6両編成化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 09:58 UTC 版)
犬山線と地下鉄鶴舞線の直通運転開始と同時に地下鉄鶴舞線の全列車を4両編成から6両編成に増強することが決定し、100系も全編成が4両編成から6両編成に増強される事となった。各編成に2両ずつ増結される中間車は5次車として増備され、名鉄では初採用となるGTO素子VVVFインバータ制御が導入された。 まず、豊田線で運用されている車両から6両編成化し、犬山線で最混雑列車に使用されていた車両についても3500系の投入で捻出し、6両編成化の上で豊田線に転属した。 1993年(平成5年)8月12日より地下鉄鶴舞線への直通運転を開始した。翌1994年(平成6年)には上小田井駅構内の折り返し設備の完成を受け、4月より直通運転が本格化することになり、名市交3050形3160編成と共に100系6次車として6両編成が1本増備された。この編成は6両ともGTO素子VVVFインバータ制御となり、形式も200系に変更された。 その後は犬山線・豊田線および地下鉄鶴舞線で運用されているが、定期検査時には名古屋本線を走行することがある。また、2000年(平成12年)9月の東海豪雨によって車両不足が発生した際には211Fが4両編成化されて各務原線三柿野駅から名古屋本線豊明駅までの区間で1週間程度運用された。 なお、現在でも稀に平日の朝ラッシュ帯に広見線(犬山 - 新可児間)にて他系列の代走として運用につく時がある。その場合、一部編成の方向幕に「新可児」コマが含まれていないことや、方向幕と自動案内装置が連動してしまう関係で、行先のみ系統板が用いられる。
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