車両外観
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「新幹線E5系・H5系電車」の記事における「車両外観」の解説
車体は、アルミニウム合金による中空トラス断面のダブルスキン構造を採用した。トンネル微気圧波を低減するため、車体高をE954形 (FASTECH 360 S) と同じく3,650mmとし、車体幅は3,350mmとした。車体傾斜を考慮して、車体側面を内傾させている。 先頭車の先頭形状は、E954形8号車の「アローライン」を基にした「ダブルカスプ」形とし、トンネル微気圧波の低減を図っている。また、ノーズの長さをE954形の16mから、約15mに短縮しており、先端部分には、連結器を収納した開閉式の連結器カバーと下部にスノープラウが装備されている。新函館北斗方の先頭車である10号車は、他形式と併結運転を行うために電気連結器付き密着連結器と自動開閉カバーが装備されている。キャノピー状となった運転台の上部に前照灯(4連)と尾灯を備えており、前面にワイパーが2本装備されているが、その内の1本は非常用であり通常は使用されない。運転台後部から乗務員扉の間には機器室を設置したため、その間は長い通路となっている。量産先行車であるU1編成ではN700系と同じように、両先頭車(1号車と10号車)の運転台側の乗務員扉が内開きのプラグドア、客用扉が内プラグドアとなっており、他の車両は客用扉は通常の引き戸となっていたが、量産車であるU2編成以降では客用扉の内プラグドアは廃止され、通常引き戸となっている。 車両側面にはフルカラーLED式行先表示器が設置されている。E3系2000番台に準じており、列車種別・座席種別のほか、途中の停車駅なども表示できる。 車体の色は、未来を感じさせる先進的イメージとスピード感を表現するため、E954形「FASTECH 360 S」を基にし、上部を「常盤グリーン」■、下部を「飛雲ホワイト」■とし、その境目となる中央に「はやてピンク」■の帯としている。先頭車両(1・10号車)には、ハヤブサをモチーフにしたロゴマークが描かれている。 H5系も基本的にE5系を踏襲しているが、帯がライラックやルピナス、ラベンダーなどを想起させる彩香パープル■に変更されている。また、ロゴマークは1、3、5、7、10号車の両側面(1編成10カ所)に配置され、「北海道の雄大さ」と北海道に飛来する「シロハヤブサ」をモチーフにしたJR北海道独自のデザインとなっている。 量産先行車・S11編成(2012年7月8日 北上駅) 量産車と200系の並び(2012年10月21日 新潟新幹線車両センターの一般公開) LED式行先表示器 E5系のロゴマーク H5系のロゴマーク H5系とE5系の比較(2016年4月6日 新函館北斗駅)
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車両外観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 23:53 UTC 版)
車体色は黄色をベースとしブルー(青15号)のストライプを配している。また車体色の黄色はT3編成までのカナリヤ色(黄5号)からより明るく鮮やかなフレッシュイエローとなっている。 先頭部は700系と同様エアロストリーム形となっており、前照灯の下方、車体中央に前方監視カメラが設置されている。また、尾灯がこのカメラの左右に配置されており、営業用の700系では尾灯となっている左右の2灯も前照灯(この灯火のみ、キセノンやHIDライトと呼ばれることもある、白色のディスチャージヘッドランプ)となっている。このため、前照灯は700系の4灯に対し6灯となり、視認性の向上が図られている。 また側引戸が幅広となり、従来車にあった機器搬入口が廃止されたほか、窓数は必要最小限に減らされているため側窓が千鳥配置となっている。
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車両外観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 04:44 UTC 版)
「国鉄EF67形電気機関車」の記事における「車両外観」の解説
車体色として、キハ58系などの急行形気動車に使われる赤11号が採用された。これは広島県の県花であるモミジをイメージしており、「もみじ色」とも呼ばれる。そして、前面にあるステンレス飾り帯は、黄色に塗装されている。 当時の国鉄では、一般に直流機関車では青色(青15号)とクリーム色(クリーム1号)の2色による塗り分け、交流機関車は赤色(赤2号)、交直流機関車はローズピンク色(赤13号)の塗装を施す規定になっていたため、直流機関車である本形式の塗装は異色となっている。 つらら切りの取り付け改造が行われ、運転台前面窓と前照灯の間に備えている。
