占める

デジタル大辞泉

し・める【占める】

読み方：しめる

［動マ下一］［文］し・む［マ下二］

１ あるもの・場所・位置・地位などを自分のものとする。占有する。「三賞を一人で—・める」「国際経済の中で重要な役割を—・める」「業界トップの座を—・める」「連番で座席を—・める」

２ 全体の中である割合をもつ。「賛成が過半数を—・める」「ビルの八割をテナントが—・める」

３ （「味をしめる」の形で）体験して、うまみを知る。良さを知って、次を期待する。「一度味を—・めたらやめられない」

４ 《自分のものにするところから》食べる。

「すき焼きを—・めたあとで、葱(ねぎ)の湯どおしをあがってごろうじろ」〈魯文・安愚楽鍋〉

５ ある才能・性質などを備える。

「いとあはれと人の思ひぬべきさまを—・め給へる人柄なり」〈源・浮舟〉

ウィキペディア

寡占

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/13 18:31 UTC 版)

寡占（かせん、英: oligopoly）とは、市場の形態の一つで、ある商品やサービスに係る市場が少数の売り手（寡占者、寡占企業）に支配されている状態のこと。少数が1社だけである場合は独占、2社ならば複占という。このような市場では売り手側の参加者は事実上少数なので、寡占企業はそれぞれ、他の寡占企業の動向に影響を与えることができる。なお、買手側が寡占の場合（買手寡占）も存在する。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

占める

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 08:06 UTC 版)

和語の漢字表記

占める（しめる）

1. しめる　参照

Weblio日本語例文用例辞書

「占める」の例文・使い方・用例・文例

• 男子が生徒の55パーセントを占める
• 女性が顧客の大半を占める
• この懐中電灯には電池が６つ必要だを取る，占める
• 国家試験合格者が全体の六割以上を占める
• Xが大きな割合を占める
• その出来事はオレゴン州の歴史の中で重要な位置を占める。
• マロン派はレバノンの人口の約30%を占める。
• 国民総所得（GNI）の16パーセントを占める。
• 日本の養殖真珠は世界の真珠市場の６割を占めるまでになった。
• 日本は、サービスがＧＮＰの５０％以上を占めるサービス経済である。
• 日本のＯＤＡは返済期間３０年、利率２％前後という条件の緩い円借款が大部分を占める。
• 他の物が漁夫の利を占める。
• 慎重は勇気の大半を占める。
• 債権の元利支払コストが予算のかなりの部分を占めるだろう。
• 今の傾向が続くと、今後３０年以内に６５歳以上の人が人口の４分の１を占めることになる。
• 漁夫の利を占めるつもりはない。
• 漁夫の利を占める。
• マーテイン・ルーサー・キング・ジュニアが後に占めることになる歴史上の地位を予測できたものは、当時誰一人としていなかった。
• しかし、アメリカ同様日本も中流階級の平均的収入の人々が圧倒的多数を占める国なので、妻たちはメイドを雇わず、自分で何もかもに励む。
• ギャンブルで味を占めるとなかなか止められない。