スペシャル版以降の主要人物とは? わかりやすく解説

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スペシャル版以降の主要人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 09:03 UTC 版)

踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧」の記事における「スペシャル版以降の主要人物」の解説

新城賢太郎 演 - 筧利夫 警察庁長官官房総務課長警視監 篠原夏美 演 - 内田有紀 湾岸署刑事課強行犯係巡査部長昭和51年11月16日生まれO型(※月日血液型演じた内田と同じ)。 本籍出身地東京都 最終学歴大妻女子大学短期大学部卒業。 『踊る大捜査線番外編 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル』の主人公映画ダーティハリー」が好きで刑事になりたくて警察官となる。物語冒頭警察学校卒業したばかりの新人として、湾岸署交通課巡査として配属される青島同様に自分信念貫いて行動するトラブルメーカーであることから、周囲から「女青島」と呼ばれるうになるそれゆえ新しく上司になった桑野対立するうになるが、最終的に和解した被疑者と偶然遭遇してしまう悪運持ち主でもある。 『歳末特別警戒スペシャル』で杉並北署時代青島俊作の上であった篠原浩三は実父であり、もともと父親から青島の話は聞かされていたが、青島直接会ったのは『番外編』の終盤初めてである。なお、劇中では室井との面識は無い。また『歳末特別警戒スペシャル』と『初夏交通安全スペシャル』に登場する女子アナ綾波麗は大学時代友人である。 『踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!』おまけシナリオスリーアミーゴス日常4」によると、長らく刑事課への転属願を出していたが、「女青島」という異名神田署長悪印象与えてしまい、転属大きく遅れることとなった。『THE MOVIE 3』では念願かなって刑事課強行犯係転属し、青島後輩として再登場する。名字変わっていないが『THE MOVIE 3』までの間に陶芸家男性結婚していて、『THE LAST TV』の時点2児の母である。 草壁中 演 - 高杉亘 警視庁警備部警備第一課特殊部隊特殊急襲部隊SAT中隊長警視正昭和39年11月4日生まれO型(※生年月日血液型高杉本人と同じ)。 『歳末特別警戒スペシャル』からSAT部隊長として初登場犯人立てこもる湾岸署刑事課突入し被疑者の鏡恭一稲垣吾郎)を制圧拘束する身柄確保湾岸署員)。 『THE MOVIE2』の冒頭SAT公開訓練中にテロリストグループリーダー役・青島率い湾岸署敗北し大恥かかされてしまう。そのため、後に被疑者捜索のために「あ、この間公開訓練時)はどうも。」とヘラヘラしながらやってきた青島隊員全員睨みつけていた。また、『THE MOVIE2』の事件の際に目の前で恩田すみれへの銃撃被疑者逃走許してしまう(取り逃がした原因沖田仁美管理官の対応の遅れと自己保身優先指示よるもので、SAT所有するMP5での発砲命令を出さなかったことである。このとき沖田近く人がいかどうか捜査員聞いており、近く人がいたため発砲命令を出さなかったのではないかといわれている)。青島と共に独自の判断被疑者確保奔走した。 『交渉人 真下正義』では真下指揮の元、現場最前線指揮官ひとりとしてクモE4-600」を破壊停止させるために奔走する。『THE MOVIE3』では、釈放され日向真奈美狙撃するために出動する。『深夜も踊る大捜査線 THE FINAL』では北海道転勤しSAT隊長引退する模様語っていた。 92歳になる父親介護をしている。 沖田仁美 演 - 真矢みき 警察庁長官官房参事官警視長昭和43年1月31日生まれA型(※月日真矢本人と同じ)。 本籍大阪府自宅警察庁宿舎最終学歴東京大学法学部卒業。 