佐々成政とは? わかりやすく解説

さっさ‐なりまさ【佐々成政】

読み方:さっさなりまさ

[?〜1588]安土桃山時代武将尾張の人。はじめ織田信長仕え本能寺の変後小牧・長久手の戦豊臣秀吉対抗。のち秀吉仕え肥後熊本城となったが、失政とがめられ切腹


佐々成政

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/22 07:42 UTC 版)

佐々 成政(さっさ なりまさ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将大名佐々成宗(盛政とも)の子[1]。通称は内蔵助。家紋は棕櫚(シュロ)。馬印は金の三階菅笠。鷹司孝子(本理院・徳川家光正室)の外祖父。


注釈

  1. ^ 53説が最も有力視されているが、没年は50歳から73歳説まで諸説あり、そこから逆算した生年になっているので、正確な生年は不詳である。ただし『武家事紀』『武功夜話』には天文11年(1542年)の第一次小豆坂の戦いで戦功を挙げた旨の記述があり、もしもそれが正しければ生年の天文5年(1536年)説・天文8年(1539年)説は考えにくくなる[30]

出典

  1. ^ 花ヶ前 2002, p. 11, 花ヶ前盛明「佐々成政とその時代」.
  2. ^ 花ヶ前 2002, p. 10, 花ヶ前盛明「佐々成政とその時代」.
  3. ^ 花ヶ前 2002, p. 72, 谷口克広「佐々成政とその時代」.
  4. ^ 花ヶ前 2002, p. 16, 花ヶ前盛明「佐々成政とその時代」.
  5. ^ 花ヶ前 2002, p. 17, 花ヶ前盛明「佐々成政とその時代」.
  6. ^ 花ヶ前 2002, p. 74, 谷口克広「佐々成政とその時代」.
  7. ^ 花ヶ前 2002, p. 18, 花ヶ前盛明「佐々成政とその時代」.
  8. ^ 花ヶ前 2002, p. 20, 花ヶ前盛明「佐々成政とその時代」.
  9. ^ 花ヶ前 2002, p. 77, 谷口克広「佐々成政とその時代」.
  10. ^ 『富山県史』通史編Ⅲ 近世上、1980年
  11. ^ 花ヶ前 2002, p. 109, 奥村徹也「佐々成政と柴田勝家」.
  12. ^ 浅野清 編著『佐々成政関係文書』新人物往来社、1994年。 
  13. ^ 花ヶ前 2002, p. 146, 池田こういち「佐々成政の越中支配」.
  14. ^ 木越隆三『織豊期検地と石高の研究』桂書房、2000年。 
  15. ^ 花ヶ前 2002, p. 113, 奥村徹也「佐々成政と柴田勝家」.
  16. ^ 花ヶ前 2002, p. 32, 花ヶ前盛明「佐々成政とその時代」.
  17. ^ a b c 佐伯哲也「天正十二・三年における佐々成政の動向について―新紹介の村上義長と某宗句の書状を中心として―」『富山史壇』第148号、2005年。 
  18. ^ a b c 鈴木景二「佐々成政の浜松行き道筋試案―有沢永貞『雑録追加』所収文書を手がかりに―」『富山史壇』第154号、2008年。 
  19. ^ 遠藤和子『佐々成政』サイマル出版会、1986年。 
  20. ^ 村川浩平『日本近世武家政権論』近代文芸社、2000年、28頁。 
  21. ^ 廣瀬誠『越中の文学と風土』桂書房、1998年、353頁。 
  22. ^ 廣瀬誠「佐々成政の佐良佐良越えに関する諸説をめぐって」『富山史壇』56・57号、1973年。 
  23. ^ 米原寛「佐々成政『ザラザラ超え』考」『富山県立山博物館研究紀要』14号、2007年。 
  24. ^ 遠藤和子『佐々成政 史伝』〈学研Ⅿ文庫〉2002年。 
  25. ^ 服部英雄「検証・佐々成政は本当に厳冬期の針ノ木峠を超えたのか(前・後)」『岳人』595・596号、1997年。 
  26. ^ 服部英雄「佐々成政『ザラ超え』の新事実」『歴史読本』685号、1997年。 
  27. ^ 片桐昭彦 著、上越市史編さん委員会 編『上越市史 通史2 中世』2004年、475頁。 
  28. ^ a b c 花ヶ前 2002, p. 164, 森本繁「佐々成政の肥後支配」.
  29. ^ 浅野清「福智院家文書と佐々成政の没年齢」『歴史研究』357号、1991年。 
  30. ^ 谷口克広『織田信長家臣人名事典』(第2版)吉川弘文館、2010年。 
  31. ^ 浅野清『佐々成政関係資料集成』1990年。 
  32. ^ 浅野清「福智院文書と佐々成政辞世歌」『国文学年次別論文 中世』、学術文庫刊行会、1991年。 
  33. ^ 浅野清「佐々成政辞世歌」『名古屋自由学院短大研究紀要』1994年。 
  34. ^ 廣瀬誠「太田道灌と佐々成政―その辞世歌をめぐって―」『富山史壇』105号、1991年。 
  35. ^ 廣瀬誠『越中の文学と風土』桂書房、1998年、201-202頁。 
  36. ^ 花ヶ前 2002, p. 264, 佐々成政研究会「佐々成政史跡事典」.
  37. ^ 花ヶ前 2002, pp. 201–202, 川口素生「佐々成政逸話・伝説集」.
  38. ^ 花ヶ前 2002, pp. 115–116, 奥村徹也「佐々成政と柴田勝家」.
  39. ^ 花ヶ前 2002, pp. 213–214, 川口素生「佐々成政逸話・伝説集」.
  40. ^ 花ヶ前 2002, p. 37, 花ヶ前盛明「佐々成政とその時代」.
  41. ^ a b 花ヶ前 2002, p. 38, 花ヶ前盛明「佐々成政とその時代」.
  42. ^ 佐々瑞雄. “平成14年5月号 特別寄稿 佐々成政と肥後国衆一揆 ~中世から近世への歴史的転換点~”. 2014年2月8日閲覧。
  43. ^ a b c d 岩本税、島津義昭、水野公寿、柳田快明『新≪トピックスで読む≫熊本の歴史』弦書房、2007年、100-101頁。ISBN 978-4-902116-85-4 
  44. ^ 遠藤和子 1986
  45. ^ a b 松本寿三郎、板楠和子、工藤敬一、猪飼隆明『熊本県の歴史』(第一版第一刷)山川出版社、1999年、150-153頁。ISBN 4-634-32430-X 
  46. ^ 花ヶ前 2002, p. 33, 花ヶ前盛明「佐々成政とその時代」.



