ビュフェとは? わかりやすく解説

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ビュッフェ【(フランス)buffet】

読み方:びゅっふぇ

《「ブッフェ」とも》

立食用の食卓また、立食形式食事。「—スタイル」「—パーティー

列車劇場内などにある簡易食堂

「ビュッフェ」に似た言葉

ビュッフェ【Bernard Buffet】

読み方:びゅっふぇ

[1928〜1999フランス画家現代人の不安をペシミスティック描き第二次大戦後の具象画を代表する一人とされる

ビュッフェの画像
アトリエの前で/Timob[CC BY-SA 3.0]/http://bit.ly/2ZBWzTW
ビュッフェの画像
ノートルダム寺院1988)/撮影Irinahttp://bit.ly/2ZKEzH6
ビュッフェの画像
酒飲み1948)/撮影・Yann Caradec[CC BY-SA 2.0]/http://bit.ly/2ZGxcjE
ビュッフェの画像
服を脱いだ女性三人の女性(1965)/撮影・Yann Caradec[CC BY-SA 2.0]/http://bit.ly/2ZFYYwC

ビュフェ

名前 Buffet

ビュッフェ

(ビュフェ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 23:07 UTC 版)

ビュッフェ

ビュッフェ(buffet)とはフランス語立食形式での食事の意[1]。日本語へのカナ転写では旧来よりブッフェ、もしくはビュフェなどとも表記される。

ビュッフェはフランス語ではもともと「飾り棚」を意味し、飾り棚に料理を並べて各自が料理を好きに取り分けて立食するスタイルを指した[2][3]。メインテーブルに並べられた料理を各自が取り分ける立食形式の食事を「ビュッフェ」と呼ぶ[1]。さらに客側がセルフサービスで料理を自由に皿に取り分けるスタイルそのものをビュッフェと称することもあり[4]、その場合には立食形式のほかシッティング・ビュッフェ(元卓の料理をセルフサービスで取り分け自分のテーブルで着席して飲食する形式)を含む[4][5]

国際儀礼では立食形式のパーティが「レセプション」として開催されることがある[6]

特徴

ビュッフェスタイルでは料理が並べられたビュッフェテーブル(ビュッフェボード)に自由に移動して自らが食べる分だけ皿に取り分ける。来客者が全員着席して給仕人が料理をそれぞれに運ぶ形式のランチやディナーに比べるとインフォーマルな形式とされる[4]

ビュッフェスタイルは国際儀礼などでも用いられる形式であるが[4]、マナーとして次のようなものがある[4][7]

  • コース料理と同様に前菜、メイン、デザートの順に何回かに分けて料理をとる[1][4]
  • 立食形式では皿やグラスなどを一度に持ちすぎず、両手にお皿を持って歩かない[4][7]
  • 一般的に冷たい料理から温かい料理へと皿は並べられており、冷たい料理と温かい料理は混ざらないよう別の皿を使う[1][4][7]。またソースが混ざりそうな料理も一つの皿に組み合わせない[7]
  • メインテーブルにセットされている料理を取り分けるときは時計回りに取る[7]
  • 次の料理をとるときは一度使った皿は再度使わず新しい皿に取り替えてから料理を取る[4][7](ビュッフェ形式では使った皿の枚数が多いほどマナーが良いという考え方がある[4])。

ビュッフェ・サービス

ビュッフェ・サービスとは、テーブルセッティングなどはサービス・スタッフが行うが、料理は客が自分の好きなものをビュッフェボードで自由に取り分けて客席に戻るサービス方法[8]アメリカヨーロッパのホテルでは高級化されたビュッフェ・レストランが増加しているといわれ、日本のホテルではレストランでの朝食サービスなどに採用されている[8]

飲食店など商業目的で導入されるビュッフェ・サービス(バイキング形式)については「食べ放題」も参照。

脚注

  1. ^ a b c d ビュッフェパーティーNGと正しいルール”. all about. p. 1. 2017年1月13日閲覧。
  2. ^ ホテル観光用語辞典(ビュッフェ)”. 日本ホテルスクール. 2017年1月13日閲覧。
  3. ^ バイキング・ビュッフェ・ブッフェガイド”. ぐるなび. 2017年1月15日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j 国際儀礼の基本講座 〜その12〜”. 外務省. 2017年1月13日閲覧。
  5. ^ ホテル観光用語辞典(シッティング・ビュッフェ)”. 日本ホテルスクール. 2017年1月13日閲覧。
  6. ^ レセプションとはどのような行事ですか?”. 外務省. 2017年1月14日閲覧。
  7. ^ a b c d e f ビュッフェパーティーNGと正しいルール”. all about. p. 2. 2017年1月13日閲覧。
  8. ^ a b ホテル観光用語辞典(ビュッフェ・サービス)”. 日本ホテルスクール. 2017年1月13日閲覧。

関連項目


ビュフェ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 17:32 UTC 版)

食堂車」の記事における「ビュフェ」の解説

ビュフェでは基本的に半分程度簡易食堂であり、もう半分一般座席配置した客室であるが、例外としてオシ16では全室がビュフェのスペースである。 食堂内にカウンターテーブルがあり、カウンター内部電子レンジ冷蔵ケースなどの簡易な調理設備設置している。カウンター向かい側窓際には進行方向と平行にテーブル設置している。調理設備少ないためメニュー軽食限られ飲食スペース狭く立食スタイル一般的で、カウンター椅子すらない場合もあり、カウンター席があってもその数は少ない。 1958年登場した国鉄初の電車特急「こだま」では、試作要素もあったために当初は半室食堂車のビュフェ(モハシ20150形)とされた。このコンセプト1960年6月153系急行形電車運行開始した東京 - 大阪間の急行「なにわ」「せっつ」用に製造されたサハシ153形引き継がれ以後のサハシ165169形・451455形および新幹線3537形にも踏襲された。2020年時点では、JR九州の「36ぷらす3」が本構造踏襲する一方客車では1960年代までは半室食堂車存在しており主に地方都市間の準急急行列車連結された。ただし、ビュフェと異なり上述する全室食堂車調理室ならび食堂設備縮小して残り半分客室とする車内構造である。 上述ビュフェ車製造開始された当初1等車含めて急行形車両冷房化以前であったが、ビュフェ内部冷房完備していたことや調理電化されていたために、自車給電用に40kVA電動発電機MG)が搭載された。このため夏季には軽食購入し涼む利用客で賑わった。普通車冷房化際し一部車両冷房電源供給兼ねて出力を110kVAMGに換装されたためにビュフェが営業休止措置となった以降編成から抜くことが難しく1980年代前半までは編成組み込まれたままの列車多く見られた。車両廃車後も、これらのMG国鉄分割民営化直前投入され新車改造車121系など)に流用されている。

※この「ビュフェ」の解説は、「食堂車」の解説の一部です。
「ビュフェ」を含む「食堂車」の記事については、「食堂車」の概要を参照ください。

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