立食いそば店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:18 UTC 版)
かつて旧万代口駅舎時代には立ち食いそば・うどん店が改札内外に出店しており、改札内には新幹線の13・14番線にNREの運営による「新潟庵」が、改札外の旧万代口1階にJR東日本新潟シティクリエイトの運営による「やなぎ庵」、CoCoLo万代地下1階に「手打うどん さぢみ」があった。かつては西口改札前にも前述の「新潟庵」が出店していた。 改札外店舗のうち旧万代口側の2店舗は共に特徴があり、「やなぎ庵」には中華麺とチャーシュー、メンマなどラーメンの具材に、冷した和風のつゆをかけた「冷しラーメン」がある。一方の「さぢみ」は手打ち風(機械打ち)のコシの強いうどんが特徴で、生地は注文の状況に合わせてその場で打ち上げられていた。 ホーム上のそば店は、2009年春までは新幹線の11・12番線を除く全てのホームに出店していたが、新幹線のホーム13.14番線を含め2020年までに順次閉店。 1990年代半ばから2007年まではNREが小嶋屋(新潟県十日町市、十日町小嶋屋)と契約し、同社のブランドによる「NRE雪中庵」を店名としていた。西口改札前の店舗は2000年代前半に新設されたものである。 旧在来線地上ホーム上の店舗のうち、旧4・5番線の店舗だけは当駅で駅弁を販売する三新軒が運営し、特にブランド名は冠していなかった。だが三新軒は2007年末を以って立ち食いそば事業から撤退し、旧4・5番線も一旦閉店。その後他の店舗同様NREの運営となり、店名も同じ「新潟庵」として2008年6月に営業を再開した。その後旧2・3番線、旧4・5番線の店舗は2009年春に閉店し、「いなほ」や「SLばんえつ物語」が発着することもあって島式ホームの中では最後まで残った6・7番線の店舗も、連続立体交差事業進捗に伴って2012年11月に閉店した。高架化後もしばらく旧1番線で新潟庵が営業していたがここも2018年11月に閉店した。11月30日、最後の営業。新幹線ホーム13・14番線のみ残っていたが、こちらも2020年頃に閉店となり、新潟駅から立食いそば店は完全に姿を消した。
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