佐々成政

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長善寺 (名古屋市)」の記事における「佐々成政」の解説

西春日井郡誌』によれば地域に残る口伝として、長善寺はかつて比良村(現・名古屋市西区比良)にあり、佐々成政の菩提寺であったが、洪水影響現在地移築したという。

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佐々成政

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決戦III」の記事における「佐々成政」の解説

史実では前田利家とともに信長親衛隊として活躍ゲームでは尾張に住む浪人とされる。「村木戦い」で訪ねれば仕官する主な兵種弓足軽鉄砲足軽史実でも鉄砲を得意としていた)と飛び道具を得意とする武将系統は「猛将」。

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佐々成政(さっさ なりまさ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:19 UTC 版)

センゴク」の記事における「佐々成政(さっさ なりまさ)」の解説

通称内蔵助美濃攻略後に新設され母衣衆黒母衣衆筆頭登用された。長篠の戦いでは鉄砲奉行務める。その後は、柴田勝家寄騎として北陸方面侵攻した

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佐々成政(重戦車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 03:52 UTC 版)

婆裟羅2」の記事における「佐々成政(重戦車)」の解説

46歳。父の代から織田家仕え譜代家臣黒母衣衆筆頭エリート意識が高いが、一本気性格涙もろい言葉よりも行動が目立つ肉体派だが、外見とは裏腹に粗野ではない。弁才立たないのでそれをひれひかして馬鹿にする秀吉大嫌いで事あることに反目するが、前田利家とは仲が良いので利家と秀吉仲が良いことを腹を立てている。また赤母衣衆金森長近とも仲が悪い。

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