北見マキ (2代目)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/08 00:43 UTC 版)
| 二代目 北見 マキ | |
| 本名 | 杉田 尋生 |
|---|---|
| 別名 | 五代目
|
| 生年月日 | 1990年11月22日(34歳) |
| 出身地 | |
| 師匠 | 初代北見マキ |
| 名跡 | 1. 北見翼 (2009年 - 2019年1月) 2. 北海翼 (2019年1月 - 2020年12月) 3. 北見翼 (2020年12月 - 2022年3月) 4. 養老瀧之丞 (2015年[注釈 1] - 2025年11月) 4. 二代目北見マキ (2025年11月 - ) |
| 出囃子 | 鶴亀楽の合方 |
| 活動期間 | 2009年 - |
| 活動内容 | 和妻 奇術 |
| 所属 | 落語芸術協会 日本奇術協会 マセキ芸能社 |
| 公式サイト | 北見マキ |
二代目 北見 マキ(きたみ マキ、1990年11月22日 - )は、日本の和妻師、プロマジシャン。
来歴
幼少期より手品に興味を示し、高校入学時に手品師への夢と憧れを持つ。16歳で奇術界の一人者であった北見マキ (初代)主催のマジックスタジオに入門し、手品の基礎を学ぶ[2]。
栃木県立足利高等学校を中退[1]し、2009年に北見マキに弟子入り。北見 翼を名乗る。同年7月から落語芸術協会の前座として寄席での修業を行う。2011年7月に前座修業を終えて独り立ちし、浅草演芸ホールでデビューを果たす[2]。
2019年1月に「北海 翼」に一時改名するも、2020年12月に再び「北見 翼」に戻した[1]。
2015年に和妻界の大名跡である「養老」の亭号を、師である北見マキ(四代目養老瀧五郎)より拝領し「養老 瀧之丞」の名義でも活動する[2]。2022年3月1日、正式に北見翼から「養老 瀧之丞」へと改名した[1]。
2025年3月18日、自身のYouTube配信で、同年11月より「二代目 北見 マキ」および「五代目 養老 瀧五郎」を襲名することを発表した[3][4]。
2025年11月6日、「二代目北見マキ」および「五代目養老瀧五郎」を襲名した。同年11月下席より新宿末廣亭を始めとして各寄席で30日間の襲名披露興行を行う[5]。
人物
日本の伝統奇術である手妻の一派「養老派」の家元・養老瀧五郎の技を継承する養老派の和妻師。純日本手品、古典和妻を研鑽する一方、和洋問わず手品を演じるプロマジシャンとしても活動している[6]。
日本舞踊を宗山流の胡蝶から、長唄を杵屋栄敏郎から、新内節を岡本宮之助から指導を受けている[2]。
脚注
注釈
- ^ 正式な改名は2022年3月より。
出典
- ^ a b c d e 東京かわら版「東都寄席演芸家名鑑2」P170より。
- ^ a b c d “プロフィール|養老瀧之丞”. 養老瀧之丞 公式ホームページ. 2023年10月25日閲覧。
- ^ 養老瀧之丞からのお知らせ - YouTube
- ^ “養老瀧之丞”. X (formerly Twitter). 2025年3月18日閲覧。
- ^ “養老瀧之丞改メ二代目北見マキ襲名”. 公益社団法人落語芸術協会 (2025年11月6日). 2025年11月6日閲覧。
- ^ “日本の伝統奇術、和妻(わづま)の魅力 | 雪駄 下駄 草履 浅草老舗 辻屋本店” (2022年3月28日). 2023年10月25日閲覧。
外部リンク
- 北見マキ - マセキ芸能社
- 北見マキ - 落語芸術協会
- 二代目北見マキ(五代目養老瀧五郎) (@yorotakinojo) - X
- 養老瀧之丞(Yoro Takinojo) TV - YouTubeチャンネル
- 北見マキ/養老瀧五郎 - 日本奇術協会
- 北見マキ_(2代目)のページへのリンク