6人の勇士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:11 UTC 版)
「6人の勇士」編に登場する、光明神(アフラ・マズダ)の力を受けた勇士達。ブラック・ストーンを手にし、暗黒神(アーリマン)の力を得たクリスタル・ボーイと同等の力を得るためには彼らを探し出し、集めなくてはならない。コブラの持つシルバー・ストーンの導きにより彼らが集結した時、コブラとボーイの力の差はなくなり真の戦いが始まる。彼らと握手すると、握手した二人の手が光り輝く。 ゴクウ コブラが最初に出会った「6人の勇士」。悪事を働いていたため3年間光明神アフラ・マズダの神殿に囚われていたが、レディと入れ替わりコブラに戻されそうになるも脱出。その後クリスタル・ボーイ傘下の部隊に村人や仲間、恋人のミンミンを殺された。コブラの仲間になろうとしてコブラに断られたが、コブラがゴクウは料理を作れると考えてゴクウを仲間にする(この時手を握っておりゴクウを「6人の勇士」の1人として確認した)。 コブラを「兄貴」と言って慕っているが、コブラは「兄貴」と言われるのを嫌っている。 火山地帯の生まれで、耐熱服なしで高温の場所を普通に移動できる。武器は伸縮および柱並みの太さに変更することも自在の如意棒で、普段は爪楊枝以下のサイズにして耳の中にしまっている。また、雲に乗って飛行することもできる。 モチーフは孫悟空。 ホーク コブラが2番目に出会った「6人の勇士」にして幻戦士達の頭。出会った時はベンガル星の支配種族である龍族の生み出した幻影生命体の「幻戦士」だったが、弟分のロックが「人間として」死んだのを機に、自分も人間として死にたいと願うようになる。そしてコブラとの友情に目覚めて本物の人間になり、龍族を倒した。 剣術の達人で、竜巻を起こす技を持つが、地中を潜る敵に対しては無力。 ミスティー コブラが3番目に出会ったダスト星出身の15歳の少女で「6人の勇士」。ダスト星で圧制を強いていたドミンゴ伯爵に対抗するレジスタンスの一員。最初はコブラをドミンゴの手下と見て、ドミンゴの配下の攻撃を回避しながら村に着いたが、村は焼かれて祖父や仲間を失う。コブラに命を救われ、以後共闘する。 お転婆な気性の持ち主で、コブラとのキスを「葉巻くさい」と評し、同じく「6人の勇士」であるドブスンに対しては、キツいことを面と向かって言う。 電気を自在に操る能力の持ち主「電気(エレキ)使い」で、電撃やバリアを展開したり、蝶の形にして周囲に放てる他、翼竜や龍の形にして乗り物代わりにでき、コブラから名前を取った犬を作ったりもした。しかし、電気のないところや自身が絶縁体で覆われてしまうとその能力を発揮できないため、ピンチに陥ったことがある(ドミンゴ伯爵に捕まった時)。 ドブスン コブラが4番目に出会った「6人の勇士」。500隻から成る海賊船団「氷の牙」を率いる、頑固気質の「正統派の宇宙海賊」。武器や麻薬を載せた海賊ギルドの船を沈めていたが、ギルドからの人工生物魔女ゾラに縄張りを荒らされ、コブラと共闘して制した。 コブラとは同じ一匹狼の海賊であり、「6人の勇士」の中で唯一コブラを信用していない。 「氷の牙」の命名由来である、強力な冷気を発生させて周囲の物を凍らせる能力を持つが、力を発揮すると空腹となり、更に消耗すると立ったまま眠ってしまう。 「ギルド」の名を聞くだけで急に周囲の人をどつきたくなるほどのギルド嫌い。 ドブスンと手下(男だけ)はみんな関西弁で話す。 コブラがこれまで共闘した者達の中で、最も大規模な戦力を動員した人物。 第5の勇士がコブラ自身、そして第6の勇士はレディだった。
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