クリプターとは? わかりやすく解説

クリプター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 12:16 UTC 版)

Fate/Grand Orderの登場キャラクター」の記事における「クリプター」の解説

カドック・ゼムルプス 声 - 赤羽根健治 / イラスト - 荒野 Lostbelt No.1/ロシア異聞帯のクリプター。キャスター / アナスタシアマスターポーランド出身担当するロシア異聞帯の王はイヴァン雷帝平凡な魔術師であるものの、高いレイシフト適正持っていたためAチーム抜擢され青年本編中はほとんど睡眠をとれておらず、目の下に濃い隈をつくっている。 歴史の浅い魔術師の家の出身であり、本人凡人であることから時計塔では散々な扱い受けていた過去持っているため、才覚に対して強いコンプレックスをもつ。しかしそれゆえ抜け目なく周到で、油断することなく効率」を重視した行動で差を埋めようと奮心する様は他のクリプターからも一目置かれ、キリシュタリアからも「平凡であるがゆえの資質」の持ち主評されている。 大西洋異聞帯でキリシュタリアが残していた資料によって人理白紙化異性の神に関する真実突き止めたがキャスター・リンボによって致命傷受けてしまう。だが、あらかじめアナスタシアから彼の身柄保護頼まれていたラスプーチンによってカルデア担ぎ込まれ今際資料託した後は回復ポッドの中で眠り続けている。 オフェリア・ファムルソローネ 声 - 種﨑敦美 / イラスト - La-na Lostbelt No.2/北欧異聞帯のクリプター。セイバー / シグルドスルト)のマスタードイツ出身担当する北欧異聞帯の王はスカサハスカディ時計塔降霊科において秀才呼ばれた女性。「宝石ランクの「遷延魔眼」を有しており、魔眼である右目を眼帯覆い隠している。対象未来における可能性知覚することができ、任意の可能性を「ピン留め」して固定発現遅延させるという能力をもつ。使用する際には「事象照準固定(シュフェンアウフ)。私は、それが輝くさまを視ない」と詠唱するAチーム所属していた時期マシュ共感抱いて気に掛けており、カルデア陣営との戦闘時には、セイバーマシュを傷つけないように命じている。 レイシフト実験破壊工作被害にあった際に、魔眼通して異星の神とキリシュタリアの交渉一部始終目撃していた。キリシュタリアが他のチームメイトの命を助けるために多大な苦痛受け入れたことなどから彼を「キリシュタリア様」と崇拝していたが、今際の際マシュ指摘されるまでその想いが恋であると自覚できないでいた。 ヒナコ(あくた ヒナコ) 声 - 伊瀬茉莉也 / イラスト - toi8 Lostbelt No.3/中国異聞帯のクリプター。セイバー / 蘭陵王マスター日本出身Aチーム在籍時はライダー希望していた。担当する中国異聞帯の王は始皇帝時計塔植物出身。もとはカルデア職員だったがマリスビリーの意向によりAチームスカウトされている。「今度こそ最期まで共に居る」と希望して異聞帯維持しているだけで、クリプター間の競争には全く興味示さない。 「ヒナコとしての身分カルデア所属するための偽装であり、その素性は汎人類史における項羽愛妾虞美人である。さらに、その正体人間ですらなく、星の精霊受肉した不老不滅存在真祖」に類する存在でもある。 レイシフトの成否不安視したマリスビリーと取引行い、レイシフトの被検体として招かれていた。もともと「真祖」という種族人類に対して敵対的であることに加え過去経験から「人間という種」を嫌悪していたため、実際読書という体裁視線隠し周囲警戒観察し距離をとっていた。 中国異聞帯一行対決する中で虞美人としての本性現し始皇帝から下賜され項羽主人公撃破された怒りのあまり空想一体化し異聞帯そのもの破壊しようとするが、あろう事かその一連の流れ見ていた始皇帝主人公カルデア側に味方してしまった結果失敗に終わる。その後彼の説得受けて主人公側のサーヴァントとなる。 スカンジナビア・ペペロンチーノ 声 - 河西健吾 / イラスト - pako Lostbelt No.4/インド異聞帯のクリプター。アーチャー / アシュヴァッターマンマスターであり、担当するインド異聞帯の王は神たるアルジュナ放浪魔術師で、すらりとした体格美形オネエ。 名前は偽名あり、かつては妙漣寺郎(みょうれんじ あろう)という名の修験道関係する魔術家系の出身だが、一族存続方法現代ではあり得ないほど歪つと判断したため皆殺しにした。その後旅先欧州にて、戦闘経験評価したマリスビリーによってカルデア入りし、Aチームではサバイバル指導監査担当していた。魔獣急所見極め一撃斃すほど体術にも秀でている。 人懐っこく寛容面倒見のよい性格をしており、癖のあるクリプターたちから信頼勝ち得るほどの人格者である。また、Aチーム所属していた時期マシュとも交流があり、彼女からは「ペペさん」と呼ばれ親しまれている。一方で自分来歴水を向けられると顔を曇らせる運命的なものを好みそれゆえインド神話にはひとかたならぬこだわりある様子をみせる。 担当するインド異聞帯においては、神たるアルジュナバック付いたキャスター・リンボのせいで憚らず共闘戦線張ることになったためマシュ主人公たちとの関係は良好だが、あくまでクリプターとして生きること選択しており、必ずしも協力的であるとは限らない。だが、大西洋異聞帯ベリルにキリシュタリアを謀殺されたことに激怒し、続くブリテン異聞帯では『ベリルを倒す』という共通目的の本完全協力関係となり、特に終盤における彼が取った言動マシュ主人公達への大きな手助けとなった。 キリシュタリア・ヴォーダイム 声 - 斉藤壮馬 / イラスト - こやまひろかず Lostbelt No.5/大西洋異聞帯のクリプター で、7人のクリプターたちのまとめ役務める。ランサー / カイニスセイバー / ディオスクロイアトラスマスターイギリス出身異星の神とされる存在接触し、汎人類史宣戦布告する。 長い金髪をもつ貴族然とした青年家柄魔術回路千年上続名門ヴォーダイム家の出身であり、「時計塔至宝」の異名呼ばれるなど、周囲から高く評価されているが決し奢ることはない。時計塔天体においては次代ロード」「真の後継者」と目されたマリスビリーの一番弟子で、後継者について辞退しているものの彼を死後も師と仰ぐほどに尊敬しており、彼の意志一つである「机上理論」を継ぐことを行動原理としている。 各科ロード認めるほどの才と魔術持ちとりわけ彼が得意とする空間構築」により、構築した空間そのもの魔術回路変換する事で高位魔術を扱うほか、彼が担当する異聞帯ギリシャ宇宙観天体魔術理論との相性がよいことから、魔術根源であり宇宙魔術満ちていたころの「理想魔術」を扱う事ができ、天体配列魔術回路変換して行使する冠位指定/人理保証天球(グランドオーダー/アニマ・アニムスフィア)」(別名:惑星轟)は神々をも屠れるほどである。 異星の神によって死を免れた際には、本来自身だけ救命するとの申し出にもかかわらず、他のクリプター全員復活させることを要求し、そのための条件として「シミュレーションではあるがカルデアが行った人理修復の旅を6回繰り返す」を提示され完遂している。実際に人理修復成し遂げた主人公内心では期待している。シミュレーションでの回想から本来の性格ノリがよく大真面目天然ボケであることがうかがえるナポレオンオフェリアから伝えられ人物像から「人を導くことはできるが、人を救うことはできない」と評されている。また、自らの異聞帯君臨する最高神ゼウスとは盟友であると称しているが、真の目的は「全人類を神にする」ことであり、本人目的ゼウス一致しなかったことはペペロンチーノから見抜かれていた。 少年の頃から「美しいもの」を求めるために生きていたが、15歳の頃に、祖父からの指名により次期当主の座を奪われるになった父が放った刺客によって魔術師として再起不能なりかけている。この時に浮浪者少年ピノ自分の命を犠牲にしてまで救ってくれたことをきっかけに、少年見せてくれた本当美しさ求めると決意している。その一方でピノ出会う前の時点から、「様々な方面理解示している」という見栄を張るため、天体科だけでなく、降霊科にも通うなど、見聞広めようとしていた。 ベリル・ガット 声 - 石谷春貴 / イラスト - 佐々木少年 Lostbelt No.6/ブリテン異聞帯である妖精國ブリテンのクリプター。ルーラー/モルガンマスターグレートブリテン出身担当する妖精國ブリテンの王は「楽園妖精(アヴァロン・ル・フェ)」のモルガンオールバックにした黒髪眼鏡をかけた軽薄そうな男。魔術世界では人間として扱われることのない「文明社会埋没した魔女」の末裔であり、母は息子を産まされた事で自身容姿醜くなったのはマインスターの末裔である娘に騙された所為だと称し強い恨み持っていた。刹那的美的センスがないと自嘲するが、医療室マシュ一目惚れし執着する。だが、彼なりの愛情表現として第三者から見れば虐待同然仕打ち繰り返しロマニダ・ヴィンチから警戒されていた。仲間に対して挑発的嫌味口調ながらも、自身親愛の情示していると語っている。 親離れをした後は殺し専門魔術師として活動していたが、やりすぎたため干されかけたところをマリスビリーにスカウトされるAチームでは始末屋として緊急時の対応脱走者始末請け負う予定だった。そのため大令呪の本来の使用法他者が持つ大令呪強制行使する方法知っている威勢のいい兄貴分とした性格だが、その本性は殺しを楽しみとする凶悪残虐な殺人鬼そのもので、常に面白いこと第一とし、そうでなければ面倒くさいから」の一言自分はおろか人の命を奪うことすら厭わない刹那主義。そのためキリシュタリアの『目標』には最初からのり気ではなく彼の計画』に協力していると見せかけて独自の策略練っており、それを用いた『罠』を利用してキリシュタリアを暗殺してしまった。 実のところ彼が担当するブリテン異聞帯は、最初に召喚したサーヴァントが「自身願望」を優先させた事による独断行動によりとっくの間に破綻した世界となっておりベリル不必要な存在となっていたのだが、本人マシュ以外に興味がなかったため、運営異聞帯の王に任せっきりにして実質放置状態であった。 デイビット・ゼム・ヴォイド イラスト - 高橋慶太郎 Lostbelt No.7のクリプター、アメリカ出身。鋭い目付き男性で、自分以外の他人天才だと認めたがらないダ・ヴィンチが「その類の異常者」「稀な青年」と評する人物時計塔伝承科から追放されたという過去持ちカルデア内外から危険視されていた。サーヴァントとの意思疎通放棄しており、バーサーカー召喚希望しているが、現在契約しているサーヴァント何らかのグランドクラスを有している模様人並み外れた直感力を持つ。キリシュタリアの人理修復シミュレーション参加していないなど、物語の中においては特異な存在であることが示唆されている。

※この「クリプター」の解説は、「Fate/Grand Orderの登場キャラクター」の解説の一部です。
「クリプター」を含む「Fate/Grand Orderの登場キャラクター」の記事については、「Fate/Grand Orderの登場キャラクター」の概要を参照ください。

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