作品活動とは? わかりやすく解説

作品活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 19:25 UTC 版)

水野英子」の記事における「作品活動」の解説

元々文学少女だったが、小学3年生のときに手塚治虫の『漫画大学』に衝撃を受け、漫画家志す中学生のころから雑誌漫画少年』に投稿続けていたが、佳作止まり入賞することはなかった。しかし、審査員の手塚が保存していた水野投稿作を偶然目にした『少女クラブ編集者丸山昭水野作品気に入りその場手塚水野投稿作を褒めたことから、丸山水野原稿依頼することになった。この時、水野郷里下関漁網会社就職決めたばかりであり、デビューからトキワ荘に移るまでは兼業漫画家だった。 1955年15歳漫画家としてデビュー。それから3年後1958年、初の長編連載『銀の花びら』(緑川圭子 原作)で人気を得る一方石森章太郎赤塚不二夫と「U・マイア」のペンネームで『赤い火と黒かみ』、『星はかなしく』、『くらやみ天使』を合作し発表した。この合作のため、水野郷里下関から上京し、すでに石森赤塚住んでいたトキワ荘入居することになったトキワ荘居住している間は、自分作品執筆やU・マイア名義合作以外に、石森アシスタント的な仕事をすることも多く石森作画表現技法多大な影響を受け、自分画力飛躍的に向上した語っている。 『銀の花びら』、『星のたてごと』、『白いトロイカ』などでは、ヨーロッパ古代中世帝政時代舞台に、ダイナミックな物語華麗な絵柄構成し当時少女漫画定番だった親子生き別れ物語友情物語などの作品とは一線を画し斬新な作風だった。そのため、こうした歴史上時代背景にして壮大な西欧ロマン描いた作品は、しばしば「水野調」と呼ばれるようになった1960年発表した初めてのオリジナル長編『星のたてごと』は、それまで少女漫画ではタブー視されてきた男女恋愛初め描いた作品といわれるその後1960年代初頭からの少女雑誌週刊誌化の頃は、編集者方針によって『麗しのサブリナ』などのハリウッド映画下地にした軽快なロマンチック・コメディー路線展開した。その一方で少女漫画初の実際歴史動き扱った歴史ロマンとされる『白いトロイカ』を1964年発表している。 やがて『ブロードウェイの星』等のアメリカ舞台にした作品では、黒人差別問題ベトナム反戦運動などの当時の社会テーマ織りこまれるようになっていった。特に1969年から連載したファイヤー!』は、当時少女漫画では珍しく男性主人公のかつ実験的な作風であり、1960年代後半ヒッピー・ムーブメントロック・ミュージック代表されるカウンターカルチャー通して時代を見つめている。自費アメリカヨーロッパ現地取材行って描かれたこの作品少女漫画超え男性読者注目集めとともに少女漫画読者年齢層押し上げた水野当時ロック・ミュージックの中で、とりわけピンク・フロイド幻想的世界へ傾倒語っており、それと共通するように、『ファイヤー!以降しばらくは、漫画のコマ時空間形式超えようとする幻想詩的絵物語的な方向への様式追及していった。しかしロックファッションとして定着すると彼女はロックへの興味無くしたという。 現在、ライフワークとしての大作ルートヴィヒII世』の執筆希望しつつも、掲載雑誌休刊して中断したままとなっている。 また、いわゆる24年組活躍し始める前の時代最近ではとかく忘れられがちな『リボンの騎士』1953年)から『ベルサイユのばら』(1972年)までの戦後少女漫画創成期にあたる20年間を語り残そうと、2010年に『トキワ荘パワー!』(祥伝社)を監修出版したトキワ荘系統以外の少女漫画家についても同様の本出したいとしている。 トキワ荘多くメディア取り上げられるうになるにつれ、誤った情報も目に付くようになり、また、トキワ荘居住した漫画家健在な者が少なくなってきたこともあり、当時創作活動日常生活様子正確に伝え残そうと、自身トキワ荘入居から去るまでの間の出来事綴った手記トキワ荘日記』を2009年自費出版したのをはじめ、近年関連イベントでの講演トークショー積極的に行っている。

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作品・活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 06:58 UTC 版)

