あく【×幄】
あく【×幄】
あく【悪〔惡〕】
読み方:あく
[音]アク(呉)(漢) オ(ヲ)(漢) [訓]わるい あし にくむ
〈アク〉
1 正しくない。わるいこと。「悪意・悪質/改悪・害悪・旧悪・凶悪・極悪・最悪・罪悪・邪悪・醜悪」
3 よい状態にない。上等でない。「悪衣・悪食・悪筆/粗悪・劣悪」
〈オ〉
あく【悪】
あく【握】
読み方:あく
[名のり]もち
あ・く【明く/開く/空く】
読み方:あく
[動カ五(四)]
1 (開く)
㋐隔て・仕切り・覆いなどが、動かされて除かれる。閉じていたものがひらく。「窓が—・く」「鍵(かぎ)が—・かない」⇔閉まる。
㋑営業が始まる。営業が行われる。「店は何時まで—・いていますか」⇔閉まる。
㋒開票がはじまる。「票が—・く」
2 (明く)
㋐衣服の襟などが、ひらかれている。「この服は襟ぐりが—・きすぎている」
㋑閉じていた目や口がひらいた状態になる。「小犬の目が—・く」
㋒物忌みや契約などの、一定の期間が終わる。「喪が—・く」「年季が—・く」
3 (空く)今までそこを占めていたもの、ふさいでいたものが、除かれたり、なくなったりする。
㋐穴ができる。「胃壁に穴が—・く」
㋑そこにいた者やあった物がなくなり、からになる。「—・いている部屋はありますか」「席が—・く」
㋒空間・空白・余地ができる。間隔が広がる。「行間が—・いている」
㋓器の中のものが全部使われてからになる。「瓶が—・く」「—・いた銚子をかたづける」
㋔仕事が終わり、暇になってゆとりができる。「からだが—・く」「手が—・く」
㋕用が済んで、当面使わなくなる。「—・いたら貸してください」
4 (開く)あける。「口を—・く」
[補説] 2㋑は「開く」、3は「明く」とも書く。
[下接句] 穴のあくほど・片目が明く・地獄の釜(かま)の蓋(ふた)も開く・手が空く・手が空けば口が開く・幕が開く・水が空く・埒(らち)が明く
あく【×渥】
あく【灰=汁】
読み方:あく
1 植物を焼いた灰を水に浸して得る上澄み液。アルカリ性を示し、古来、洗剤・漂白剤として、また染色などに用いる。
2 山菜や野草などに含まれる、渋み・えぐみなどのもとになる成分。「ウドの—を抜く」
あ・く【飽く/×厭く/×倦く】
空く、開く、明く
灰汁(あく)
あく
安久
姓 | 読み方 |
---|---|
安久 | あく |
アク
(あく から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/11 07:20 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動アク、あく
- 灰汁 - 食品に含まれる、渋み・苦み・不快な臭いなどの元となる、食事には不要な成分の総称。
Akh
- アク - 適切に葬送された死者の冥界における姿。→古代エジプト人の魂#アク
Aku
- アク (ナイジェリア) - ナイジェリアのエヌグ州にある町。
- アク (ガンビア) - ガンビア共和国のクレオール人。アクスとも。
- アク - テレビアニメ『サムライジャック』の登場人物。
- アク (アウトドア用品メーカー) - イタリアのアウトドア用品メーカー。
関連項目
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あく
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 15:04 UTC 版)
「ポケットモンスター (ゲームシリーズ)」の記事における「あく」の解説
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あく
出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 02:00 UTC 版)
名詞
あく【灰汁】
- 植物の灰を水に溶かしたときの上澄みをすくった液で、炭酸カリウムを主成分とするもの。
- 食品に含まれる、渋み・苦み・えぐみ・不快な臭いなどの元となる不要な成分の総称。植物性の食材においては、食用に適さないアルカロイド類などであり、肉や魚介類を煮た時の灰汁は、煮汁に溶け出した水溶性のタンパク質が熱変性によって凝固した、アミノ酸や脂質を含む泡状の浮遊物をいう。
- 灰。
- (語義2より)他人に対して、多少の不快感や嫌みを伴うが、強く印象づけられる個性。
関連語
- あくとり
- あくぬき
動詞:空く
- (原義)閉ざされている状況において、閉ざしているものと異なるものによる空間がつくりだされる。
- 占められていた場所から、その占めていたものを除いて、他の用途に用いるべき場所を得る。
- 進路に対して塞がれていたものが除かれて、塞いでいたもの反対側にいけるようになる。
- 暗闇から光が差す。朝になる。
関連語
動詞:飽く
活用
動詞:飽く
カ行四段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
あ | か | き | く | く | け | け |
発音
- あ↗く
派生語
動詞:明く
あく【明く】
カ行下二段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
あ | け | け | く | くる | くれ | けよ |
発音(連体形)
- ↗あくる
諸言語への影響
動詞:開く
カ行四段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
あ | か | き | く | く | け | け |
あく【開く、空く】
カ行下二段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
あ | け | け | く | くる | くれ | けよ |
諸言語への影響
名詞
発音
- ↗あく
接尾辞
あく
碱
饇
饜
鹸
鹼
「あく」の例文・使い方・用例・文例
- あくまでも規則を守る
- あくびはうつる
- あくびは移る
- あくびはうつるものだ
- 退屈がすぐにクラスを包み,生徒たちはあくびをし始めた
- ときどき煮えているスープのあくを取ってください
- 農場であくせくしている間に何年も過ぎた
- あくびをかみころす
- 彼の演説を聞いて聴衆はあくびをした
- その子はあくびをしながら「お休みなさい」と言った
- あくびが出そうになった
- 人前であくびをする
- 彼は大きなあくびをした。
- その犬は眠そうに目を開けてあくびをし、再び眠りに落ちた。
- 彼女は在野の団体で働くことにあくまでこだわっている。
- 株主優待と配当金は株式投資のあくまでも参考程度に留めておくべきだ。
- それはあくまでも目安です。
- あくまでもこの資料は参考です。
- このスケジュールはあくまでも予定です。
- 彼の講義に退屈した学生はあくびばかりしていた。
あくと同じ種類の言葉
- >> 「あく」を含む用語の索引
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