習志野が103系という分担となっていた。また1986年の京葉線開業から1990年の京葉電車区開設まで、同線用の青22号の103系も配置されていたが、対応工事を施した中央・総武緩行線用の編成が代走することもあった。
113系電車
165系電車
183系電車
  • 上述の外房線電化完成によるダイヤ改正で運行開始した房総特急用車両のうち、早期落成車は津田沼電車区に新製配置され、乗務員訓練に使用された。幕張区開設により転出した。

関連項目

脚注

  1. ^ a b c d e f 交友社「鉄道ファン」2006年1月号特集「短絡線ミステリー8」p.54。
  2. ^ 鉄道ピクトリアル』第590号、鉄道図書刊行会、1994年5月、18頁・51頁。 
  3. ^ 鉄道ジャーナル』第21巻第8号、鉄道ジャーナル社、1987年7月、85頁。 
  4. ^ 「一日も早い信頼回復へ"総力戦"」『交通新聞』交通新聞社、1989年11月9日、2面。
  5. ^ 「日刊動労千葉」2006年7月7日[出典無効]
  6. ^ 「日刊動労千葉」2006年12月25日[出典無効]

習志野電車区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 01:32 UTC 版)

習志野運輸区」の記事における「習志野電車区」の解説

習志野電車区(ならしのでんしゃく )は、千葉県船橋市津田沼駅近隣にあった東日本旅客鉄道JR東日本)の車両基地組織変更前は津田沼電車区の名称を使用していた。 2003年12月配置統合車両三鷹電車区転出仕業検査などは習志野運輸区移管されて廃止となり電留線化された。

※この「習志野電車区」の解説は、「習志野運輸区」の解説の一部です。
「習志野電車区」を含む「習志野運輸区」の記事については、「習志野運輸区」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「習志野電車区」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「習志野電車区」の関連用語

習志野電車区のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



習志野電車区のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの習志野運輸区 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの習志野運輸区 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS