出芽酵母
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出芽酵母(しゅつがこうぼ, 英語: budding yeast)は、出芽によって増える酵母の総称であるが、普通は Saccharomyces cerevisiae をさす。
- ^ リボ核酸RNA|エル・エスコーポレーション
- ^ 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
- ^ 酵母によるビタミンB1の集積、岩島 昭夫、化学と生物、Vol.27 (1989) No.12, doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.27.779
- ^ Goffeau A, Barrell BG, Bussey H, Davis RW, Dujon B, Feldmann H, Galibert F, Hoheisel JD, Jacq C, Johnston M, Louis EJ, Mewes HW, Murakami Y, Philippsen P, Tettelin H, Oliver SG (1996). “Life with 6000 genes”. Science 274 (5287): 546, 563-7. doi:10.1126/science.274.5287.546. PMID 8849441 .
- ^ “Saccharomyces Genome Database”. Stanford University. 2013年2月12日閲覧。
- ^ B K Logan, PhD Dabft, A W Jones, PhD DSc., Endogenous Ethanol ‘Auto-Brewery Syndrome’ as a Drunk-Driving Defence Challenge.,
- ^ Dahshan, Ahmed; Donovan, Kevin., Auto-Brewery Syndrome in a Child With Short Gut Syndrome: Case Report and Review of the Literature., Journal of Pediatric Gastroenterology and Nutrition: August 2001 - Volume 33 - Issue 2 - p 214-215
ビール酵母
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「ビール酵母」も参照 ビール酵母は穀類から引き出した糖を代謝し、エチルアルコールと炭酸ガスを生産する。酵母の働きによって麦芽汁がビールになる。また酵母はビールの個性、味わいにも影響を与える。ビール酵母には、発酵中に発生する炭酸ガスとともに液面に浮かび、褐色クリーム状の泡の層を形成する上面発酵酵母と、発酵末期に槽の底に沈殿する下面発酵酵母が存在する。製造に前者を用いるビールを上面発酵ビール(エール)、後者を用いるビールを下面発酵ビール(ラガー)という(詳しくは「分類」の節を参照)。最も主要な上面発酵酵母はSaccharomyces cerevisiaeで、最も主要な下面発酵酵母はSaccharomyces uvarumである。バイエルンの白ビールではTorulaspora delbrueckii(英語版)が働く。酵母の働きが解明される以前は、空中を漂う自然酵母によって発酵を行っていた。いわゆる自然発酵ビールである。大部分のビールは純粋培養の酵母を加えることで発酵を行うが、ランビックのようなごく一部は現在も自然発酵で製造されている。自然発酵ビールのランビックでは主にBrettanomyces属の酵母が働く。
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