補作
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この巻の脱落(と思われるもの)を補うための著作が後世の学者や作家によって幾作か書かれている。 本居宣長『手枕』(1763年)六条御息所との馴れ初め。 丸谷才一『輝く日の宮』(2003年)最後の章がこれにあたる。 森谷明子『千年の黙 異本源氏物語』(2003年) 瀬戸内寂聴『藤壺』(2004年)
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補作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/07 15:39 UTC 版)
この部分を補うための補作がいくつか書かれている。 『雲隠六帖』(室町時代ころの作、作者不詳) - 全六帖。第一の雲隠の帖において源氏の出家失踪を語る。 『Le dernier amour du prince Genghi』(日本語題「源氏の君の最後の恋」) - フランス人小説家マルグリット・ユルスナールが1938年に書いた短編集『Nouvelles orientales』(日本語訳『東方綺譚』多田智満子訳、白水社〈白水Uブックス〉、1984年、ISBN 4560070695)に収録。光源氏がかつて愛した女性に看取られつつ死を迎える。 『あさきゆめみし』(大和和紀) - 第一部の最後で、源氏の出家と死が語られる。 『雲隠』を題材とした作品 『トップレディーむかしむかし』(小松左京) - SF短編小説。タイムマシンを使って、額田王、紫式部、北条政子にインタビューするという内容。紫式部にインタビューした際に、こっそり持ち帰った自筆原稿を読んでみると、どの帖にも当てはまらない。さては、これが『雲隠』……。
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