桂竹千代とは? わかりやすく解説

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桂竹千代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/21 08:38 UTC 版)

かつら 竹千代 たけちよ
本名 横田 よこた 隆宏 たかひろ
生年月日 (1987-03-17) 1987年3月17日(38歳)
出身地 日本千葉県旭市
師匠 桂竹丸
名跡 1. 桂竹のこ
(2011年 - 2015年)
2. 桂竹千代
(2015年 - )
出囃子 猩々
活動期間 2006年 - 2010年
2011年 -
活動内容 落語家
所属 落語芸術協会
公式サイト 落語家 桂 竹千代
受賞歴

  • 第18回さがみはら若手落語家選手権優勝
  • 2021年ご当地落語「赤倉温泉」湯守の宿三之丞賞
  • 令和3年度(第76回)文化庁芸術祭・大衆芸能部門『新人賞』
備考
千葉県旭市観光大使

桂 竹千代(かつら たけちよ、1987年3月17日 - )は、落語芸術協会所属の落語家出囃子は『猩々』。

来歴

千葉県立匝瑳高等学校を経て、明治大学文学部史学地理学科卒業。同大学院文学研究科古代日本文学専攻修士課程修了。大学時代は落語研究会に所属[1]。同じく大学在学中の2006年ワタナベコメディスクールに入学(4期生)。漫才コンビ・ゴーギャン職人やピン芸人・ヨコタカとして活動(当時はニュースタッフエージェンシー所属)するが、2010年に活動を一時休止[2]

2011年7月、歴史もの新作落語を得意とする桂竹丸に入門。同年10月より前座(竹のこ)。2015年9月、二つ目昇進、竹千代と改名。

同じ落語芸術協会に所属する10人(他のメンバーは、春風亭鯉づむ春風亭昇吾昔昔亭喜太郎瀧川鯉白三遊亭遊子桂鷹治古今亭今いち立川幸之進笑福亭希光)で「芸協カデンツァ」というユニットを組んでいる。実質的に「成金」の後継にあたる。

2021年12月9日、ご当地落語「赤倉温泉」で、現地滞在4日間で創り演じた新作落語『おさいど祭』が、『湯守の宿三之丞賞』を受賞。

2021年、令和3年度(第76回)文化庁芸術祭の大衆芸能部門新人賞を受賞。芸歴10周年を迎えた11月9日に、東京・内幸町ホールで開いた「桂竹千代独演会2021冬」(「鮑のし」「古事記~完全版」を口演)が評価された[3]

2026年5月、春風亭昇吾雷門音助改め三代目雷門五郎、昔昔亭喜太郎とともに真打昇進予定[4]

人物

柔道(弐段)、文学修士、学芸員、社会教育主事、温泉ソムリエなどを所持している。千葉県旭市観光大使[5]。苦手な食べ物はネギ。食事に入っていたら必ず抜いてもらう。

師匠の竹丸からは「3人いる弟子の中で4番目に好き」と評価されている[6]

出演番組

テレビ

その他

著書

脚注

注釈

  1. ^ シャープ公式チャンネルで映像が配信されている。

出典

  1. ^ 桂竹丸さん”. 増田みのり『みのりの日記』 - AMラジオ 1242 ニッポン放送 (2011年9月30日). 2015年12月8日閲覧。
  2. ^ ご報告。”. ヨコタカのつれづれ日記~なすは焼いたやつに限る~ (2010年8月9日). 2016年2月18日閲覧。
  3. ^ 令和3年度(第76回)文化庁芸術祭賞受賞一覧(参加公演)” (PDF). 文化庁 (2021年12月24日). 2021年12月25日閲覧。
  4. ^ 新着情報詳細 - 新着情報一覧|落語芸術協会”. www.geikyo.com. 2025年5月21日閲覧。
  5. ^ 桂竹千代・協会員プロフィール(一般社団法人落語芸術協会)”. 2018年7月28日閲覧。
  6. ^ 長井好弘「今月のお言葉(209)桂竹丸の巻」『東京かわら版』2024年10月号、170頁、ISBN 9784910085524 

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