尾張徳川家
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尾張徳川家(おわりとくがわけ)もしくは尾州徳川家(びしゅうとくがわけ)は、徳川将軍家の分家である御三家の筆頭であり、江戸時代には名古屋藩主を世襲し、諸大名の中で最高の格式(家格)を有したが、当主から将軍はでなかった。尾張大納言家、単に尾張家、尾州家とも言った。明治維新後には華族の侯爵家に列した[2]。
- ^ 「紋章・マーク・シンボル」野ばら社。
- ^ 小田部雄次 2006, p. 323.
- ^ 他家へ養子入りした男系子孫までたどると、8代藩主宗勝の子で尾張藩付家老竹腰氏へ養子に入った竹腰勝起を経て高岡藩井上氏、櫛羅藩永井氏へと血統が連なり、永井氏の血統は現在も存続している。
- ^ 斉朝は母方の高祖母が4代吉通の長女信受院であるため、義直の血を引いている。
- ^ もっとも、前述の通り高須松平家でも義直の男系子孫は断絶しており、慶勝の祖父の9代高須藩主松平義和は水戸徳川家出身である。
- ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『尾張藩』 - コトバンク
- ^ 新田完三 1984, p. 619.
- ^ “八ヶ岳高原ヒュッテ”. 八ヶ岳高原ロッジ. 2023年6月7日閲覧。
- ^ a b 小田部 1988, pp. 39–41.
- ^ 薩摩島津家、加賀前田家、長門毛利家、肥後細川家に次ぐ第5位の高禄だった(小田部 1988, p. 39)
- ^ 小田部 (1988, pp. 39–41)。1898(明治31)年当時、尾張徳川家の所得は約11万6千円で、所得番付の12位、華族の中で第7位だった(同)。なお、財務収支の改善は1890年から同家の御相談人となった加藤高明によるところが大きく、それ以前は収支がトントンだったが、加藤によって収支が大幅に改善し、資産が3倍-10倍になった、とされている(小田部 1988, pp. 42–43)。
- ^ 小田部雄次 2006, p. 344.
- ^ 香山 2015, p. 30.
- ^ 香山 2014, pp. 17–18, 28.
- ^ 麻布区富士見町、1932年から豊島区目白(香山 2016, pp. 124–125)
- ^ 香山 2015, pp. 3, 27–28, 30–32.
- ^ 香山 2015, p. 36.
- ^ 香山 2016, p. 121.
- ^ a b 小田部 1988, pp. 209–210.
- ^ 徳川 1963, p. 146.
- ^ 徳川 1963, pp. 110, 146.
- ^ a b 小田部 1988, p. 209.
- ^ 科学朝日 著、科学朝日 編『殿様生物学の系譜』朝日新聞社、1991年、200頁。ISBN 4022595213。
- ^ 中村, 輝子、増田, 芳雄「山口清三郎博士の戦中日記」『人間環境科学』第5巻、帝塚山大学、1996年、89頁、NAID 110000481506。
- ^ 小田部 1988, p. 29.
- ^ 徳川黎明会 (2016b). “公益財団法人徳川黎明会”. 公益財団法人徳川黎明会(総務部). 2016年9月29日閲覧。
- ^ 八雲産業 (2016年). “Tokugawa dormitory トップページ > 徳川ドーミトリーとは”. YAKUMO SANGYO CO.,LTD.. 2016年10月27日閲覧。
- ^ 八雲産業 (2015年). “Tokugawa Village トップページ > 徳川ビレッジとは”. Yakumo Sangyo Co., Ltd.. 2016年10月27日閲覧。
- ^ 小田部 1988, pp. 40–41.
- ^ 八雲産業 2016.
- ^ 徳川黎明会 (4 July 2016). 平成27年度事業報告書 (PDF) (Report). 公益財団法人徳川黎明会. 2016年9月29日閲覧。
- ^ 徳川 1963, p. 148.
- ^ a b c d e f g h 小田部 1988, p. 42.
- ^ a b c d e 香山 2014, pp. 2–3.
- ^ a b 香山 2016, p. 104.
- ^ a b 小田部 1988, pp. 42–43.
- ^ a b 香山 2016, p. 122.
- ^ 香山 2015, p. 27.
- ^ 香山 2014, pp. 2–3, 25.
- ^ a b c d 香山 2015, p. 1.
- ^ a b 香山 2015, p. 33.
- ^ a b 香山 2014, p. 3.
- ^ 香山 2016, p. 103.
