ビュフェの普通車化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:20 UTC 版)
「JR九州787系電車」の記事における「ビュフェの普通車化」の解説
「リレーつばめ」転用に伴い、座席定員数確保のためサハシ787形のビュフェ部分が普通座席車に改造された(こちらはBM12・15編成にも施工)。形式はサハ787形200番台(元番号+200)に変更されている。 885系の普通車と同一構造の座席を23席設置。ただし885系の革張りではなく、モケット張りである。またこの区画はビュフェ時代のドーム状天井を残したため窓上部の荷物棚がなく、手荷物を足元に置けるように座席の前後の間隔が他の普通席よりも広い(グリーン席と同じ1,200mm)。なお、座席番号1Cは欠番とされた。座席背面部には885系と同様にチケットホルダーが設置されているが、これには「リレーつばめ」編成(7両)にも「有明」編成(6両)にも「TSUBAME」のロゴ刺繍が施されている。定員47名、重量40.6t。撤去されたビュフェのカウンター・楕円テーブル・椅子の一部が九州鉄道記念館の「ミュージアムカフェ 汽車ぽっぽ」 に転用されていた。 高窓や縦長の窓を廃止し、通常の高さの窓に変更。ボックスシート・もとのビュフェ区画部分のドーム状天井・業務用扉・客室乗務員用スペースはそのままとなっている。 なお、改造中は編成ごと入場していた訳ではなく、改造対象のサハシ787形のみを編成から外し、代わりに当時予備車となっていたサハ787-109を組み込んで営業運転に就いていた。
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