三遊亭圓雀_(5代目)とは? わかりやすく解説

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三遊亭圓雀 (5代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 22:57 UTC 版)

五代目 三遊亭 さんゆうてい 圓雀 えんじゃく

三遊亭圓雀定紋「高崎扇」
本名 柳本 やなぎもと おさむ
生年月日 1949年3月22日
没年月日 (2016-01-04) 2016年1月4日(66歳没)
出身地 日本東京都世田谷区
死没地 日本鹿児島県
師匠 四代目三遊亭圓馬
名跡 1. 三遊亭はる馬
(1968年 - 1971年)
2. 三遊亭春馬
(1971年 - 1983年)
3. 五代目三遊亭圓雀
(1983年 - 2016年)
出囃子 喜撰
活動期間 1968年 - 2016年
活動内容 落語家
配偶者 あり
所属 日本芸術協会
落語芸術協会

五代目 三遊亭 圓雀(さんゆうてい えんじゃく、1949年3月22日 - 2016年1月4日)は落語芸術協会所属の落語家。本名∶柳本 修出囃子は「喜撰」。

来歴

東京都世田谷区出身。都立烏山工業高校卒業後の1968年2月に四代目三遊亭圓馬に入門、前座名「はる馬」を名乗る。

1971年10月、二ツ目昇進し「春馬」と改名。

1983年4月に四代目春雨や雷蔵二代目柳亭小痴楽古今亭寿輔三笑亭夢之助桂京丸五代目春風亭柳條と共に真打昇進、「五代目三遊亭圓雀」を襲名。

2016年1月4日に脳梗塞のため鹿児島の病院で死去[1][2]。葬儀・告別式は近親者のみで執り行い、後日報道によりその死が公表された。同じく密葬を執り行った「上方落語四天王」の一人の三代目桂春団治の死去と発表が前後している。

人物

古典落語を専門とし、得意ネタは、唐茄子屋政談、紙入れ、妄馬、錦の袈裟など[3]

落語芸術協会のデキシーバンドにゅうおいらんず」ではクラリネットを担当した。メンバーの中で数少ない演奏経験者でもあるため、結成してから初めて演奏をはじめたメンバーと同じパートを担当したり、サポート演奏をすることもあった。また、曲によってはボーカルも兼ねた[1]

趣味はワイン[3]

長唄の初代杵屋三左衛門は叔父にあたる。

芸歴

脚注

  1. ^ a b c “落語家の三遊亭円雀氏が死去”. 産経新聞. (2016年1月16日). https://www.sankei.com/article/20160116-HU5VHKKOY5OD7PER6PWEWQGTG4/ 2016年1月16日閲覧。 
  2. ^ a b 【訃報】 三遊亭円雀”. 落語芸術協会 (2016年1月15日). 2016年2月24日閲覧。
  3. ^ a b 三遊亭圓雀(落語芸術協会)”. 2016年1月17日閲覧。

出典

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