登場する魔法
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「ジュエルペット てぃんくる☆」の記事における「登場する魔法」の解説
基本的に、魔法の名称を呪文の末尾に付けて使用する。女性が唱える魔法と違い、男性は錬金術の呪文を使っているので、女性と男性で呪文がそれぞれ異なる。女性が唱える呪文は「ティンクルティンクル・(魔法名)」となり、男性が唱える呪文は「グリーラグリーラ・(魔法名)」となる。このためパートナー同士の性別は統一したほうが魔法を成功させやすく、作中ではそうしているパートナー同士を散見できる(もちろんモルダヴァイト校長とリンのような例外も存在する)。 主に段階的に強くなっていく魔法(たとえばエレボーレは「エレボーレウィード」「エレボーレウィーガ」の順に強力になる)と、術者の魔法レベルと無関係に強力な威力を発揮する呪文が存在する。前者は単に威力が増すというものではなく、状況によって多様に変化する。後者は冒頭に唱える発動時の予備呪文を唱える必要がない。 作中では説明されていないが、高い魔法技術を身につけることにより、特定の呪文に頼らなくともイメージをそのまま具現化できるようになる仕組みになっている可能性がある。ゆえに強力な魔法は魔法の本質をちゃんと理解した上で使用しないと暴走するおそれもあり、大変危険である。特に魔法薬の類は簡単に使える分、暴走する可能性がある。なお魔法技術の習得については、どんな魔法もパートナー同士が協力して絆を深める事が上達の秘訣とされている。 ジュエルフラッシュ 普段より強い力を発揮するために用いる魔法。使うと普段とは違う特別な姿を取ることになる。女子は初期段階から使え学年が上がるごとに強くなっていくが、男子はジュエルストーンを12個集めて初めて使用可能になる。エクセレント学園のガンホはこれで鎧をまとって登場した。 ララルーラ 自分の衣服、あるいはそれに類するものを変形させる魔法。 レオノーラ 物体の変形、創出、および操縦を行う魔法。材料さえあれば料理作り等にも応用が可能、ただし味は実力次第。 ラングーラ 基礎魔法の1つ。物体を移動させることができる魔法。物体を元の位置に戻すことも可能。使う人の実力次第でいくらでも応用がきき、この魔法を使いこなす事がジュエルスターグランプリを目指す上でも重要とされている ボッポーレ 基礎魔法の1つ。光の種を生み出すことにより、灯りを点す魔法。種に点火をするので、使い方を誤ると火傷や大火事に繋がることがある。 ランデアーブ 物体を大きくすることができる。沙羅が実験していた魔法の1つ。 ロコダウーラ 物体を小さくすることができる。沙羅が実験していた魔法の1つ。 レンオーレ 閉ざされた扉を開く魔法。タイムトリップのゲートを開くときや、沙羅の秘密の研究所の扉を開けるときにも用いた。 ノイワコリーブ 恐怖を和らげる魔法。実際は災難に見舞われたときに緊急回避する魔法だったが、術者の魔法技術によって効果が大幅に異なった。 レニアーム 千夜一夜草を咲かせる魔法。この魔法を成功させるには非常に強い魔法力を必要とする。作中、あかりは花を咲かせることはできたが、摘むことはできなかった。 ディンドンベル 魔法学校の鐘を直す魔法。12年ごとにかけ直さねばならない。鐘に選ばれた者のみが使用することができる。 エレボーレ 小型の雷雲を生み出し、雷を発生させる魔法。これでタータを驚ろかした。また、トールにお仕置きをしようとしたが、失敗した。 リルリット 他の人物や動物に変身する魔法。そっくりな姿に変身するにはパートナー同士が変身したいもののイメージを合わせる事が必要である。ジュエルペットが単体で使用する事も可能だが、ペットの魔法技術によって効果が大幅に異なった。 ロンペピーラ マンガの世界へ入る魔法。「傑作マンガができる魔法」のつもりで魔法通販グッズ「アイアムペン」が唱えたが、誤って詠唱したもの。 ランデアーブウィーガ ランデアーブの強化魔法。スイーツ対決でカイヤがポップコーンを増やすときに使った。 レオノーラウィーガ レオノーラウィードの強化魔法。