『THE MOVIE 2』で初登場警視庁総務部広報課利用して自身上層部売り込み女性初の刑事部捜査第一課管理官となる。 台場役員連続殺人事件合同捜査本部長として事件解決目指し更なる出世のためいつも広報カメラ引き連れている。典型的な本庁寄り考え持ち登場時には青島に対して事件会議室起きている」と言い事件現場で起きていると言った青島考え真っ向から否定した監視モニター監視役として室井青島恩田監視員務めさせるが上手く使えず二人監視員選んだ選択責任沖田室井監視員にと間接強制的に命令した所轄捜査員を「使いっ走り」「消耗品」と見下すだけでなく、自分の手汚さない自己保身最優先する指示自身権威最優先指示(「自身命令を下すまで捜査員行動するな」等)ばかりを出したために犯人逃してしまった上、捜査員(すみれ)に重傷を負わせてしまう。ただし、湾岸署署員らのある意味勝手な行動」でSAT行動阻害されたのも事実上記のすみれが重傷負ったのも所轄捜査員待機命令無視したため。事態対処を図るべく広域警戒警備第2波指示出そうとするが、パニック状態であることは一目瞭然であり、その状態でさらに所轄捜査員だけでなく自身直属部下であるはずの本庁捜査員をも消耗品扱いする内容発言をしたことで、捜査本部の全捜査員から不満と不信買ってしまい、新城補佐官本庁への進言により本部長解任された。この後本部長には、捜査副本部長室井がつく事になり事件解決へ導いた。常に変化する現場の状況を全く想定していない指示し出せないことなどから現場経験がないことがわかる。 以上のように管理官となった直後の『THE MOVIE 2』においては出世権力への執着心自身地位対すプライド異常に高い人物だったが、この台場役員連続殺人事件の後に開かれた査問会で室井慎次沖田守ったため、それ以降室井シンパとなり、『容疑者 室井慎次』では新城とともに室井窮地を救うべく尽力する(ただし、これらは映像には無く裏設定である)。 『弁護士 灰島秀樹』では、殺人事件調査中に室井事件の際に面識のあった灰島秀樹と偶然再会灰島から被疑者ヒントを貰う見返りとして、博覧会計画反対運動を巡る陰謀情報灰島提供する。 『THE FINAL』のラスト室井新城とともに階級警察庁組織改革審議委員委員に任ぜられている。 小池茂 演 - 小泉孝太郎 警視庁刑事部交渉課長警視昭和50年7月10日生まれAB型(※月日血液型小泉本人と同じ)。 本籍神奈川県自宅東京都港区(※小泉本人神奈川県出身)。 最終学歴東京工業大学大学院 情報理工学研究科 博士課程修了初登場時は『THE MOVIE2』に登場する監視システム「C.A.R.A.S.」(※)の開発者として警察庁情報通信局出向した技術捜査官であったが、交渉準備室配属真下直属部下になり、情報分析を行うCICルーム束ねる係長に就く(『THE MOVIE2』から1年足らずどうやって任官し警部まで昇任したかは不明現実には不可能)。『MOVIE3』では交渉課長警視へと異例の昇進果たし事件主犯ノライヌ交渉奮闘した。また眼鏡外している。 『THE FINAL』では、6年前に発生した鳥飼の姪が誘拐され事件の、犯人との交渉担当していたが、上層部指示打ち切られ少女殺害され挙句誘拐犯証拠不十分により無罪判決が下るという最悪結果招いた過去判明する。それが引き金となり、当時上層部指示すんなり受け入れ交渉打ち切り判断をした真下憎悪軽蔑するようになり、裁判無罪放免となった少女誘拐殺害事件真犯人を含む連続殺人真下息子誘拐事件を、鳥飼・久瀬と共に計画し実行した。※ Criminal Activity Recognition Advanced Systemの略称 和久次郎 演 - 伊藤淳史 警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係巡査部長最終学歴広島国際学院大学現代社会学部卒業昭和57年11月25日生まれO型(※月日出身地伊藤本人と同じ)。 本籍出身地千葉県 和久平八郎の甥で係長となった青島部下青島からは「和久くん」と呼ばれる大学卒業後、尾道トラベル入社し営業部配属されるが、1年足らず退社して警察官となった。