ジム・スナイパー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 06:50 UTC 版)
その他
ジム狙撃兵
ホビージャパン刊行の書籍『GUNDAM GAMES TACTICS別冊』に登場[注 11](型式番号:RGM-79)。
一年戦争中に運用されたジムの狙撃仕様。全身にカモフラージュが施されており、タイガーストライプの迷彩塗装のほか、胴体上部に擬装ネットや木の枝が被せられ、頭部にはゴーグル型センサーの反射光を抑えるための装甲バイザーを装備している。武装はビームスナイパーライフルで、こちらもバレルに迷彩目的のテープが巻き付けられている。第五航空軍MS兵団に配備され、東南アジア方面で戦闘に参加した。
ジム・スナイパー,EX
漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』に登場。
背中に装備されている大型のバーニアが特徴的な機体。超大型MS調査のために木星空域へ派遣された。連邦軍屈指のニュータイプであるシマ・八丈と鉄面皮が搭乗し、アムロ・レイとジュドー・アーシタが乗るメガゼータの援護や巨神のデータ分析を行う。
脚注
参考文献
- 書籍
- 『機動戦士ガンダム MS大全集2013[+線画設定集]』アスキー・メディアワークス、2012年12月25日。ISBN 978-4-04-891215-0。
- 『機動戦士ガンダム新訳大全集 U.C.0081-0090編』KADOKAWA、2022年3月26日。ISBN 978-4-04-111179-6。
- ムック
- 『電撃ホビーマガジンスペシャル アドバンズ・オブ・Ζ ~ティターンズの旗のもとに~ Vol.1』メディアワークス、2003年6月10日。ISBN 4-8402-2399-8。
- 『電撃ホビーマガジンスペシャル アドバンズ・オブ・Ζ ~ティターンズの旗のもとに~ Vol.2』メディアワークス、2004年1月5日。ISBN 4-8402-2589-3。
- 『電撃ホビーマガジンスペシャル アドバンズ・オブ・Ζ ~ティターンズの旗のもとに~ Vol.3』メディアワークス、2005年1月30日。ISBN 4-8402-2927-9。
- ウェブサイト
- “登場MS - ジムSP II WD隊仕様”. 機動戦士ガンダム バトルオペレーション|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト. 2012年12月27日閲覧。
- “MS/ステージ - ジム・スナイパーII[WD隊仕様]”. 【PS5/PS4】機動戦士ガンダム バトルオペレーション2|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト. 2019年3月14日閲覧。
- “MS/ステージ - ジムSP III[中距離支援ユニット]”. 【PS5/PS4】機動戦士ガンダム バトルオペレーション2|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト. 2022年11月10日閲覧。
- “MOBILE SUIT”. 機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE 公式サイト. 創通・サンライズ. 2022年11月9日閲覧。
- “A.O.Z Re-Boot Vol.84”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2023年9月29日閲覧。
関連項目
- 宇宙世紀の登場機動兵器一覧
- 狙撃手
- ジム
- ジムスナイパーK9 - テレビアニメ『ガンダムビルドファイターズ』に登場するガンプラ。「HGUC ジム・スナイパーII」を改造したもの。
注釈
- ^ 『MSV』では型番が通常のジムと同じ「RGM-79」であるとされており、末尾に略号を付加した「RGM-79SC」は『ENTERTEINMENT BIBLE1MS大図鑑 機動戦士ガンダム一年戦争編』(バンダイ・1991)以降の紙媒体で記されるようになったものである。
- ^ 劇中でも同様の発言が見られるが、武装ではなく機体に向けられたものである[13]。
- ^ アメリカンフットボールの戦術にラインバッカーの一人を「スナイパー」と呼ぶ守備戦術が存在する[14] [15]。ラグビーでは、ジャッカルをおこなう選手を「スナイパー」と呼ぶ。
- ^ 『大河原邦男画集 機動戦士ガンダム MSVスタンダード』では、フェロウ・ブースター装備の重量としている(ミサイル・ランチャー含むとの括弧書きはそのまま)。
- ^ 2006年に発売されたプラモデル「マスターグレード ジム・スナイパー」では、強制冷却用のヒートタンク増設型のランドセルが新規にデザインされている。
- ^ 「“エース・熟練パイロット+量産型の高性能版”というコンセプトの成功を踏まえ、RGM-79Dをはじめとするジム・コマンド系統をベースに新規設計・開発された機種」だとする通説が語られているが、実際にはSC型とSP型が実戦に投入されたのはほぼ同時期であり、現実にはSC型のコンセプトを反映させてから開発する時間的余裕はなかった点が『マスターアーカイブ モビルスーツ ジム』107頁で指摘されている。
