新制大学発足
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1949年(昭和24年)5月31日 - 学制改革により、以下の6校を統合・包括の上、新制大学「山口大学」が発足。初代学長に松山基範が就任。 【包括校】 以下の6校は最後の在学生が卒業するまで、頭に山口大学をつけた名称(例:山口大学山口高等学校)で存続されることとなった。1. 山口高等学校 2. 山口経済専門学校(旧山口高等商業学校) 3. 宇部工業専門学校(旧宇部高等工業学校) 4. 山口師範学校 5. 山口青年師範学校 6. 県立山口獣医畜産専門学校 【学部】 文理学部・教育学部・経済学部・工学部・農学部の5学部を設置。 【附属校】 教育学部の分校として防府分校と光分校の2校を設置。 師範学校の附属校として山口小学校・中学校、光小学校・中学校の4校、青年師範学校の附属校として防府中学校1校、計5校を継承。 1950年(昭和25年)3月31日 - 最後の在学生を送り出し、山口高等学校を廃止。 1951年(昭和26年)3月31日 - 最後の在学生を送り出し、旧制の包括校であった山口経済専門学校、宇部工業専門学校、山口師範学校、山口青年師範学校を廃止。 4月1日 - 師範学校・青年師範学校の廃止に伴い、附属小・中学校の名称を師範学校附属から教育学部附属に改称。 この年 - 佐波川調査会が発足。 1952年(昭和27年)3月31日 - 最後の在学生を送り出し、山口獣医畜産専門学校を廃止。 11月1日 - 農学部附属農場が完成。 1953年(昭和28年)7月1日 - 農学部附属家畜病院を設置。 8月1日 - 工学部に工業短期大学部(機械科・工業化学科)を併設。 1954年(昭和29年)4月1日 - 専攻科が創設され、経済学専攻科を設置。 1957年(昭和32年)3月31日 - 教育学部光分校を廃止。 1958年(昭和33年)1月27日 - 文理学部長であった田中晃が事務取扱に就任。 4月1日 - 専攻科に工学専攻科を設置。 6月14日 - 田中晃が2代目学長に就任。 1959年(昭和34年)4月1日 - 専攻科に農学専攻科を設置。 1960年(昭和35年)3月31日 - 教育学部防府分校を廃止。附属防府中学校を附属山口中学校に統合。 1962年(昭和37年)6月14日 - 3代目学長に広島大学名誉教授の市川禎治が就任。 1964年(昭和39年)4月1日 - 山口県立医科大学を国立移管し、医学部を設置。専攻科に教育専攻科を設置。 1966年(昭和41年)4月1日 - 文理学部を改組し、教養部を設置。教育学部附属幼稚園を設置。専攻科の工学専攻科を廃止。 4月2日 - 創設された大学院に工学研究科を設置。 10月 - 農学部の吉田キャンパスへの移転が完了。 1967年(昭和42年)3月 - 教養部の吉田キャンパスへの移転が完了。 4月1日 - 医学部附属病院、附属看護学校、附属衛生検査技師学校を設置。大学院に医学研究科を設置。 1968年(昭和43年)10月 - 文理学部の吉田キャンパスへの移転が完了。 11月 - 事務局および学生部の吉田キャンパスへの移転が完了。 1969年(昭和44年)3月31日 - 専攻科の農学専攻科を廃止。 4月1日 - 大学院に農学研究科を設置。事務取扱に田中弘道が就任。 1970年(昭和45年)3月 - 附属図書館の吉田キャンパスへの移転が完了。 4月1日 - 専攻科に理学専攻科を設置。保健管理センターを設置。事務取扱に力武一郎が就任。 1971年(昭和46年)4月1日 - 4代目学長に力武一郎が就任。 9月28日 - RI実験室を設置。 1972年(昭和47年)4月1日 - 専攻科に文学専攻科を設置。医学部附属臨床検査技師学校を設置。 8月 - 教育学部の吉田キャンパスへの移転が完了。 1973年(昭和48年)1月 - 経済学部が「学都山口開闢(かいびゃく)の地」亀山キャンパスから吉田キャンパスに移転し、工学部・医学部を除く全学部の吉田キャンパスへの移転が完了。 3月31日 - 医学部附属衛生検査技師学校を廃止。 4月1日 - 5代目学長に中村正二郎が就任。 1975年(昭和50年)3月31日 - 専攻科の経済学専攻科が廃止。 4月1日 - 大学院に経済学研究科を設置。 1977年(昭和52年)3月30日 - 埋蔵文化財資料館が開館。 12月4日 - 事務取扱に戸田光敬が就任。 1978年(昭和53年)3月1日 - 6代目学長に小西俊造が就任。 6月17日 - 文理学部を分離改組し、人文学部と理学部を設置。 1979年(昭和54年)4月1日 - 教育学部附属養護学校を設置。 10月1日 - 医学部に医療技術短期大学部を併設。 1980年(昭和55年)3月25日 - 実験動物センターを設置。 1981年(昭和56年)4月1日 - 医学部附属動物実験施設、生命科学実験センターを設置。 1982年(昭和57年)3月31日 - 専攻科の理学専攻科を廃止。 4月1日 - 大学院に理学研究科を設置。医学部附属看護学校を廃止。 1983年(昭和58年)3月8日 - 排水処理センターを設置。 3月31日 - 医学部附属臨床検査技師学校を廃止。 1984年(昭和59年)3月1日 - 事務取扱に岩城秀夫が就任。 5月16日 - 7代目学長に粟屋和彦が就任。 1985年(昭和60年)4月1日 - 専攻科の文学専攻科を廃止し、大学院に人文科学研究科を設置。 1987年(昭和62年)5月21日 - 教育学部附属教育実践研究指導センターを設置。 1989年(平成元年)4月1日鳥取大学との連携により、大学院に鳥取大学大学院連合農学研究科を設置。 教育学部に教員養成を目的としない総合文化教育課程を設置。 