愛の矢を作り、当たった相手をメロメロにさせる魔法や、アメリが会場で畑を作り出したときに使用した。 ルラロイト 相手にお礼を言わせる魔法。 リムラーシカ 術者、あるいは任意の物体の数を増やす魔法。 ※サマージュエルマジック(呪文ではない) 10倍魔法ともいう。夏祭り開催中にジュエルストーンを持つ者は日が暮れるまでに一度だけ、普段の10倍の威力で魔法が使える。ただし、必ず思いどおりの威力が発揮されるわけではないらしく、10倍魔法を使っておいしいケーキを焼こうとしたミリアは、10倍おいしくないケーキになってしまった。 リベアンダール 気象を操る魔法。各魔法学校の教材として使用されている魔法書『魔法科学大全』第58条32項その1に記述されている。 あかりはサマージュエルマジックの力を使い、本来天候を操る力しかないこの魔法を大花火大会のために用意された花火にまで掛け、攻撃魔法へと変質化させて竜巻を蹴散らした。 また、ジュエルスターグランプリの優勝決定戦でアルマの放ったバッデストの悪しき魔法をこの魔法を使って浄化し、優しいそよ風へと変えた。 モトレーラ 配合した薬を元に戻す魔法。 ランキーザルーク 怒りの炎を鎮める魔法。使いこなすのが難しいといわれる魔法のひとつ。 ぞわぞわコンブの怒りを鎮めるために、あかり、ミリア、沙羅とマジカルエンジェルスが共に協力して発動した。 ルバータ ルバータ 魔法の鏡に、自分の願い事を映し出す魔法。「ルバータ ルバータ・――(願い事)」という呪文になる。 ディド 任意の者にコウモリの羽を生やし、宙をぐるぐると飛び回らせる魔法。 扉を開ける魔法。 ラグン レーザーのような熱線を放つ攻撃魔法。術を寸止めする事で相手を炎で炙るといった使い方も可能。 アルマがバッデストの力を得てからは大きな光弾へとパワーアップした。 メリオーラ 渦巻いた風が相手を包み、氷漬けにする攻撃魔法。まともに当たると岩をも砕くほどの力がある。 アルマがバッデストの力を得てからは渦巻く風が無数の疾風の乱射へとパワーアップした。 パララルーラ 強力な波動を放つ攻撃魔法。まともに食らえばジュエルペットもただでは済まない。 ラングーラウィード ラングーラの強化魔法。あかりがアルマと初めて対峙したときに「勇気と宇宙の力を私に」と祈り、持てる力の限界まで引き出して発動した。この魔法でパララルーラを防ぎ、割れた大量のステンドグラスを元に戻した。 また、ジュエルスターグランプリ予選1回戦でレオンがニコラとのジュエルホッケーで、ロングシュートを放つためにこの呪文を使用した。 レンオーレウィード 瞬間移動に用いる魔法。この魔法で作り出した魔法陣の中に入ると、離れた位置へ出る。 エレボーレウィード エレボーレの強化魔法。無数の雷を1点に集中して放つ。 エレボーレウィーガ エレボーレウィードの強化魔法。強力な雷撃を放つ。 バルラバード アルマがあかりを守るときに使った魔法。無数のチョウを生み出し、対象物を攻撃する魔法。使用すると魔法力を大量に消耗する。 ウィーラム ミューラム ルベラルーラ 触れた者や物にある記憶の中を覗く魔法。この魔法の名称の冒頭に「ティンクルティンクル」あるいは「グリーラグリーラ」と付ける必要はない。 ラルパータ 魔法書の封印された文字を映し出す魔法。 ワラドゥー バラドゥー アライア。ワラドゥー バラドゥー アライア。マブロバーゾ グラッパーデ 魔法の鏡に掛けられたバッデストの秘密を隠す封印を解く魔法。 ウィダー 任意の者をシャボン玉のような球体で包む魔法。 ウイードゥ 任意の者をジュエルランドとレアレア界の間へ転送する魔法。 ミステリアス ダイアモンドフラッシュ アルマの使用する、ジュエルフラッシュに似た魔法。真の力を解放するために使用する。 ダルディ バルディ バルガ 竜巻を相手に当てる攻撃魔法。 ツワイラ ブライア ツワイラ ブライア あらゆるものを凍らせる魔法。辺り一面を氷の世界へと変える。 ルガ 簡易的な移動魔法で、バッデストの秘密が隠された洞窟から地上へ戻る際に使用した。 