単発・不定期企画
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「ザ!鉄腕!DASH!!」の記事における「単発・不定期企画」の解説
TOKIO VS 100人の刑事 スペシャル版のみの企画で、個人用ビーコンを使用した大規模鬼ごっこを行う。元警視庁マル暴課の刑事・二戸昭吾率いる100人の一般応募で選ばれた刑事が、制限時間内にTOKIOのメンバー全員(第4回のみ長瀬を除く4人)の逮捕を目指す。TOKIOメンバーはビーコンで刑事の接近を察知できるが逃げられる範囲は東京23区内からランダムに選ばれた5区、島の中だけなどと限られている。これまで過去8回戦って2007年10月7日のスペシャルの時点では全てTOKIO側が勝っていたが、2008年9月28日のスペシャルで初の敗北を喫した。 第1・2回の舞台は東京23区内。制限時間内にTOKIO全員を逮捕できれば刑事の勝ち、1人でも逃げ切ればTOKIOの勝ちとなる。第1回は山口達也が、第2回は国分太一が逃げ切りTOKIOの勝利となった。 第3・4・6・7回では上記企画に缶けりの要素を加えたもので、指定された区域内に10-23個設置された缶のうち5個を制限時間内に蹴るルールで行われた。缶が設置されたのは東京23区(第3・4回)、山手線の内側(第6回)、京都市内(第7回)である。移動手段は公共交通機関及び徒歩のみ。タクシーは原則として使用禁止であった。逮捕されたメンバーがいた際、まだ逮捕されていないメンバーが缶を蹴れば逮捕されたメンバーは釈放される。第6回にはジャッキー・チェンがTOKIOの助っ人として登場し、第7回には関ジャニ∞のうち5人が刑事の助っ人として登場した。 第5回の舞台は愛知県三河湾の篠島。TOKIOメンバーは刑事に捕まらないようにこの島を脱出する。TOKIOは1人でも制限時間内にこの島を脱出できれば勝ちとなるが、誰も脱出できずに全員捕まってしまうと負けとなる。結果は国分が造船所の船で島を脱出し、TOKIOの勝利となった。 第8回の舞台は東京。この回では5つのアヒル人形を都内10か所に設置されてある巣に入れる。TOKIOが3つ巣に入れればTOKIOの勝ち、人形を3つ奪われるとTOKIOの負けとなる。なおアヒル人形にはGPS機能が搭載されており、巣から半径300mに近づくと二戸の携帯に居場所が発信される。他の回と違って、この回はTOKIOを捕まえるルールは無い。結果は5つ目のアヒルをとしまえんの巣に戻そうとしたTOKIOの行動を二戸が読みきり、予め隠れていた100人刑事全員に取り囲まれあえなくアヒルを奪われ、初めてTOKIOの負けとなった。なお、この企画から派生した企画も一度だけ放送された(後述)。 しばらく行われていないが、派生企画として「時刻表刑事(下記参照)」「ハートビートスパイ」などがある。また、「5人の芸能人プレイヤーVS市民ポリス」「ビーコンを使用した逃走」「町からの脱出」というフォーマットを利用した企画「エスケーパー」がサタデーバリューフィーバー内で放送された。 どこまで行けるかシリーズ ある制約の元、主に移動できる距離や目的地への到達をメンバー各個またはチーム単位で競う。 「24時間各駅停車でどこまで行けるか」など時間を単位にする場合や、「ラジオのリクエスト曲でどこまで行けるか」「停まらずにどこまで行けるか」「自転車を漕がずに海まで行けるか」「右折だけで目的地にたどり着けるか」など一定の条件下で競うものがある。また、「3000歩で海外に行けるか」では当時のサラリーマンが通勤時に歩く歩数であることから3000歩に設定されて以降「3000」という数字にこだわり、「3000円でどこまで行けるか」「3000歩で日本に帰れるか」「3000コギで海まで行けるか」「3000円で露天風呂いくつ入れるか」「すべての道はローマに通ず 3000歩でローマに着けるか」などが企画された。