吉田潔」の記事における「作品・活動」の解説

1996年勇気引力』 - 松浦有希ユニット。 「私らしく」(テレビアニメ『機動戦艦ナデシコ』エンディング) - 作曲シングルCDYOU GET TO BURNING」にC/Wとして収録1999年 『打 Asian Drums』(CHCB-10013) 日本を含む16カ国で発売され、特にアメリカでは高い評価を受ける。 2001年 『打 Asian Drums II』(CHCB-10027) NHKスペシャル日本人 はるかな旅』(テーマ番組音楽) - アルバムとしてリリース(CHCB-10033) NHK BS Hiハイビジョンスペシャル』(オープニングロゴ) 『UBUD』(CHCB-30009)- ユニットUBUD名義 2002年 NHKスペシャル地球市場、富の攻防』(テーマ番組音楽)- 加古隆共作 2003年 NHK世界動物カメラマン野生へのまなざし』(テーマ番組音楽NHK BS Hi『パンダスペシャルデー(特番)』(テーマ音楽NHKにんげんドキュメント』(オープニングロゴ2004年 NHK BS Hi遠くにありてにっぽん人』(テーマ音楽NHK BS Hiカメラマン岩合光昭中国秦嶺山脈を撮る』(テーマ番組音楽) 『UBUD DUA』(CHCB-10052) - ユニットUBUD名義 山本寛斎スーパーショー『アボルダージュ』(日本武道館) - 音楽制作加古隆共作) 「音と動きハーモニー2004」 - 日本体育大学体操部からの委嘱による作曲 2005年 NHKスペシャル一瞬戦後史』(テーマ番組音楽愛知万博オープニングイベント『とぶぞっ!いのちの祭』(音楽監督) 「音と動きハーモニー2005」- 日本体育大学体操部からの委嘱による作曲 2006年 アニメ映画『時をかける少女』音楽) - アルバムとしてリリース(PCCR.00434) 「音と動きハーモニー2006」 - 日本体育大学体操部からの委嘱による作曲 GALA国際体操祭(上越市直江津テーマ曲 『祭』(CHCB-10070) - 山本寛斎との出逢いから生まれた楽曲をまとめたアルバム 2007年海外でも発売された。 2007年 山本寛斎スーパーショー『太陽の船』(音楽監督NHKスペシャル新・シルクロード』(「激動大地をゆく」編の挿入曲) - アルバムとしてリリース(SICC 7202009年作家コンプリート盤『Amal』としてもリリースされている。 テレビアニメシグルイ』(音楽) - アルバムとしてリリース(GNCA 1145) 西沢サトシtoo soft to touch, too sweet to bite』(サウンドプロデュース2008年 テレビアニメカイバ』(音楽) 『UBUD Tiga』(CHCB-10081) - ユニットUBUD名義 サラゴサ国際博覧会オープニングイベント(音楽監修テレビアニメ黒塚 KUROZUKA』(音楽NHK国際放送Asian Voices』(テーマ音楽2009年 テレビ朝日ロンドンハーツ狩野英孝50TAプロジェクトアレンジワールド・ベースボール・クラシック東京ラウンドオープニングセレモニー(音楽山本寛斎スーパーショー『Festival of Life in Indonesia』(音楽監督) 「音と動きハーモニー2009」- 日本体育大学体操部からの委嘱による作曲 NHKスペシャル『チャイナパワー』(音楽2010年 ドキュメンタリー映画『ヤノマミ』(音楽2011年武士 Mononofu』(CHCB-10097) 2012年Cure」 - 宮本笑里アルバムrenaissance』への提供曲 映像作品Beyond The Tsunami』(音楽) - ダボス会議上映 ドキュメンタリー映画天のしずく 辰巳芳子"いのちのスープ"』(音楽2016年 中国のアニメ映画紅き大魚の伝説』(原題大魚海棠 / 音楽

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作品・活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 02:20 UTC 版)

高橋ミチ」の記事における「作品・活動」の解説

1993年から本格的に欧米進出この後日本イギリスアメリカの賞を多数受賞テディベア界のアカデミー賞と言われる"TOBY®"賞に日本人として初めノミネートされ延べ4作品3年連続ノミネートされた。 1996年阪神大震災チャリティーオークション創作した作品 "Over the Rainbow" 虹の彼方に は、寬仁親王妃より直々に評価を受け、70万円落札国内アーティスト最高額)され全額寄付した作品ミシン一切使わない全ての工程半返し縫い」をポリシーとしているので、年間35作品前後し創作できない寡作アーティストで、世界テディベア界の中では稀少価値があると評されている。 イギリス日本ハウステンボスを含む)の権威あるミュージアムに特別依頼受けた作品多数展示作品コンセプトは、幻想可憐清楚イメージするものが多く、観て、触れて語りかけることができる立派な芸術として確立させることに力を尽くしている。「高橋ミチ・キモノコレクション©」を通してテディベアオリエンタル息吹吹きかけることにより、東洋と西洋新し繋がりもちろんのこと日本の伝統美を提唱し文化交流パイオニアとして評価受けている。 近年では、マルチーズ犬のファンシャーとして、モヘア製のリアルドッグを制作する等、他犬種愛玩犬)にも力を入れ、"リアルモヘアドッグ©"の世界で欧米ファン持ち、ソフトスカルプター©として美術界活躍中。

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作品・活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 02:21 UTC 版)

高橋ヒロ」の記事における「作品・活動」の解説

後世に残る芸術としてのテディベア」をモットーに、ミシン一切使わない全て半返し縫い仕上げ装飾品にも手作り心掛ける。年間20作品前後し創作しない寡作アーティストで、殆どが「one-of-a-kind」と呼ばれている一点物作品は、コンベンションミュージアム専門誌でしか観る事ができない稀少価値の高い作品となっている。 1993年以降は、固く引き締まったボディーアンティークトラディショナル・スタイル斬新なオリジナルデザイン・スタイルの2種類スタンダードサイズからミニチュアサイズで表現するその作品群は日本アメリカで数多くの賞を受賞日本人初の本格的男性テディベアアーティストとなったパイオニアとして知名度を持つ。 近年では、地球環境保護メッセージとりいれ作品創りにも力を入れ、リアルスティックなポーラベア(ホッキョクグマ)やグリズリーベア続々作出している。世界テディベア文化との交流日本テディベア文化発展作品通した慈善活動にも寄与しNPO日本テディベア協会発足にも参画する

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