田辺製薬株式会社とは? わかりやすく解説

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田辺製薬株式会社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 22:58 UTC 版)

田辺三菱製薬」の記事における「田辺製薬株式会社」の解説

1678年延宝6年) - 初代田邊屋五兵衛大阪・土堀田邊屋現在の常安橋)南詰に薬種問屋田邊振出」(通称・たなべや)を創業1791年寛政3年) - 6代目田邊兵衛薬種中買株仲間に正式加入1855年安政2年) - 11代目田邊兵衛大阪府大阪市中央区道修町三丁目2番10号周辺新店舗を構える。 1870年明治3年) - 他社先駆け薬取り扱い開始1877年明治10年) - 道修町店舗に「製薬小工場」を設置1885年明治18年) - 大阪府大阪市北区同心町に「製薬場」を建設1916年大正5年5月 - 大阪府大阪市北区本庄に「最新式製薬工場」を建設開始国内生産体制を整える1922年大正11年) - 自社新薬第1号「アヂナミン」の製造開始。「新薬部門」及び「貿易部門設置1925年大正14年8月 - 山口県小野田町(現・山陽小野田市)に、「小野田工場」(現・田辺三菱製薬工場 小野田工場及び小野田事業所)を建設1927年昭和2年)‐ 田邊兵衛商店サッカー部創設1930年昭和5年) - 本庄工場研究室設置1933年昭和8年12月13日 - 株式会社改組。「株式会社田邊兵衛商店」を設立1939年昭和14年7月 - 大阪府大阪市東淀川区加島に「加島工場」(現・加島事業所)を建設1942年昭和17年9月 - 加島工場内に大阪研究所開設1943年昭和18年8月 - 社名を「田邊製薬株式会社」に変更1949年昭和24年5月16日 - 東京証券取引所及び大阪証券取引所株式市場第1部に初上場1950年昭和25年) - 抗菌薬「ニッパス」を発売1953年昭和28年8月1日 - ファイザー社との合弁で「ファイザー田邊株式会社(現・ファイザー株式会社)」を設立1955年昭和30年3月 - 広告代理業及び宣伝資材企画制作等を行う子会社「エースアート株式会社(現・田辺三菱製薬プロビジョン)」を設立1958年昭和33年5月 - 本庄工場閉鎖1960年昭和35年1月 - 埼玉県戸田市川岸に「東京工場」及び「東京研究所」を開設1961年昭和36年) - 社名を「田辺製薬株式会社」に変更1962年昭和37年) - アスパラギン酸・ビタミン配合製剤アスパラ」、「アスパラアンプル」を発売9月 - 中華民国台湾)に「台灣田邊製藥股份有限公司」を設立1963年昭和38年全国薬局薬店販売している取扱店MSC会」発足総合胃腸薬タナベ胃腸薬シリーズ発売1964年昭和39年2月 - 不動産業金融業サービス業等を行う子会社田辺総合サービス株式会社(現・田辺三菱製薬プロビジョン)」を設立。 100ml栄養ドリンク剤アスパラC」を発売1995年平成7年3月31日までに製造販売終了)。 1965年昭和40年11月 - OTC医薬品として、MSC会・取扱製品ビタミンB1誘導体主薬製剤ハイ-ベストン5mg・ハイ-ベストン25mg・ハイ-ベストン50mg」を発売1970年昭和45年) - 大阪府大阪市中央区道修町三丁目周辺本社ビル社屋竣工1月 - アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴに「タナベU.S.A.社」を設立7月25日 - インドネシアバンドンに「タナベ・アバディ社(現・ミツビシタナベファーマインドネシア社)」を設立1972年昭和47年10月16日 - 社長会長務めた実業家14代目田辺兵衛こと田辺治太郎死去12月 - ベルギーブリュッセルに「タナベヨーロッパ社」を設立1973年昭和48年) - 小野田工場内に、社会人野球チーム田辺製薬硬式野球部」を創設1974年昭和49年) - カルシウム拮抗剤ヘルベッサー」を発売1975年昭和50年4月1日 - 東京都千代田区三番町26番地事業拠点東京支社ビル社屋」を開設1978年昭和53年) - 創業300周年1980年昭和55年11月17日 - 本社ビル社屋改修工事完了改修後タイル色が銀色から赤色変更され地上5階建てとなった1983年昭和58年10月31日 - 非売品本「田辺製薬三百年史」を発行1984年昭和59年6月1日 - 滋養強壮内服液「アスパラエース(ASPARA ACE)」を発売2013年平成25年3月31日までに製造販売終了)。 1987年昭和62年7月 - 台湾に「台田藥品股份有限公司」を設立1988年昭和63年) - 創業310周年1990年平成2年11月 - アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴに「タナベ・リサーチ・ラボラトリーズU.S.A.社」を設立1991年平成3年6月 - 生産設備等のエンジニアリング業等を行う子会社田辺製薬エンジニアリング株式会社(現・田辺三菱製薬プロビジョン)」を設立11月7日 - 31種生配合製剤ナンパオ(NANPAO)」を発売2020年令和2年10月31日までに製造販売終了)。 