1999年9月5日放送分では山口・国分の2人を相手に後輩であるV6のComing Century(カミセン)より森田剛、三宅健、岡田准一の3人が参戦し、TOKIOの2人との個人戦を行った。 2021年3月28日放送回(この回が長瀬最後の出演回となり、またTOKIOも翌4月から株式会社を立ち上げる大きな区切りとなる)では11年ぶりに「TOKIOは3000歩で全員集合できるか?」として、城島・国分・松岡が関東近郊のDASH思い出の地からチェックポイントを通過し、番組初回収録の地である後楽園ホールを目指すことに挑戦。また、長瀬は城島の指令により、10年ぶりの登場となる「だん吉」を修理し花見会場まで向かう(ただし、車検が切れていたため修理のみ)ことに挑戦した。 リレー対決!○○ VS TOKIOシリーズ TOKIOのメンバー5人がリレーでさまざまな物と対決する。過去に放送されたものは、花火・セスナ機・ポルシェ・ボート・ライフル射撃・多摩都市モノレール・水上バス・流しそうめんなど。 その中で一番多く放送されたのが列車との対決。TOKIOのメンバー5人がリレーで1本の列車と競争する。当初は俊足の山口か長瀬がアンカーを務めていたが、特別コーチの井上悟は敢えて最も遅い城島にアンカーを任せて、これが後に成功する。 鶴見線・相模線(2回)中央線(2回)・ハワイ「サトウキビ列車」を皮切りにゴールデン進出時に初回から3週連続で「東京5大路線の始発電車に挑む」と称して宇都宮線(東大宮駅)、常磐線(我孫子駅)、中央線(西八王子駅)で対決したが残る東海道線と総武線は結局放送されなかった。その後、阪神電気鉄道(3回、内1回はザ!鉄腕!DASH!!20周年企画)の阪神5500系電車(通称「ジェットカー」)・阪神5700系電車(通称「ジェット・シルバー5700」)や山形新幹線「つばさ」(奥羽本線天童駅)、特急「とかち」とも対決している。なお江ノ電、新交通ゆりかもめ(自転車)、大井川鉄道(自転車)とも対決した(番外:東武東上線)。 移動手段別対決シリーズ 異なる移動手段を用いて目的地に早く到達するのを競う。 主に公共交通機関vs自転車などさまざまな特殊運送手段にて競う。初期は自転車(「山男」山口)が相手であったが、後に活魚輸送や冷蔵車などの特定の運送トラックが中心となっている。公共交通は運行本数が少ない所が選ばれ、運送トラックは数箇所の配送先を廻ってからゴールとなるなど双方にハンデが設定されている。また、この変形として過去には市川森一が箱根で生まれて初めてパソコンをセッティングしてメールを送信するのと同じ内容の手紙を山口が東京まで運ぶのとどちらが早いかというのがあった(送った相手は竹下景子)。 教習・訓練企画 いざと言う時のため・もしもの時のために、TOKIOが体を張って対処法を学ぶ。番組初期の1999年に行われた「初めての路上教習 車いすで大都会を進め!!」から、2008年に放送された「水難強化訓練」など定期的に放送されている。また、このシリーズから下記の「愛犬子育て教習」がレギュラー化された。 DASH愛犬子育て教習 飼い主の言うことを聞かない犬を調教する「ダメ犬克服大作戦」と太り過ぎた犬をダイエットさせるという「デブ犬克服大作戦」があり、愛犬家の山口らがドッグトレーナーと共に飼い犬の問題点を改善していく。その他にも飼い犬との初めての旅行に挑戦する企画や、海外の犬事情などのレポートも合わせて放送される。以前はシリーズで数回放送されていたが、現在は年始スペシャルでの放送が主となっているものの、2020年現在は放送されていない。 城島茂改造計画 メンバー最年長の城島の老化防止のためにさまざまなエステや運動を行う。 おばあちゃんの実家に里帰りできるか? 田舎のおばあちゃんに会うため、最寄の駅から孫が限られたお金で公衆電話のみを使っておばあちゃんと連絡を取りあいながら無事におばあちゃんの実家にたどり着けるかというもの。かつては頻繁にロケを行っておりDASH村開始以降は放送されていなかったが、2007年に一度だけ放送されている。 