富栄養とは? わかりやすく解説

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富栄養(ふえいよう)

 海水域などで、窒素、燐などが多くて藻類プランクトンなどが大量に増殖する状況魚介類増殖できなくなる赤潮発生して大きな被害与える。


富栄養化

(富栄養 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/03 15:06 UTC 版)

富栄養化(ふえいようか、英語: eutrophication)とは、湖沼河川などの水域が、貧栄養状態から富栄養状態へと移行する現象を言う。ここで「栄養」とは水中の栄養塩(窒素化合物やリンなど)であり、植物プランクトンにとって水面付近で光合成し繁殖するために必要な栄養のことを指す[1]


  1. ^ 栄養塩濃度が高くとも、日光が届かない状態や、生物が生育できない強酸性などでは植物プランクトンはほとんど生育できない。
  2. ^ 小島貞男「富栄養化対策としての湖水人口循環法―その原理と実績―」『日本水処理生物学会誌』24巻1号p.9-23、1988年
  3. ^ 宮永洋一「貯水池における水理学的富栄養化対策の可能性に関する検討」『水理学会講演論文集』28巻p.297-302、1984年


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