日本芸術協会
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日本芸術協会(にほんげいじゅつきょうかい)
- 1 日本芸術協会とは
- 2 日本芸術協会の概要
落語芸術協会
(日本芸術協会 から転送)
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公益社団法人落語芸術協会(らくごげいじゅつきょうかい)は、東京の落語家・講談師などが組織する公益社団法人。1977年まで「日本芸術協会」の名称であった。略称は「芸協」。東京の落語家だけでなく、上方落語家の笑福亭鶴光や提携団体の日本講談協会所属の講談師も多数加入している。春風亭柳昇や桂米丸など新作落語の大家を多数輩出して長年「古典の協会、新作の芸協」と称されたが、現在は古典落語の演者も多く所属している。
- ^ 近年の例では、特に単独または抜擢による真打昇進(三代目柳亭小痴楽、六代目神田伯山、桂宮治など)では五月に限らず昇進披露興行が行われている。
- ^ a b 永谷商事所有の演芸場
- ^ これには上方の落語家との親交がある瀧川鯉朝、十一代目桂文治などの尽力が大きい。特に文治が主任を務める定席興行においては、上方落語協会所属の落語家が日替わりで1名ゲストが顔付けされることが定番化している。
- ^ 主に六代目神田伯山主任の定席興行で顔付けされる機会が多い。
- ^ 桂竹丸主任の興行では山田邦子が常連出演者として顔付けされているほか、入門前は漫才師・コント芸人出身の笑福亭羽光、春風亭昇也などが主任を務める際に、中堅クラスの芸人が顔付けされることが増えている。
- ^ 芸協所属の講談師では2020年2月に神田松之丞改メ六代目神田伯山が抜擢真打となっている。
- ^ 2020年の香盤整理で「会友」に移行したのが、柳家金三、三遊亭圓太(2023年12月死去)、三遊亭遊朝、三遊亭小圓右、三遊亭左遊(2022年11月死去)の5名。その後、三遊亭扇馬が2023年に「会友」に移行している。
- ^ a b 玉川太福(浪曲)門下。
- ^ やなぎ南玉(曲独楽)門下。実父は三遊亭右左喜、実兄は林家喜之輔[31]。
- ^ 師匠であった10代目文治の死去以降、伸治門下であったが、現在は破門されているため、便宜上こちらに表記する。
- ^ 師匠であった圓の死去以降、5代目圓馬門下であったが、現在は破門されているため、便宜上こちらに表記する。
- ^ 五代目柳亭痴楽門下へ移籍するにあたり日本講談協会を退会しており、芸協のみ加入。公式サイトのプロフィールでは落語家の香盤に含まれており、同期昇進の遊馬と今輔の間に列せられている。
- ^ 先行して日本講談協会では同年3月14日より「三代目
松林伯知 」を襲名し真打に昇進しているが、落語芸術協会での真打昇進披露は2024年5月1日からであるため、便宜上この項に含めた。 - ^ a b 北見伸が立ち上げた女性マジシャンユニット。芸協のサイトではユニットとしてのプロフィールページも設けられている。メンバーはナナ、ポロンの他にプチ☆レディーがいるが芸協正会員ではなくプロフィールは掲載されていない(高座に上がることはある)。
- ^ 元Wモアモア。2020年にコンビを解散(2022年に元相方の東城しんが死去)しているが、協会ホームページの協会プロフィール上は「漫才」で表記されている。
- ^ 元東京丸・京平。2021年に相方の京丸が死去しているが、協会ホームページのプロフィール上は「漫才」で表記されている。
- ^ 旧名・北見翼。
- ^ えざおが2023年9月21日に死去[33]したため、協会プロフィールは相方の福田純一のみ「カントリーズ」名義でそのまま掲載されている。
- ^ 元おはやしの松本優子。
- ^ “「今のままじゃあ、寄席にお客来ない」”. 朝日新聞. (2012年1月26日). オリジナルの2012年1月26日時点におけるアーカイブ。 2012年12月3日閲覧。
- ^ 「落語を壊さないようにしてくださいね」桂歌丸さんの切なる願い、小遊三・昇太ら明かす(会見全文) - ハフポスト 2018年7月3日
- ^ 歌丸さんからバトン!落語芸術協会の新会長に春風亭昇太「お断りするわけには」 - SANSPO.COM 2019年3月20日
- ^ a b 春風亭昇太、落語芸術協会会長に就任 “若返り”へ,スポーツ報知,2019年6月27日
- ^ 新着情報詳細 - 新着情報一覧- 落語芸術協会
- ^ “沿革”. 日本芸術文化振興会 2022年1月25日閲覧。
- ^ “『笑点』エロ担当の三遊亭小遊三、ケーシーさんは「スケール違った」”. サンスポコム. サンケイスポーツ (2019年4月11日). 2019年4月11日閲覧。 “「(春風亭)柳昇師匠に誘われて入会したけど、一度も寄席に出ないまま消滅した」”