1990年(平成2年)4月1日 - 大学院に連合獣医学研究科を設置。 5月16日 - 8代目学長に三分一政男が就任。 1991年(平成3年)3月31日 - 専攻科の教育専攻科を廃止。これにより、大学に存在した全ての専攻科が廃止され、37年間続いた専攻科の歴史に幕を下ろす。 4月1日 - 大学院に教育学研究科を設置。 1992年(平成4年)4月10日 - 機器分析センターを設置。 1993年(平成5年)3月31日 - 工業短期大学部を廃止。 5月16日 - 9代目学長に村上悳が就任。 1994年(平成6年)6月24日 - 遺伝子実験センターを設置。 1995年(平成7年)1月18日 - 商品資料館を設置。 4月1日 - 総合情報処理センターを設置。 1996年(平成8年)4月1日 - 教養部を廃止し、共通教育センターを設置。 5月16日 - 10代目学長に広中平祐が就任。 1997年(平成9年)4月1日 - 大学院の工学研究科を廃止し、理工学研究科を設置。 4月2日 - 教育学部附属教育実践研究指導センターを廃止し、教育学部附属教育実践総合センターを設置。 1998年(平成10年)3月31日 - 大学院の理学研究科を廃止され、理工学研究科に統合。 1999年(平成11年)12月1日 - 医学部医学教育センターを設置。 2000年(平成12年)4月1日 - 時間学研究所を設置。 2001年(平成13年)4月1日 - 大学院に東アジア研究科を設置。アドミッションセンターを設置。 2002年(平成14年)4月1日 - 共通教育センターを廃止し、大学教育センターを設置。総合情報処理センターがメディア基盤センターに改称。 5月16日 - 11代目学長に加藤紘が就任。 2003年(平成15年)3月31日 - 医療技術短期大学部、医学部附属動物実験施設を廃止。 4月1日学生支援センター、工学部附属ものづくり創生センターを設置。 総合科学実験センターの設置に伴い、総合科学実験センター生体分析実験センター、総合科学実験センターアイソトープ実験センターを設置。 4月15日 - エクステンションセンターを設置。(2008年4月1日に組織改編) 2004年(平成16年)国立大学法人法の規定により、「国立大学法人山口大学」となる。新シンボルマークを制定。また加藤紘が学長を留任。 東京都港区芝浦のキャンパス・イノベーションセンターの6階614号室(リエゾン室7)に東京リエゾン・オフィスが設置される。 RI実験室を「総合科学実験センターアイソトープ分析施設」に改称。 実験動物センターを「総合科学実験センター実験動物施設」に改称。 生命科学実験センターを「総合科学実験センター生命科学実験施設」に改称。 機器分析センターを「総合科学実験センター機器分析実験施設」に改称。 遺伝子実験センターを「総合科学実験センター遺伝子実験施設」に改称。 総合科学実験センター生体分析実験センターを「総合科学実験センター生体分析実験施設」に改称。 総合科学実験センターアイソトープ実験センターを「総合科学実験センターアイソトープ実験施設」に改称。 2005年(平成17年)4月1日 - 大学院に技術経営研究科を設置。大学院の医学研究科を「医学系研究科」に改称。 8月1日 - 工学部附属工学教育研究センターを設置。 2006年(平成18年)4月1日 - 大学評価室を設置。 5月16日 - 12代目学長に丸本卓哉が就任。 2007年(平成19年)4月1日教育学部附属養護学校を教育学部附属特別支援学校に改称。 農学部附属家畜病院を農学部附属動物医療センターに改称。 2008年(平成20年)1月21日 - 大学院理工学研究科附属安全環境研究センターを設置。 2月1日 - 大学院医学系研究科附属修復医学教育研究センターを設置。 3月 - 東亜経済研究所の新棟が完成。(東亜経済研究所は大学創立以前の1933年4月1日に設置。) 4月1日 - 留学生センターを設置。 2009年(平成21年)9月1日 - 農学部附属中高温微生物研究センターと大学院教育学研究科附属臨床心理センターを設置。 2010年(平成22年)4月1日排水処理センターを「総合科学実験センター排水処理施設」に改称。 総合科学実験センターアイソトープ分析施設を「総合科学実験センターシステム生物学・RI分析施設」に改称。 総合科学実験センターアイソトープ実験施設を「総合科学実験センターRI実験施設」に改称。 2012年(平成24年)4月1日産学公連携センターと知的財産センターを設置。 東京リエゾン・オフィスを「東京事務所」に改称。 農学部附属動物医療センターを「共同獣医学部附属動物医療センター」に改称。 農学部附属中高温微生物研究センターを「農学部及び共同獣医学部附属中高温微生物研究センター」に組織変更。 4月 - 鹿児島大学との全国初の「共同学部」で共同獣医学部を設置。山口大学として8学部目となる。 2014年(平成26年)4月1日 - 13代目学長に岡正朗が就任。 2015年(平成27年)4月 - 前身である山口講堂の創立年から数えて200周年を迎える。教育学部と経済学部を改組。国際総合科学部を設置。 2016年(平成28年) - 学部再編。教職大学院設置。大学院の理工学研究科、農学研究科、医学系研究科を改組・統合し、創成科学研究科を設置。 2018年(平成30年)3月31日工学部が、中国地方初の消防団協力事業所として宇部市より認定 。 4月1日共同獣医学研究科が設置。 4月4日大学院共同獣医学研究科銘板除幕式を開催。 5月30日医学部大学院「AIシステム医学・医療研究教育センター」を設置。
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