11月30日 - 「田辺製薬硬式野球部」がこの日をもって解散18年間の歴史に幕下ろした1993年平成5年10月 - 中華人民共和国天津市に「天津田邊製藥有限公司」を設立高血圧症治療剤「タナトリル」(イミダプリル)を発売1994年平成6年12月31日 - 老朽化に伴い研究拠点があった東京工場及び東京研究所閉鎖1995年平成7年1月17日 - 阪神・淡路大震災で、本社及び加島事業所等被災3月 - 特約事業部と、健康食品等の販売等を行う子会社田辺製薬商事株式会社(現・ニプロESファーマ)」を設立4月 - 本社内に「製品情報センター」を開設1996年平成8年) - マレーシアに「タナベセイヤクマレーシア社」を設立1997年平成9年4月1日 - 東京都葛飾区にあった100%子会社立石製薬株式会社」を吸収合併立石工場として再編1998年平成10年) - 創業320周年5月21日 - アスパラドリンクの最上級品、100ml栄養ドリンク剤アスパラMAX」を発売11月12日 - ビタミンB1誘導体主薬製剤「アスパラメガ」(一般用医薬品)を発売1999年平成11年3月1日 - 大阪府大阪市中央区平野町二丁目6番6号に「田辺平野町ビル田辺三菱製薬株式会社 平野町1号ビル経て、現在はヒロセ平野町ビル) 」が竣工大阪支店新築移転6月23日 - OTC医薬品として「アスパラ目薬クールIC」を発売2015年平成27年6月30日までに製造販売終了)。 6月30日 - 立石工場閉鎖2000年平成12年2月21日 - 医薬部外品100ml栄養ドリンク剤「アスパラドリンクX」を、ダイドードリンコ自動販売機限定発売2009年平成21年3月31日までに製造終了)。 12月 - アメリカニュージャージー州ハッケンサックに、米国内グループ共同持株会社「タナベホールディングアメリカ社」を設立脊髄小脳変性症治療剤「セレジスト」を発売2001年平成13年4月9日 - 医薬部外品100ml栄養ドリンク剤「アスパラドリンクSPゴールド」を、コンビニエンスストア限定発売9月17日 - 大正製薬との経営統合発表共同持株会社大正田辺ファルマグループ」を設立し両社がその傘下に入るという形であったが、医薬品事業主導権をめぐり両社間で争いとなり、同年12月3日経営統合見送られた(事実上破談)。 2002年平成14年5月31日 - 日本初の抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤クローン病リウマチ治療薬)「レミケード点滴静注100」を発売7月1日 - 一般用医薬品3品目エビオス錠・新ラクトーンA・ラクトコート)の販売を、アサヒフードアンドヘルスケア株式会社(現・アサヒグループ食品)へ譲渡8月5日 - 米国ノースカロライナ州ウィルミントン市における海外子会社「エーエーアイ ファルマ社」と共同で「タナベ エーエーアイ エルエルシー」を設立10月10日 - OTC向け目薬スマートアイ」を発売2006年平成18年11月30日までに製造販売終了)。 11月1日 - アニマルヘルス(動物用医薬品事業大日本製薬現・住ファーマ)に譲渡2003年平成15年) - 創業325周年1月8日 - テルモ株式会社との共同開発による高カロリー輸液総合ビタミン・糖・アミノ酸電解質液「フルカリック」を発売6月1日 - 海外子会社「タナベ・アバディ社」の社名を、「タナベインドネシア社」へ変更6月26日 - 医療用医薬品「ローコール錠」を発売12月12日 - アメリカニュージャージー州ハッケンサックに、開発事業子会社「タナベ・ファーマ・デベロップメント・アメリカ・エルエルシー」を設立2004年平成16年5月13日 - 「ビフィーナブランド」から、整腸薬「ビフィーナ整腸薬」及び便秘薬「ビフィーナ便秘薬」を森下仁丹株式会社共同発売2009年平成21年3月31日までに製造終了)。 6月30日 - 日本ベーガリンガーインゲルハイムと共同開発した医療用医薬品ブスコパン注射液」と「ブスコパン錠」の販売終了。翌7月1日田辺単独販売の「ガストローム顆粒」に移行11月25日 - 医療用医薬品バリキサ錠450mg」を発売2005年平成17年3月3日 - 医療用医薬品「ピーガード錠20mg・30mg・60mg・120mg」を発売10月3日 - 小野田工場及び小野田事業所分社化し、100%製造子会社山口田辺製薬株式会社(現・田辺三菱製薬工場)」を設立再編12月26日 - 麻しん風しん混合ワクチン「ミールビック」を発売2006年平成18年2月3日 - OTC医薬品として、コンタクトレンズ専用目薬「スマートアイプティ コンタクト」を発売2016年平成28年12月31日までに製造販売終了)。 6月16日 - テルモ共同開発した医療用医薬品「アミグランド点滴静注用」を発売7月21日 - 医療用医薬品として、抗リウマチ剤「メトトレキサート錠2mg「タナベ」」を発売2007年平成19年3月28日 - アルフレッサ ファーマ株式会社との共同開発による医療用医薬品「モディオダール錠100mg」を発売4月1日 - 国内グループ子会社再編田辺総合サービス存続会社として、同じくグループ国内子会社田辺製薬エンジニアリングとエースアートが吸収合併され、「田辺総合サービス株式会社」となる。 田辺製薬商事の特納品事業部門事業所向け一般用医薬品販売)を本社ヘルスケア事業部へ譲渡7月18日 - 医療用医薬品として抗ヒスタミン薬タリオンOD錠」を発売7月19日 - OTC医薬品アスパラ目薬モイストCL」を発売2019年令和元年10月31日までに製造販売終了)。

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