ラムーラ ラムーラ ラムリアース アルマと祐馬の母親であるフェアリーナがレアレアの夢と希望と生きる力に溢れた未来を信じ、ずっと大切にしていた「ほほえみの呪文」で、心の底から湧き上がる優しさや輝きとどんな困難にも打ち勝つ力から発せられる「本当の魔法」。悲しみから笑顔や夢と信じる心を取り戻し、傷付いた世界そのものを癒す力がある。アルマが魔法で凍らせてしまった世界を元に戻した。元々は泣き虫だった幼き頃のアルマに託されたおまじないであり、祐馬は今でもこの呪文のことを微かに覚えている。第51話で心を開いたアルマがそれを思い出し唱えた事でバッデストに乗り移られたあかりを救い、目を覚ましたあかりと全ての人々の祈りと共にバッデストを浄化し消滅させた。この魔法の名称の冒頭に「ティンクルティンクル」あるいは「グリーラグリーラ」と付ける必要はない。 音楽の実よ 音楽の実(アイテム参照)を生み出す魔法。 ミリアがこの実の力を使って心をこめて歌うことで、心の成長により新たに得た力『音符の魔法』を発動させることができる。 ミリアは「Little☆てぃんくる☆Star」(主題歌・挿入歌参照)を熱唱することで、熱を出して倒れてしまったガーネットとサンゴを優しく癒した。 クックロビン 小鳥を呼ぶ魔法。サルファーの場合はこの魔法でコウモリやトリパカを呼び寄せた。 リグロスファール プラネタリウムを見せる魔法。 レオノーラウィード レオノーラの強化魔法。物体の出現、広範囲にわたる物体の消去を行った。魔法陣を盾として使うこともできる。 オンディーヌ 水を操る魔法。この魔法を用いて水でできた竜を作り出し、使役させるといった使い方も可能。 ルームブファルーア 枯れた植物を蘇生する魔法。使いこなすのが難しい魔法のひとつ。沙羅と共に心をひとつにして唱え、成功させた。 ツルスッテン バナナの皮を生み出す魔法。 ウィドーラ 風を操る魔法。 フワプッカ 物を宙に浮かせる魔法。 コロリージョン 虫の撃退スプレーを生み出す魔法。 リガ 自分の片手首と、任意の者の片手首を手錠のようにつなぐ魔法。 強力な衝撃波を放つ魔法。西の洞窟のオババが張ろうとした結界をいとも簡単に弾いた。 ドルー ウィダーに同じ。 ヴィラクルスウィード アルマが無限の力を解き放つときに使った魔法。相手の動きを完全に封じ込める。 バラライト・ルルライト アルマが幼い頃に呪縛の魔法を解く時に使用していた魔法で、モルダヴァイト校長はこの呪文の存在を思い出し、ヴィラクルスウィードの呪縛を解いた。 レラビーダ あらゆる物事を封印、またはその封印を解く魔法。「真実よ、時を超えてよみがえれ」と唱えることで過去に封印した真実を映し出した。また、「良き魔法の力よ、聖なる輝きとなれ」と唱えることで更なる上級魔法、レラビーダウィーガの発動準備を整える役割もする。基本的にこの魔法の名称の冒頭に「ティンクルティンクル」あるいは「グリーラグリーラ」と付ける必要はないが、例外として限定的な使用に限り付けることがある。ルビーはこの呪文を使いバッデストの呪縛からあかりを解放した。 レラビーダ系の魔法にはバッデストの悪しき魔法を打ち破る破邪の力も秘められている。 レラビーダウィーガ 後述するレラビーダウィードの強化魔法で、バッデストを封印する際に使った大規模な魔法。レラビーダ ウィーグスと呼んだりもする。「聖なる光よ、悪しき魔法を封印したまえ」と唱えることで発動するが、発動には良き魔法の力が必要であり、その証であるジュエルストーンを全て捧げる必要がある。西の洞窟のオババの姿から真の姿へと変身したアルビアーナ、泉のドラゴン、モルダヴァイト校長、ハーライトに、魔法学校の生徒からはあかり、ミリア、沙羅、レオン、ニコラ、彼ら5人のジュエルペット全てが結集して放たれた大魔法となった。発動するとジュエルランドの女王ジュエリーナの途方もない力の一部をその場に顕現し、女王自らが抱きしめるような形で全てを優しく包み込み、あらゆる悪しき魔法を封印した。この魔法の名称の冒頭に「ティンクルティンクル」あるいは「グリーラグリーラ」と付ける必要はない。 パピリット チョウの大群を生み出して操る魔法。作中では対象物を絡め取るのに使用した。 サンバーラ 術者を除く、周囲の広範囲の者にサンバを踊らせる魔法。 