立食
立食
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 18:49 UTC 版)
「立ち食い」は、第1義・第2義ともに、辞書によっては「立食(りっしょく)」を同義語に挙げている。この語は「座って食事すること」の意味での「座食/坐食(ざしょく)」の対義語である。 初出は、『朝野新聞』の1882年(明治15年)12月15日刊に見られる一文「造幣局の各官吏は、忘年、新年宴会等に席貸に於て芸妓を招くことを廃止し、洋風の立食に替へらるることになりし趣」。明治時代前期に現われた言葉であり、『漢英対照いろは辞典』(1888年〈明治21年〉)は「立食(たちぐひ)」「立ち食ひ」と同義語とし、『俗語辞海』(1909年〈明治42年〉)も同じ見解を持つ一方、『言海』(1891年〈明治24年〉)と『日本大辞書』(1893年〈明治26年〉)は「パーティーで飲食物を卓上に置いて自由に取って食べる形式」という旨の語意のみを挙げている。 現代日本語においても、「立ち食い」と同義語とするかどうかは辞書によって見解が異なるものの、多くはパーティー形式の立ち食いに限定している。
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