尾張家
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「Twelve〜戦国封神伝〜」の記事における「尾張家」の解説
尾張家は、近畿と信濃に挟まれた地域を拠点としていた大名。マサナガの代になり勢力を伸ばし、東は相模、西は九州島原までをマサナガの影響下に置いている。 “魔王”尾張・マサナガ(おわり・‐) 声:秋元羊介。 尾張家の当主にして六天魔軍の将。49歳。大昔に精霊達によって封印された魔神の力を借りて天下統一を進める大名。そのため人々からは魔王と呼ばれている。かつては「うつけ」といわれていた模様。妻であるアヅチヒメを亡くしてから変わったとされる。部下にはフジヨシを始めとする六天魔軍がいる。モデルは織田信長。 “猿女”フジヨシ 声:沢海陽子。 マサナガの部下で、六天魔軍の一人を務める女武将。尾張家の筆頭家老でもある。猿の面を常に付けている。もともとはマサナガの草履取りで、そこから手柄を立て出世していった。マサナガのためにありとあらゆる手段をとる。猿の面は「この顔では武将に見えない」とのことでマサナガから貰ったもの。モデルは豊臣秀吉。名前は秀吉が成人した時の名前である木下「藤吉」郎から。 “察知”ミナル 声:高森奈緒。 フジヨシの部下で軍師見習いの少女。15歳。計算的で冷静沈着な性格であるが、予想外の展開になると自分を見失いがちになる。ユキの夫ゴエモンの処刑を命じた人物。モデルは石田三成。 “鬼”タケマス 声:鈴木正和。 ミナルの従者にして後見人の武将。ミナルに拾われたため、忠誠はまずミナルに向けられる。モデルは島左近勝猛。 “聞き耳”/“シメオン”ナカエ 声:田中敦子。 フジヨシに誘われてマサナガ軍に入り軍師として活躍する長寿族の女性。後にエグザビアによって二つ名を“シメオン”に変える(シメオンとは「聞く」の意味)。穏やかかつ理知的な物腰でフジヨシを補佐するが、病魔に蝕まれ余命幾ばくもないため軍師の座をミナルに譲る。フジヨシに「必ずや天下を」と言い残し亡くなるが、後に線糸の真神器の使い手として呼び戻される。モデルは竹中重治。 “道化”ランマル 声:加瀬康之。 たった一人で六天魔軍の一軍を成立させてしまう武将。マサナガとは大亀裂で出会った。攻撃的な性格。嫌味を仰々しく発言し、マサナガとも対等な口振りで会話する点で「宮廷道化師」的なポジションにある。本人曰く「大断裂に封じられていた」。本名はダイゴ、カシンの子供で半精霊。南北朝戦争の首謀者で、帝と敵対している。モデルは森蘭丸および後醍醐天皇。 “赤衣の槍手”リカー 声:鈴木正和。 六天魔軍の一人。51歳。幼少期のムメイの小遣いを管理していた。モデルは前田利家。 “黒衣”セイセイ 声:樫井笙人。 六天魔軍の一人。53歳。キリューをマサナガ軍に招き入れた。幼少期のムメイに馬術を教えていた。イラストでは分からないが三日月型の隠しハゲがあり、それが露見すると逆上する。マサナガが魔神復活事業にフジヨシ一派やランマルばかり登用することに不満を持っている。モデルは佐々成政。 “鬼将”マスカー 声:高瀬右光。 六天魔軍の中では最古参の武将。67歳の鬼族。北の庄城を拠点にしている。幼少期のムメイに剣の稽古をつけていた。マサナガの妹であるシイヒメを嫁に貰っている。モデルは柴田勝家。 “暴走水軍”七曜・キリュー(しちよう・‐) 声:伊丸岡篤。 セイセイに招かれてマサナガ軍入りした、伊勢の武将。47歳。ヤクザか暴走族のような風貌だが、根はしっかりしていて無駄な殺しをしない。自らの根性を発揮することを好む熱い男。モデルは織田家のお抱え水軍として活躍した九鬼嘉隆。 “宣教の拳”エヴァンデル・エグザビア 声:江川大輔。 尾張家の食客。宣教師。WBTヒスパニアジム所属。バスクの弟子で、大神写本所在調査のためバスクに先行して欧州からやってきたが、裏切ってマサナガにつく。モデルはフランシスコ・ザビエル。名前の由来はザビエルのスペル"Xabier"から。 タマヒメ/“恩寵”グロリア 声:浅野るり。 アヅチヒメに拾われ養女として育てられた。血縁関係がないため義父マサナガへの政治的な発言力は希薄である。ティエンとは共に槍を習った親友同士。尾張家に監禁されたティエンが逃げのびたのもタマヒメの手によるものである。物語終盤になってけじめがつき、名をグロリアと改めティエンと相対することになる。モデルは明智光秀の娘の玉こと細川ガラシャ。 “能無し”マリア 声:沢城みゆき。 タマヒメの侍女で、彼女の護衛として銃を背負い戦場を駆け回る忍者。気弱な性格である。主であるタマヒメの奔放ぶりに気苦労が絶えず、タマヒメがグロリアと改名した後もそれまでの癖で『タマヒメさま』と呼んで叱られることもある。
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