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株365のFTSE100証拠金取引の見方

 

FTSE100証拠金取引は、FTSE100指数(FTSE100種総合株価指数)に連動して値動きする銘柄です。そのため、FTSE100指数の値動きや構成銘柄の特徴を知ることでFTSE100証拠金取引の値動きを予測できます。

FTSE100証拠金取引は、イギリスのロンドン証券取引所に上場している銘柄から、時価総額の高い上位100銘柄の平均株価を算出したものです。

2012年9月現在、FTSE100指数に採用されている銘柄は、ボーダフォン、ロールスロイス、バーバリー、ロイター、ユニリーバ、BP、バークレイズ、HSBCなど日本でもよく知られている企業により構成されています。

FTSE100指数の構成銘柄のうち、およそ2割は金融会社や保険会社などで占めています。そのため、自国のイギリスをはじめ、隣国のアイルランドやEU各国、アメリカ合衆国などの金融政策や経済状況に影響を受けやすいとされます。


上の図は、FTSE100指数の値動きを月足ベースでチャートに表示したものです。

1999年12月に6,995ポイントの最高値をつけた後に急落し、その後2007年10月に6,802ポイントまで戻しています。そして、2012年8月末の時点で5,698ポイントで、最高値のおよそ81%の水準まで戻していることになります。ちなみに日経平均株価(日経225)では1989年に38,915円の高値をつけ、2012年8月末の時点で8,839円になっています。最高値からはおよそ22%の水準でしかありません。


上の図は、GBP/USDの値動きを月足ベースでチャートに表示したものです。FTSE100のチャートと比べると、2003年以降はおおよそ同じような値動きであることがわかります。緑色の線が2003年1月になります。

FTSE100証拠金取引の1日の値動きは、前半は東京市場や香港市場などのアジア市場の流れを受けます。その後、ほぼ同じ時間帯で推移しているフランクフルト市場、ユーロネクスト市場などの影響を受けます。後半は、ニューヨーク市場が開くためその影響を受けます。特にニューヨーク市場の影響は大きく、ボラティリティも高くなる傾向にあります。
(2012年09月17日更新)



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