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車両外観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:44 UTC 版)
前述のように、7次車まで(05系)と8次車以降(05N系)でデザインが大幅に異なっている。しかし、基本的な窓配置は、車外から見て右半分を占める大窓上部に行先表示器があり、その左側に非常扉窓があり、上部に白字で車両番号が表記され、さらに左側に細長い窓があり、上部に運行番号表示器が収められている。尾灯は全車LED式である。 ワイパーは右側の大窓のみに設置されている。連結器は密着連結器である。非常扉はプラグドアを採用し、車外から見て左側にスライドする。電気笛は07系などより音の低いものが使用されている。現在は第04編成を除いて運転席前の大窓に遮光フィルムを貼り付けする。なお、運転台上部には日除けとしてアクリル製の光線ヨケ(遮光パネル)がある。 前述のように、製造年次によって側窓配置が異なっているが、どの編成も側窓の上部と側扉の上部の高さがほぼ揃っている。開閉可能窓はすべて1段下降窓である。 車外放送用スピーカーは5次車までは車体側面に直接取り付けられているが、6次車以降は冷房装置キセに内蔵されている。屋根構造は13次車のみ張り上げ屋根となっている。 連結間にある車両間転落防止幌は、05系では1999年 - 2000年頃に改造で設置したが、05N系では全車が新製時より設置されている。 ラインカラーの帯は前述のように7次車までと05N系で異なっているが、共に側面には腰部に貼られており、側扉及び乗務員室扉にも貼られている。05N系の方が貼り付け位置はやや低く、太い帯(水色帯)の幅がやや広くなっている。7次車までは前面と帯がつながっているが、05N系ではデザイン上前面の帯とはつながっていない。 第30編成(9次車)の側面6 - 10次車はドア間隔が不揃いである(2006年4月30日 西船橋駅 - 原木中山駅間) 5000系・07系を含めた先頭部形状や帯高さの比較(2007年1月27日 深川車両基地)
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車両外観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 04:34 UTC 版)
「国鉄EF81形電気機関車」の記事における「車両外観」の解説
車体は国鉄新型電気機関車の標準形態で、交直機器を収容するため機器室を拡大し、全長は18m級、幅2,900mmの大型車体となった。本形式1両での列車牽引を前提に設計され、重連運転のための総括制御装置は装備せず、また、正面の貫通扉も装備しない。正面窓上部左右に2灯の前照灯、正面下部左右に2灯の標識灯を配し、正面窓直下に飾り帯を配する意匠はEF65形やEF80形などと同一の様式である。外部塗色は交直流車両標準の赤13号(ローズピンク)である。 従来の交流機では屋根上にあった断路器や遮断器、主ヒューズなどの特別高圧機器を室内に収容し、パンタグラフ以外の機器を屋外に露出させない構造としている。これは塩害と氷雪から電気機器を保護するための対策 である。機器配置の関係から、主抵抗器は屋上に設けた大型のカバー内に納められた。パンタグラフは下枠交差式のPS22形で、小型軽量化と耐雪性能を向上している。 他の耐寒装備として、空気ブレーキ関係機器や砂撒き装置などにはヒーターを取りつけ、正面の排障器(スカート)下部にはスノープラウ(雪かき器)を装備する。これら追加装備への対応として車体装備各部の軽量化を図り、運転整備重量は100.8t、軸重16.8tに収めている。これはEF65形に対して約5%の重量増加である。
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車両外観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 01:39 UTC 版)
「ニューヨーク市地下鉄R143形電車」の記事における「車両外観」の解説
ステンレス製18.5 m級の車両で、車体は片側4つの両開きドアを持つ通勤型の仕様。「グラフィティのタグ付け」(いわゆる落書き)を防ぐため、車体側面にはいっさいの飾り帯が貼られていない。前面は黒く塗ることで運転席の窓を大きく見せる視覚的な工夫がなされており、上部には走行路線を表すアルファベットや数字を表すLED式の表示器が、下部には衝突事故で衝撃を軽減することを期待してアンチクライマーが装備されている。 連結器は電気連結器付き密着連結器を採用している。
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