エビオス錠
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1928年(昭和3年)12月、大日本麦酒目黒工場(後のサッポロビール恵比寿工場。現在は恵比寿ガーデンプレイス)内に「ヱビオス製造工場」を設置しビール酵母製剤「ヱビオス」の製造を開始。商品名は地名の「恵比寿」に因む。1949年、大日本麦酒の会社分割で、当時の朝日麦酒(後のアサヒビール、法人としては現在のアサヒグループホールディングス)が「ヱビオス」の製造を引き継ぐことになる。1964年(昭和39年)1月「ヱビオス」から「エビオス」に名称変更。 発売当時は、田邊五兵衛商店(後の田辺製薬株式会社、現在の田辺三菱製薬)から販売されており、2002年(平成14年)7月1日以降は一般用のみアサヒフードアンドヘルスケア株式会社に販売継承されたものの、医家用(医療用乾燥酵母エビオス)に関しては田辺三菱製薬が現在も販売を行っている。 ビール酵母を主原料としているので、ビタミンD葉酸・亜鉛の他プリン体等の成分が多く含まれている。 胃もたれ、消化不良、胃部・腹部膨満感、食べすぎ、飲みすぎ、胸やけ、胸つかえ、はきけ(むかつき、二日酔・悪酔のむかつき、悪心)、嘔吐、胃弱、食欲不振(食欲減退)、栄養補給、栄養障害、妊産婦・授乳婦・虚弱体質者の栄養補給の効能・効果がある。
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