あぎとう

デジタル大辞泉

あぎと・う〔あぎとふ〕

［動ハ四］

１ 幼児が片言を言う。

「天皇則ち皇子の鵠(くぐひ)を見て—・ふことを」〈垂仁紀〉

２ 魚が水面近くに浮いて、口をぱくぱくする。

「魚(いを)皆浮き出で、水のまにまに—・ふ」〈熱田本神武紀〉

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あぎとう

出典:『Wiktionary』 (2021/10/15 08:58 UTC 版)

動詞

あぎとう【噞喁う】（歴史的仮名遣い：あぎとふ）

1. 魚が水面に浮かび出て口をぱくぱくさせて呼吸する。噞喁する。
2. 子供などが片言に物言う。

活用

語源

古語「あぎとふ」より。あごや魚のえらを表す顎（あぎと）が動詞化されたもの。

発音^(?)

あ↗ぎと↘う

関連語

• 噞喁（げんぎょう）する。

漢字辞典

喁

喁	画数：12 音読み：ギョウ、 グ、 ゴウ、 キョウ 訓読み：あぎとう ピンイン：yong2 対応する英語：the mouth of a fish at the surface of the water, gasping for breath

噞

噞	画数：16 音読み：ゲン 訓読み：あぎとう、 はげしい ピンイン：yan4 対応する英語：the movement of a fish's mouth at the surface of the water

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