つうしん‐からオケ【通信空オケ】
通信カラオケ
通信カラオケとは、インターネットなどの通信回線を利用して音楽データを配信して演奏するカラオケ装置のことである。
通信カラオケにおける音楽データの大半はMIDIデータであり、それを専用サーバーから各カラオケ店に設置してある機器に配信する。配信されたデータを機器が読み込み音源を鳴らしている。音楽演奏としてはMIDIデータをシーケンサーに読み込ませてシンセサイザーなどの音源を鳴らす方法とほぼ同じである。楽曲データさえあればDTMのように自宅でも手軽に通信カラオケを楽しむこともできるため、@niftyのように通信カラオケサービスを提供しているISPもある。
通信カラオケでは、従来用いられていた8トラックのテープやレーザーディスク、ビデオCDのように各カラオケ店および機器が大量のメディアを抱える必要がないため、初期導入費用やランニングコストが抑えることができる。また、必要に応じてリアルタイムに配信できることから、新曲リリースと同時に楽曲配信が可能となっている。
参照リンク
第一興商カラオケ総合情報サイト [ clubdam.com ]
うたスキ・カラオケ・ポケメロ|JOYSOUND.com
@nifty:それゆけ!カラオケ天国
ネットワーク: | ダークネット テレコミュニケーション データ通信 データカード 通信カラオケ 通信 ユニファイドコミュニケーション |
通信カラオケ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/05 06:35 UTC 版)
通信カラオケ(つうしんカラオケ)は、専用回線・電話回線を利用して、専用のサーバから楽曲などを配信し演奏するカラオケシステムおよびその機器である。大半がMIDIデータによる配信である。
- ^ a b 株式会社BMBに関する株式譲渡完了のお知らせ(ブラザー工業株式会社・2010年1月20日)
- ^ a b 合併に関するお知らせ(株式会社エクシング(旧株式会社BMB)・2010年7月1日)
- ^ a b 当社と株式会社BMBとの合併に関するお知らせ(株式会社エクシング・2010年5月10日)
- ^ a b “ブラザー工業が「カラオケUGA」を買収”. 日刊スポーツ新聞社. (2009年9月30日) 2015年4月14日閲覧。
- ^ “業務用カラオケ事業”. 第一興商. 2015年4月14日閲覧。
- ^ “林 三郎 第一興商社長 カラオケで高齢者を元気に”. 週刊ダイヤモンド (2015年5月7日). 2016年9月28日閲覧。
- ^ a b “平成15年(判)第39号 審決” (PDF). 公正取引委員会. p. 3. 2015年4月14日閲覧。
- ^ 当社に勤務する皆様へ カラオケボックス メロ・ワークス 社員・アルバイトブログ
- ^ 『第40期(2004年8月期)中間決算説明会』(PDF)(プレスリリース)有線ブロードネットワークス、2004年4月28日 。2015年4月14日閲覧。
- ^ 連結子会社の株式譲渡に関する基本合意書締結のお知らせ(株式会社USEN・2009年9月30日)
- ^ 株式会社BMBの株式の取得(子会社化)に関する基本合意のお知らせ(ブラザー工業株式会社・2009年9月30日)
- ^ 子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ(株式会社USEN・2009年10月30日)
- ^ 株式会社BMBに関する株式譲渡契約締結のお知らせ(ブラザー工業株式会社・2009年10月30日)
- ^ 2008年3月現在。エクシングの製品案内より
通信カラオケ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:21 UTC 版)
初期の通信カラオケは、音楽音質の悪さと映像のバリエーションが貧弱などクリアしなければならない面もあった。それまでのテープやCD、レーザーディスクを使用した音源はアナログ録音で、基本的にはレコード音源を再現したものに近く音質も同じように高かった。 だが、通信カラオケで使われる音源は、MIDIデータで構成されたデジタルデータであり、カラオケ装置はMIDI再生装置であった。このMIDI再生装置は、基本的には音楽演奏用シンセサイザーであり、演奏を録音した音源の再生とは全く異なる再生形態でプロの演奏とは比較にならなかった。当時の音源の質の悪さは、MIDIデータそのものではなく当時のMIDI再生装置の音色データとその再生技術のレベルの(後年から見れば)完成度の低さから来るものであり、さらに付け加えられた映像バリエーションの少なさと異なる楽曲での使い回しもあり、当初の音声と映像品質は高くはなかった。しかし、通信カラオケによる提供楽曲の多様性と新譜の迅速な配信は単体の音源カラオケ機を大きく凌ぎ、以降は通信カラオケが主流となっていく。 並行してコンピュータの普及によるデジタルサンプリング技術が低価格化一般化するとともに、サンプリングされたPCM音源が安価に利用できるようになった。MIDI再生装置による音源の一つに実際の演奏データをサンプリングしたPCM再生も内蔵されるようになった。プロの音楽制作でもコンピュータが多用されデジタルでのトラック作成が普及すると同時に、カラオケによる再生も低価格化したデジタルの恩恵を受け、プロの環境そのままの再生となった。音楽を作る側も再生側もほとんど同じ音を出す時代になっている。 シンセサイザーによる音色合成は質が悪く、PCMが良いということではない。それらは音色データのバリエーションにすぎない。カラオケ初期の一般的なプロの演奏はカラオケ再生とは全く別物だったため違いが大きかったのである。カラオケ再生技術が進歩したというよりも、進歩したのは一般にデジタルと称される「コンピュータ技術による音楽製作再生環境」であり、デジタルになりプロの製作環境とカラオケ再生が同レベルになったことが、カラオケ再生音質がプロ演奏と遜色なくなった一番の要因である。またMIDIもデジタル環境での基本的かつ重要な役割をずっと担っている。 詳細は「通信カラオケ」を参照
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