作品演奏会と録音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 06:51 UTC 版)
紺野の作品発見から更に16年後の2011年、小宮のもとに紺野の「弦楽三重奏曲」についての問い合わせがはいった。それをきっかけに楽譜の整備が進み、2012年4月28日紺野の故郷である山形市文翔館ホールにて、山形弦楽四重奏団第43回定期演奏会のアンコールとして「弦楽三重奏曲」の第2楽章が演奏された。 同年9月30日、明治学院大学白金キャンパスアートホールで開催された「明治学院コンサートシリーズ第44回《日本近代音楽館によせて・4》」において、紺野陽吉 (安藤久義補作) 「弦楽トリオ」が初演された。紺野の作品のうちこの曲だけは終楽章の最後が未完であったので、清瀬保二の弟子である安藤久義が補作している。 2013年1月14日には、紺野陽吉生誕百年記念演奏会が山形弦楽四重奏団により山形市で開催され、弦楽三重奏曲が演奏された。その後も国内外で作品が演奏されている。 2014年4月28日には紺野の作品3曲の録音が行われ、ミッテンヴァルトからCDが発売された。
※この「作品演奏会と録音」の解説は、「紺野陽吉」の解説の一部です。
「作品演奏会と録音」を含む「紺野陽吉」の記事については、「紺野陽吉」の概要を参照ください。
- 作品演奏会と録音のページへのリンク