桂小文治とは? わかりやすく解説

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桂小文治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/09 03:11 UTC 版)

桂 小文治(かつら こぶんじ)は落語家の名跡。当代は三代目。

元々は上方落語の名跡であるが、先代が大阪から上京してそのまま東京に定住し門弟を育成。小文治の名跡は孫弟子に受け継がれた。この先代小文治が初代で、当代は二代目であるとする文献も多く、当代自身も以前(2021年まで?)は二代目を名乗っていた[1][2]。当代は現在三代目としている[3][4]ものの稲田裕次郎の小文治を初代と紹介している[5]が、先代以前に小文治を名乗った落語家が実際に存在しているため本項では先代を二代目で統一する。


三代目(二代目) かつら 小文治 こぶんじ

結三柏は、桂文治一門の定紋である。
本名 古田 ふるた 繁昌 しげまさ
生年月日 (1957-05-29) 1957年5月29日(67歳)
出身地 日本青森県八戸市
師匠 十代目桂文治
弟子 桂小右治
桂しゅう治
桂小すみ
名跡 1. 桂 亭治 ていじ
(1979年 - 1993年)
2. 三代目桂小文治
(1993年 - )
出囃子 あやめ浴衣
活動期間 1979年 -
所属 日本芸術協会
落語芸術協会
受賞歴
2008年 文化庁芸術祭優秀賞
2023年 青森県文化賞
備考
落語芸術協会理事

三代目 桂 小文治(かつら こぶんじ、1957年5月29日 - )は、青森県八戸市出身の落語家。落語芸術協会理事。本名:古田 繁昌出囃子は「あやめ浴衣」。

経歴

青森県立八戸高等学校を経て、専修大学商学部商業学科卒業[6]1979年8月に十代目桂文治に入門、前座名 亭治 ていじで初高座。

1984年2月、二ツ目昇進。

1993年5月に桂小南治春風亭柳桜と共に真打昇進。同時に大師匠の名跡である三代目桂小文治襲名。2008年12月に平成20年度(第63回)文化庁芸術祭の大衆芸能部門において、桂小文治十八番創りの会の成果が優秀賞を受賞。

芸歴

受賞歴

  • 2008年 平成20年度(第63回)文化庁芸術祭優秀賞
  • 2023年 青森県文化賞(文芸)[7]

演目

弟子

落語家

二ツ目

前座

  • 桂しゅう治

色物

預かり

出演情報

インターネットTV

DVD

脚注

  1. ^ 桂小文治 - 協会員プロフィール 落語芸術協会 - ウェイバックマシン(2021年6月13日アーカイブ分)
  2. ^ トップページ - ウェイバックマシン(2018年8月17日アーカイブ分)
  3. ^ 落語芸術協会. “桂小文治 - 協会員プロフィール|落語芸術協会”. 2022年5月29日閲覧。
  4. ^ トップページ(プロフィールページ)”. 2022年5月29日閲覧。
  5. ^ 桂小文治は噺家で!”. 2022年5月29日閲覧。
  6. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.537
  7. ^ 令和5年度青森県文化賞受賞者” (PDF). 青森県庁 (2023年11月). 2023年11月7日閲覧。
  8. ^ 国本 はる乃”. X (formerly Twitter). 2024年6月8日閲覧。

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