- ^ 魅知国(みちのく)仙台寄席
- ^ 小遊三さんが会長代行に 落語芸術協会 - 産経ニュース 2018年6月15日
- ^ “訃報 桂歌丸さん81歳=落語家、笑点で人気”. 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. (2018年7月2日) 2018年7月2日閲覧。
- ^ 歌丸さんの遺志継ぐ…春風亭昇太「後に続くものが頑張らないと」 - スポーツニッポン 2018年7月3日
- ^ a b 瀧川鯉斗、橘ノ双葉、立川吉幸が来年5月に真打ち昇進 双葉は三遊亭藍馬に改名 - スポーツ報知 2018年8月31日
- ^ 尾崎稔裕 (2019年1月22日). “落語芸術協会が三重・伊勢市と協定 寄席定期開催や観光振興策を提言”. 毎日新聞
- ^ “春風亭昇太さんら「伊勢おかげ寄席」 落語芸術協会と伊勢市の協定調印後初”. 見る・遊ぶ. 伊勢志摩経済新聞 (2019年11月21日). 2019年11月21日閲覧。
- ^ “昔昔亭A太郎、瀧川鯉八、伸三改メ桂伸衛門 真打昇進披露興行の延期について”. 落語芸術協会 (2020年4月6日). 2020年4月10日閲覧。
- ^ “5月24日(日)「第14回芸協らくごまつり」の中止について”. 落語芸術協会 (2020年4月6日). 2020年4月10日閲覧。
- ^ “ネット芸協らくごまつり”. 芸協らくごまつり. 落語芸術協会 (2020年5月24日). 2020年5月30日閲覧。
- ^ “本日10月11日より昔昔亭A太郎、瀧川鯉八、伸三改メ桂伸衛門 真打昇進披露興行始まります!”. 落語芸術協会 (2020年10月11日). 2020年10月12日閲覧。 “本年10月11日は1930年(昭和5年)10月11日に日本芸術協会として発足した私共にとって、記念すべき90周年を迎える日でございます。”
- ^ “三井住友信託銀行との遺言信託業務の紹介に関する協定締結について”. 落語芸術協会 (2020年12月16日). 2021年1月2日閲覧。
- ^ 実力者、桂宮治が真打ち昇進 2月から披露興行 - 日本経済新聞 2021年1月19日
- ^ “5月1日~11日の寄席休業について/真打昇進披露興行の延期について”. 落語芸術協会. 新着情報. 落語芸術協会 (2021年4月28日). 2021年5月7日閲覧。
- ^ 寄席支援プロジェクト(一般社団法人落語協会・公益社団法人落語芸術協会). “寄席の危機に想いを寄せて|江戸から続く落語・寄席文化存続にご支援を”. READYFOR. 2021年7月25日閲覧。
- ^ “「北芸亭」春風亭昇太の落語会 令和3年7月28日(水)かでる2・7かでるホール”. 公益財団法人北海道文化財団 (2021年6月4日). 2021年7月30日閲覧。
- ^ “公益財団法人北海道文化財団との協定締結の調印式を執り行いました。”. 落語芸術協会. 2021年7月30日閲覧。
- ^ https://www.geikyo.com/profile/index.php
- ^ 東京かわら版編・寄席演芸家名鑑
- ^ 【談志を語る】唯一の内弟子経験者・立川談幸が知る意外な優しさ - スポーツ報知 2019年5月21日
- ^ 【訃報】三遊亭左遊師匠 - 落語芸術協会 2022年12月5日
- ^ 東都寄席演芸家名鑑(東京かわら版・編)
- ^ [1]
- ^ 林家喜之輔 [@kinosukesantati] (2024年1月31日). "明日2月上席から実弟が楽屋入りして前座修行に入ります". X(旧Twitter)より2024年1月31日閲覧。
- ^ [2]
- ^ お笑いコンビ「カントリーズ」えざおさん急死 40歳 20日ライブが体調不良で中止 「漫才新人大賞」V - Sponichi Annex 2023年9月23日
- ^ 新協会員ご紹介 六華亭遊花
- ^ “円楽 落語芸術協会に加入 落語界“統一”へ一歩”. デイリースポーツ. (2017年6月28日) 2017年7月6日閲覧。
- ^ “BBI花座 落語芸術協会 仙台事務所”. 株式会社 BBI花座. 2022年12月24日閲覧。
- ^ 株式会社BBI(仙台寄席・芸協仙台事務所を運営する企業)
- ^ 落語:「とにかく笑って…」仙台に常設寄席「花座」開場へ - 毎日新聞 2017年8月28日(同年12月6日閲覧)
- 1 落語芸術協会とは
- 2 落語芸術協会の概要
- 3 役員
- 4 所属会員
- 5 関連項目
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