謎の道具の正体をつきとめろ!!・歴史探偵~昭和の映像から現在の場所を探し出せるか!? クイズ形式で、荒俣宏が出題する。「謎の道具」は、浅草を舞台に、昔使用されていた道具の利用法を、その利用法を知っている人を探しながら当てるものである。「歴史探偵」は昭和の映像をヒントに、昔の写真に写っている場所がどこであるか探して訪ねるというものである。 ご当地腕比べ 全国各地で行われているユニーク競技にTOKIOのメンバーが挑戦する。 水鉄砲合戦 城下町を舞台に、TOKIOチームの「鉄腕軍」3人が兵士に扮した地元住民チーム数人と水鉄砲で戦う。水鉄砲の形状は自由だが、水の補充は禁止。参加者は全員、水に濡れると色の変わる紙でできたゼッケンを着用し、水ではっきり濡れたことがわかるとアウトとなる。鉄腕軍に限り団扇を楯代わりに使用できる。鉄腕軍はチェックポイントにある、ゼッケンと同質の紙の旗を濡らせばクリアとなり、失格となっていたメンバーは復帰でき、給水も認められる。城を含めて全部で3つチェックポイントがあり、城の前にあるゴールの旗を濡らせば鉄腕軍の勝利となる。1回目の舞台は長崎県島原市島原城(鉄腕軍の勝利)、2回目は福井県大野市越前大野城(鉄腕軍の勝利)、3回目は山形県上山市上山城(地元住民チームの勝利)。第4回は、長野県松本市松本城が舞台で、地元チームの助っ人として、ジャッキー・チェン率いるジャッキー軍団と戦った。鉄腕軍は第2チェックポイントで1度全滅。ジャッキーの計らいで第3チェックポイントも行うことになったが、再び全滅。第5回は京都府京都市伏見区伏見桃山城が舞台で、第2チェックポイントには元日本代表、現京都サンガF.C.コーチの森岡隆三も地元軍として参戦。結果は鉄腕軍の勝利。第6回は、初の海外編としてタイで行われ、最終チェックポイントでは、タイのニューハーフコンテストで世界一に選ばれた縁から、はるな愛が地元軍側で参戦。結果は鉄腕軍の勝利。ここまでの戦跡は、鉄腕軍の4勝2敗。2017年現在、第6回を最後にこの企画は一度も行われていない。 Mr.パーフェクト東山紀之にTOKIOは勝てるか!? 2011年7月3日に前編、同10日に後編の計2回に分けて放送。TOKIOの先輩、少年隊・東山紀之が番組に参戦し、山口と国分のペアを相手に「動物との50m走」、「洗濯物早だたみ」など計9つの競技で対戦し、その勝敗数で勝敗を決めるというものである。なお、この勝負は5勝4敗でTOKIOチームが勝利している。なお、2012年7月22日放送分では東山が城島と山口の2人を相手に「豚ロディオ」、「衣装早着替え」など計5つの競技で対決し、引き分けだった3回目の競技を除き3対1でTOKIOチームが勝利している。 DASH遺産 後継者不足や時代の変化などで消えつつある日本の伝統文化、「古き良きもの」を自分達の手で伝えていこうという趣旨から、2012年8月5日放送分より開始された新企画。TOKIOのメンバーが1~2人で全国各地へ出向き、その伝統文化に触れていく。なお、初回の2012年8月5日放送分では田中美佐子が、同年9月9日放送分では具志堅用高がそれぞれ出演し、TOKIOと一緒に地域の伝統文化に触れている。 道草を食いながらどこまで行けるか? 2011年4月17日放送分よりスタートした、「ソーラーカー 一筆書きで日本一周」に続く日本全国を旅する長期企画。長瀬と国分が馬と共に旅をする。馬は道端に自生している野草を食べながら旅を進めていく。最初の回は長瀬が北海道函館市で出会った道産子という種類の馬に「道子」と名づける。一方、国分は沖縄県与那国島で出会った与那国馬という馬に「キョンタ」と名づける。その後、長瀬が出会った馬、道子と共に北海道からスタートした。なお、2012年4月以降は一度も放送されていない。
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