アンディーフィーサ トーネッガ ウィード ジュエルスターグランプリ予選第2回戦で沙羅の対戦相手の少年が使用した魔法。 ララルーラウィード ララルーラの強化魔法。 衣服を変化させ、それを周囲の者にまで影響させる魔法。また、この魔法を使って雲に変身したりした。 バルバレーン 複数の風船を生み出す魔法。この魔法を使って空を飛ぶことも可能だが、基本的には普通の風船と同様に割れやすい。 リトルノーレ 恋薬の魔法を解く魔法。意図しない相手の魔法を解いた場合は、それにより生じた記憶も消し去ってしまう。 リクネーラ 物を一瞬の内に消す魔法。各魔法学校の教材として使用されている魔法書『魔法科学大全』第1260条305項その3に記述されている。 ライガーレ 移動速度を変える魔法。「ライガーレ スピードアップ」と唱えることで、移動速度を劇的に速くすることができる。いかなる移動手段にかかわらずに速度を上げるが、反面ブレーキなどの制御が難しい。 スニーラリホー 壁などの障害物を通り抜ける魔法。 オンディーヌウィード オンディーヌの強化魔法。術者の身体を液状化させる。どんなに狭い隙間でもすり抜けられるが、氷結系の魔法には弱い。 リムラーシカウィーガ リムラーシカの強化魔法。爆発的な速度で術者を増やすことができる。 バドゥサ ラビウーラ 相手の足元に「魔法の底なし沼」を生み出す。レンオーレウィードなどの強力な魔法を使わないと脱出できない。 ラドリアールバザーラ ラドリアールバザーラ ビィザドリーザ 氷の精霊が作ったといわれる伝説の剣「ブリザードの剣」を呼び出す魔法。 プランドール 炎を纏った衝撃波を相手に放つ攻撃魔法。 バルドルーガ 術者を巨大な氷の精霊のような姿に変える魔法。 ランドルダール 相手に突撃する攻撃魔法。 ドゥラ ラングーラに同じ。 ギゼラ 任意の物体を木っ端微塵にする魔法。 ボッボーレウィード 術者を模した分身を生み出す魔法。操ることができ、魔法力で動かせない物や直接触れられない物などに触れることができる。 ベラルーガ 竜を生み出す魔法。この竜は術者の思い通りに姿形を変え、魔法力で動かせない物や直接触れられない物などでもつかむことができる。 ヴェガ ベラルーガを制御する魔法。 アディマルリア 魔法を分析する魔法。複数の魔法陣で球体を形成し、そこへ閉じ込めた魔法を様々な角度から分析する。 マジカルライキューマ 沙羅が独自に編み出した魔法。結界に触れた魔法の魔法素粒子の配列を変え、別の物質に変換する。いかなる魔法も魔法陣ごと書き換えて無力化することができる。魔法力の消耗も激しく、強い魔法力を持つ魔法を変換するほど消耗してしまう。 魔法の力を別の物質に変える魔法はジュエルランドの歴史始まって以来の大発明だという。 ラグナーガ ラグンの強化魔法。 サンディグーガ エレボーレウィーガをもさらに上回る雷撃を放つ魔法。無数の強力な雷を一点に集中して放つ。 ラベリーザ ドリーガ ラベリーザ ドリーガ 無数の黒いチョウを生み出し、使役する魔法。西の洞窟のオババはこの魔法が「悪しき呪文」ではないかと疑っていた。バルラバードにパピリットの効果も兼ね備え、威力も更に強力なものになっている。魔法力の消耗が激しい。 ヴァレリアーガ ラベリーザ ドリーガ ラベリーザ ドリーガを制御する魔法。 レラビーダウィード レラビーダの強化魔法で、聖なる光の力で魔法の対象者に向けられるあらゆる攻撃を一時的に止める。アルマと祐馬の命を救うがためにバッデストの直接封印の手段を断たれた状況で、ジュエリーナの呼びかけにより大会の運営に従事していた全魔法学校関係者ならびにあかりの応援に駆けつけた全魔法使い、泉のドラゴン、招集されたジュエルペットたちすべてが結集して放たれた。バッデストの内部にて攻撃を受けていたあかりとルビーを守り、行く手を阻むものすべての動きを止めた。この魔法の名称の冒頭に「ティンクルティンクル」あるいは「グリーラグリーラ」と付ける必要はない。 ※ミラクルジュエルマジック(呪文ではない) アイテム参照。
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