新湾岸署への引越し最中室井計らいで「青島部下につくように」と配属される平八郎死後形見分けとして託された「和久ノート」を持ち、その教え遵守する事を旨としている。伯父尊敬しており真面目で熱意もあるが、それゆえ空回りもしやすく場違いに和久ノート」に記されメモ大声読み上げる。「つかぬ事お聞きしますが~」が口癖和久の甥と言うこと湾岸署面々には温かく迎えられるが、一方で新人えにからかわれることも多い。また、腰が弱いのか事あるごとに腰痛起こしている。 『THE LAST TV』『THE FINAL』でも青島腹心部下として行動を共にし、逃亡確保のための潜伏捜査では俊作・すみれ夫婦の営む『唐揚げ屋』の出前に身をやつしている。始末書書き等を押し付けられるなどこき使われることも多いが、事件通じ青島才覚欠点精通する部下へと成長していく。すみれの病状を知る数少ない人物として秘密離職明かされていた数少ない人物鳥飼誠一 演 - 小栗旬 警視庁刑事部捜査第一課管理官警視 最終学歴東京大学法学部卒業昭和55年12月26日生まれA型(※月日小栗本人と同じ)。 本籍出身地東京都 現場上層部調整役任務とするサーバントリーダーと評されるが、現場よりも実質上層部本庁側の人間であり、本人上層部本庁意思最優先行動しているフシがあった。一倉や初期新城沖田のように所轄明らかに見下すような行動はとらず、逆に所轄現場捜査員共存図りたいとするような言動を取るものの、その中身利益実益最優先させる計算高い性格で、時には冷酷非人道的判断すらも、社会組織にとって有益ならば是としてしまう。『THE LAST TV』では管理補佐官から管理官となる。 相手自分心理等を知られないようにするためか、心配をされても「大丈夫ですよ僕は」と答えることが多い。 『THE FINAL』の6年前に姉と姪が『北品川少女誘拐事件』に巻き込まれ人命玩具のように弄ぶ凶悪犯直面し、さらに上層部不適切指示下したことで、姪が悲惨な殺され方をされたため、そのトラウマにより「絶対に悪(凶悪犯や自らの保身優先する上層部等)を許さない」「警察上層部地位のためならば隠蔽冤罪躊躇わない」という信念の下に行動しており、姪を奪った警察機構更生目指し出世することと犯罪者はただちに抹殺すべきという理念第一にしている。 日向真奈美接し半ば罠にかかる形で事件現場で左目を負傷した事で、犯罪者への憎悪拍車がかかり(DVDでのコメンタリーによると、続編出たとしても、鳥飼の目の負傷回復できないとされていたが、後に左目を失って義眼をはめていることが判明し実際THE LAST TV』においても距離感がうまくつかめていない様子うかがえる)、性悪説とりつかれていく。「犯罪者社会にとって有益な者にはならない。ゆえに超法規的措置をもってしても抹殺すべし」と、更生概念三権分立否定した警察組織根幹意義揺るがしかねない危険な観念を自らの内に定着させ、「犯罪者逮捕することが警察官誇り」という青島考えをも否定し彼に対してすら「手ごわい」と評するなど憎しみを抱く様子見せている。また、青島との約束のため信念曲げず正しことをするために出世する」という室井にも「偽善者だ」と斬り捨てた。 その観念が、前述事件の犯人真下復讐し機構再生目的警察上層部失態暴露するため、前述事件に関わった同志小池・久瀬と結託しTHE FINAL』の連続殺人事件真下息子誘拐事件引き起こした黒幕になる。 以上のように狂気とも言える言動取り続けたものの、その根底にある信念はあくまで悪人から社会守り、姪のような悲劇二度と生み出してならないという、青島室井似通ったのであるため、『THE FINAL』での事件解決後も室井青島鳥飼必要以上に糾弾非難することはしなかった。

※この「スペシャル版以降の主要人物」の解説は、「踊る大捜査線シリーズの登場人物一覧」の解説の一部です。
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