工事内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/08 09:00 UTC 版)
「鳥羽港防波堤工事公文書改ざん問題」の記事における「工事内容」の解説
事故繰越の対象となった工事は、鳥羽港佐田浜地区の東防波堤の工事である。防波堤はケーソンとよばれる巨大なコンクリートの箱を陸上で製作した後、船に積み込んで海上輸送し、これを捨て石と呼ばれる石で基礎固めした海中に沈めて据え付ける。その後、被覆石と呼ばれる石で足下を固めて、本体には錘となる砂を詰めコンクリートで蓋をして完成する。三重県は、これを(1)ケーソンを製作し、海上輸送して港内の指定部分に仮置きする工事と、(2)基礎捨石を施工した後、仮置きされたケーソンを防波堤の指定の位置に据え付け、被覆石で根固めをする2つの工事に分割して発注した。前者は入札不調があった後の再入札で日立造船株式会社が受注、後者は地元の宮崎建設工業株式会社が受注した。 工事概要項目製作・仮置き基礎・据付公告日 平成21年8月7日 平成21年11月20日 工期 契約の日から平成22年3月30日まで 契約の日から平成22年3月30日まで 予定価格 197,733,900円 46,402,650円 落札金額 197,715,000円 34,802,250円 入札方法 一般競争入札(総合評価) 一般競争入札(総合評価) 工事概要 ケーソン製作 1函ケーソン進水 1函ケーソン仮置 1函止水板製作取付 1式 基礎捨石工 145m3ケーソン据付工 1函 請負者 日立造船株式会社 宮崎建設工業株式会社
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