- ^ ただし、同作は「ガンプラバトル」を題材とした作品であり、宇宙世紀を舞台としたものではない。
- ^ 『ガンダム戦記』では一般機(ノーマルカラー)とホワイト・ディンゴ隊専用機カラーの2種類が登場するが、機体そのものはミドル・シールドを搭載するなど、後者のデザインとなっている。
- ^ 書籍『MS大全集2013』ではこのイラストを「ジム・スナイパーIII(中距離支援型)」としている[57]。
- ^ ただし "RGM-179SR"と誤記。
- ^ なお、機体名の文中での表記は「GM狙撃兵」。
出典
- ^ 『模型情報』Vol49、バンダイ、1983年9月、裏表紙。
- ^ a b c d e f g h 『1/144ジム・スナイパーカスタム』バンダイ、1983年12月、付属解説書。
- ^ a b c 書籍『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』382-383Pより
- ^ 『機動戦士ガンダム MSV-R 連邦編』角川書店、2012年3月、25頁。(ISBN 978-4041202104)
- ^ 『ガンダムエース』2018年10月号「機動戦士ガンダム THE ORIGIN カトキハジメ メカニカルアーカイブス」、31頁。
- ^ a b c d e f 『電撃ホビーマガジン』2006年6月号「U.C.ARMS GALLERY」、メディアワークス、98-99頁。
- ^ 「R4タイプ・ビームライフル」『ガンダムカードビルダー』収録カード。
- ^ 『U.C.ARMS GALLERY02 地球連邦軍兵器開発史』バンダイ、2006年3月。
- ^ 『ガンダムエース』2018年10月号「機動戦士ガンダム THE ORIGIN カトキハジメ メカニカルアーカイブス」、30-31頁。
- ^ a b c d 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年9月、92-98頁。(ISBN 978-4797371239)
- ^ 板倉俊之『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』第2巻、KADOKAWA、2015年2月26日、161頁。ISBN 978-4-04-102793-6。
- ^ a b 新訳MS大全集UC0081-0090 2022, p. 159.
- ^ 板倉俊之『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』第1巻、KADOKAWA、2013年11月26日、144頁。ISBN 978-4-04-120916-5。
- ^ “Find the Sniper: An Introduction to the Marcus Freeman Defense”. Eric Murtaugh (2021年7月13日). 2023年2月13日閲覧。
- ^ “Sniper Defense”. Advertisement. 2023年2月13日閲覧。
- ^ 『MS図鑑 ジム』双葉社、2018年4月、113-114頁。ISBN 978-4575465075
- ^ a b c d 『機動戦士ガンダム MSV-R 連邦編』角川書店、2012年3月、28-29頁。
- ^ a b c d 『大河原邦男画集 機動戦士ガンダム MSVスタンダード』KADOKAWA、2018年2月、99頁。
- ^ a b プラモデル『1/144 RGM-79 ジム・スナイパーカスタム』付属説明書、バンダイ、1983年12月。
- ^ “バンダイナムコ、AC「機動戦士ガンダム 戦場の絆」新機体6機種投入”. GAME Watch (インプレス). (2009年3月16日) 2023年12月2日閲覧。
- ^ a b 『機動戦士ガンダム MSV-R グラフィックドキュメント』アスキー・メディアワークス、2012年1月、99頁。
- ^ 『機動戦士ガンダム MSV-R 連邦編』角川書店、2012年3月、108-109頁。
- ^ a b c d e f g 『機動戦士ガンダム MSV-R 連邦編』角川書店、2012年3月、24-27頁。
- ^ a b プラモデル『HG RGM-79HC ジム・ガードカスタム』付属説明書、バンダイ、2018年7月。
- ^ a b c 『機動戦士ガンダム MSV-R グラフィックドキュメント』アスキー・メディアワークス、2012年1月、87-88頁。ISBN 978-4048862127
- ^ a b c 『大河原邦男画集 機動戦士ガンダム MSVスタンダード』KADOKAWA、2018年2月、98頁。ISBN 978-4041067017
- ^ a b c d e f 『機動戦士ガンダム MSV-R 連邦編』角川書店、2012年3月、104-107頁。
- ^ ガンダムエース12 2023, p. 230-233, 「MSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091」Vol.3.
