第2波とは? わかりやすく解説

第2波

別表記:、第二波
英語:だいには

第2波とは、第2波の意味

第2波とは、ある出来事発生して一旦落ち着いた後に、再び同じ出来事発生することを意味する語である。第2波の「波」は、波のように反復する出来事動作数える際に使われる。第2波の前の出来事第1波(だいいっぱ)といい、第2波の次の出来事第3波だいさんぱ)という。

第2波 (1918年8月–)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 09:15 UTC 版)

スペインかぜ」の記事における「第2波 (1918年8月–)」の解説

1918年8月後半変異により毒性の高まったウイルスの流行が、アメリカボストンフランスブレストシエラレオネフリータウンという3つの港湾都市でほぼ同時に発生しパンデミックの第2波が始まったアメリカではボストン海軍工廠およびボストン近郊のディベンス駐屯地英語版)から各地軍事施設へと急速に感染広がった大戦による軍隊移動にも助けられ、第2波は2カ月のうちに北アメリカ全土拡大しその後中央アメリカ、南アメリカにも到達したブレスト始まった流行1918年9月末までにヨーロッパのほぼ全域広がり各国軍事作戦小康状態陥ったヨーロッパの第2波はロシアにも拡大しロシア内戦シベリア鉄道通じて北アジア全域へと持ち込まれた後、イランペルシア)に達した1918年9月にはインド10月には中国日本にまで到達した1918年11月第一次世界大戦休戦協定に伴う祝賀行事ロンドンリマナイロビなどで感染拡大招いたものの、第2波は1918年12月までに世界的にほぼ収束したスペインかぜの第2波は通常のインフルエンザ類似していた第1波とは異なり健康な2535歳若年者層において非常に高い致死性示し死亡者数大幅に増加した。第2波の最中である1918年10月パンデミック全期間中で最も多く死者出したとなったアメリカでは最大292000人の死亡1918年9月12月報告され1915年同時期に最大26000人)、イギリスでもスペインかぜによる総死者228000人)の64%が1918年10月12月発生した考えられている。

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第2波

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:58 UTC 版)

日本における2009年新型インフルエンザ」の記事における「第2波」の解説

医師看護師救急関係者保健所など関係者献身的な努力により、日本世界でもまれな著し死亡率低さ記録案内(予防受診)急な発熱からタミフルなど投薬までの目標時間重症(呼吸困難異常に早い呼吸けいれん意識障害など)軽症(急な38度以上の熱・せき・のどの痛みなど通常の風邪同程度)症状がない妊娠中の女性 日本産科婦人科学会厚労省1、厚労省薬・ワクチン 5歳以下:24時間以内5歳以上48時間以内 小児:すぐに、小児救急電話相談(8000番)へ電話するか、救急車を呼ぶ。119番の際は、必ずインフルエンザ症状があると伝える。大人:すぐに、救急車を呼ぶ(119番)。必ずインフルエンザ症状があると伝える。 ■かかりつけ医がある場合必ず、受診前にかかりつけ医電話し持病病名告げ指示確認。あらかじめ医師許可した場合は、かかりつけ医への電話で抗インフルエンザ治療薬慢性疾患治療薬ファックス処方が可能(右参照)■近く一般病院受診指示され場合必ず受診前に通院予定近く一般病院(相談窓口)に電話し通院時間通院場所など確認し指示に従って受診総合病院救急病院避ける■かかりつけ医ない場合近く一般病院受診指示され場合」と同じ■家庭での投薬重症化備え、なるべく早期通院推奨風邪薬消炎鎮痛薬(処方薬市販薬)などは、インフルエンザ重症化した際に治療薬効果阻害した脳症発生しやすいため、必ず、服用前に医師薬局などへ確認大人用子供服用させてはならない(15歳以下は服用してならない参照) ■相談感染時・感染拡大時の対応をあらかじめかかりつけ医相談(感染時に受診する医療機関確認感染時に必要ななど確認感染感染拡大備えた常備薬備蓄感染時にインフルエンザ治療薬同時に服用してならない確認など)■ファックス処方が可能定期受診患者発熱時に発熱外来受診した患者は、あらかじめファックス処方申し込むと、以降本人医療機関出かけることなく電話問診のみで、希望する薬局家族慢性疾患や抗インフルエンザなど必要な受け取ることができる■かかりつけ医ない場合ぜんそくなど持病がある場合は、発症時対応可能な医療機関探し夜間土日祝日連絡先確保 5歳以下の子供 日小児科学厚労省 慢性呼吸器疾患 日本呼吸器学会厚労省 代謝性疾患(糖尿病など) 糖尿病情報センター厚労省1、厚労省腎機能障害 透析医会、厚労省 免疫機能不全(癌など) 日本癌学会日本呼吸器学会 慢性心疾患 日本呼吸器学会 65歳上の人 かかりつけ医がある人(発熱外来受診暦も) その他全ての発症前に抗インフルエンザ薬投与すべきでない予防投与による薬剤耐性ウイルス出現懸念されている。発症前の診断は困難

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