- ^ a b ガンダムエース01 2024, p. 6-9, 「MSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091」Vol.4.
- ^ a b c d e f 『HG 1/144 ジムスナイパー』バンダイ、1999年10月、組立説明書。
- ^ 『機動戦士ガンダムMS大全集2009』アスキー・メディアワークス、2009年8月、217頁。(ISBN 978-4048679732)
- ^ a b c 『MG 1/100 RGM-79[G] ジム・スナイパー』バンダイ、2006年11月、説明書。
- ^ a b 『ガンダムメカニクスI』ホビージャパン、1998年5月。(ISBN 978-4894251786)
- ^ a b c d e f g h 『B-CLUB VISUAL COMIC 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 VOL.2』バンダイ、1989年11月、108頁。(ISBN 978-4891890476)
- ^ 『データコレクション3 機動戦士ガンダム 一年戦争外伝』メディアワークス、1997年4月、18頁。(ISBN 978-4840205849)
- ^ a b c 『機動戦士ガンダム 新MS大全集Ver.3.0』バンダイ、1992年6月、120頁。(ISBN 978-4891892258) スペックが隣の量産型ガンキャノンと入れ替わっている。2003年版で修正。
- ^ a b c ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』
- ^ a b c d e f g h i 『HGUC 1/144 ジムスナイパーII』バンダイ、2012年9月、組立説明書。なお、説明書内では炸薬と装薬が混同されており、「流体炸薬」と記述されている。
- ^ a b c d 『B-CLUB』41号、バンダイメディア事業部・出版課、1989年4月、24-25頁。執筆/出渕裕。
- ^ a b c 玩具『U.C. ARMS GALLERY 03』バンダイ、2006年8月。
- ^ a b 『電撃ホビーマガジン』2006年10月号、メディアワークス、109頁。
- ^ 「GAME'S MSV」『ガンダムエース』2005年10月号、角川書店。
- ^ 『マスターグレード MSN-00100 百式』説明書、バンダイ、2001年3月。
- ^ a b c 『月刊ガンダムエース』2013年8月号、角川書店、89頁。
- ^ アナハイム・ラボラトリー・ログ[第2話:アクシズからの帰還①] - 矢立文庫。2017年1月20日、2017年1月24日閲覧。
- ^ 『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… コンプリートガイド』アスキー、1999年9月。(ISBN 978-4757205420)
- ^ 『MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集』バンダイ、1990年3月、83頁。(ISBN 978-4891894740)
- ^ 『MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集』バンダイ、1990年3月、145頁。
- ^ a b バトオペ公式ジムSP II WD 2012.
- ^ a b バトオペ2公式スナイパーII WD 2019.
- ^ 『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… 戦術マニュアル』ソフトバンク・パブリッシング、1999年10月、17頁。(ISBN 978-4797311242)
- ^ 板倉俊之『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』第1巻、KADOKAWA、2013年11月26日、17頁。ISBN 978-4-04-120916-5。
- ^ a b 板倉俊之『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』第4巻、KADOKAWA、2016年11月26日、166-167頁。ISBN 978-4-04-105217-4。
- ^ a b c d 「レポート オブ ブレイジング シャドウ」『月刊ガンダムエース』2016年6月号、角川書店、2016年4月26日、474頁。
- ^ 板倉俊之『機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ』第4巻、KADOKAWA、2016年11月26日、35頁。ISBN 978-4-04-105217-4。
- ^ UC ENGAGE公式MS 2022.
- ^ a b c MS大全集2013 2012, p. 50.
- ^ a b c AOZ Vol1 2003, p. 20.
- ^ a b c d AOZ Vol2 2004, p. 51.
- ^ AOZ Vol1 2003, p. 74.
- ^ a b c d AOZ Vol2 2004, p. 19.
- ^ バトオペ2公式スナイパーIII中距離 2022.
- ^ AOZ Vol2 2004, p. 55.
- ^ a b c d e AOZ Vol3 2005, p. 77-79.
- ^ a b AOZ ReBoot84 2023.
固有名詞の分類
- ジム・スナイパーのページへのリンク