博覧会計画とは? わかりやすく解説

博覧会計画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 07:35 UTC 版)

三笠鉄道記念館」の記事における「博覧会計画」の解説

三笠市内の炭鉱閉山後地域振興策の一環として1987年開催予定地方博覧会北海道交通科学博覧会」が計画されていた。1985年10月実行委員会発足し1986年1月基本構想発表され幌内線周辺の2ヶ所を会場1987年夏季開催計画した鉄道開業連動し市制30周年道央自動車道三笠インターチェンジ完成桂沢経由道道夕張芦別線開通といった広域交通網の整備完成重な記念すべき年に合わせ三笠市活性化施設拡充三笠市新しい姿とあり方広く道内外にアピールし交通機関鉄道人々与えた夢やロマン新し交通多く来場者体験させる参加型のイベント目指すとしていたが、10月鉄道施設の建設遅延受けて開催中止とした。 開催計画 会期1987年6月20日 - 8月30日 主催三笠市三笠市商工会北海道新聞社 愛称:ミカサエクスプレス - 三笠過去から未来へ超特急見立てた命名とした。 略称:交通テーマ21世紀交通システム明日北海道考え入場目標50万人事業費見込み:7億円前後 会場主会場三笠運動公園15万平米) - 21世紀交通システム展示するテーマゾーン過去乗り物世界の珍しい乗り物紹介するディスプレイゾーンなど6ゾーンを展開。 副会場三笠鉄道村1万5000平米シンボルマーク広く地球的な発想イメージした円の中に三笠頭文字「M」をデザイン化した白のライン入れ新生三笠未来へ広がることを強調し上側三笠青い空を示すブルー下側まちづくり懸ける市民の熱いエネルギーを示すオレンジ配したイベント飛行船デモフライト全道国鉄乗り継ぎラリー全日本ラリー選手権マイクロ飛行機デモフライト自転車ロードレーストライアスロン駅伝石鹸カーレース全道少年サッカー選手権など この他北海道鉄道発祥の街三笠アピール博覧会全体盛り上げ目的D51機関車復活計画検討されていた。 アクセス臨時特急列車「ミカサエクスプレス号」(札幌駅-三笠駅会場輸送SL弁慶号開拓使号客車蒸気自動車幌馬車運行計画した他、リニアモーターカー出展検討されていた。 パビリオン・施設 三笠運動公園基本構想時アプローチゾーン(歓迎ゾーン) - 三笠駅鉄道記念館までの蒸気自動車馬車バスターミナル設けテーマゾーンへのメインストリート鉄道馬車などの屋外展示音楽隊などの演出華やかに歓迎演出するテーマゾーン - リニアモーターカーやエアコミューターなど21世紀交通システム展示明日北海道展望する。 ディスプレーゾーン(展示ゾーン) - 古き良き時代クラシックカーなどを集めたコレクションレオナルド・ダ・ビンチ世界はじめとして空想科学世界の珍しい乗り物など企業展示を含めつつユニークなゾーン形成する。 メルヘンゾーン(おとぎの国ゾーン) - ミニSLサイクルモノレール等の乗り物通しおとぎ話世界体験させる。 イベントゾーン(お祭り広場) - 人力飛行機大会飛行船、マイクロマウスロボット大会などの参加性の高いイベント飛行船デモンストレーションなどを繰り広げる。 バザールゾーン(買物広場) - 国内世界の旅ロマン満喫できる特売会、三笠特産品即売PRコーナー展開するパビリオン構想軌道交通科学 出発たびだちステーション - 北海道開拓大きな役割果たした鉄道リニアモーターカーなど21世紀軌道交通出発イメージした展示を展開。 海・空・宇宙 夢のポートパビリオン - レオナルド・ダ・ビンチ考案した交通機関中心に、夢ある21世紀乗り物幅広く紹介する道路交通科学 すばらしクルマ館 - クラシックカーから安全快適で個性的な21世紀の車まで自動車の世界を展示する情報通信地方の時代 コミュニランド(情報通信館) - 暮らし関わるコミュニケーション全て紹介し明日北海道展望する。 明日の空知館 - 空知観光と産業管内27市町村魅力紹介し空知圏の明日展望する。 バザール特設展示場 特設企業イベント広場 体験ゾーン メルヘンパーク レストラン 三笠鉄道村基本構想時)静態保存 - 救援車ラッセル車などの実物鉄道車両の展示改装トロッコ運行を展開。 動態展示 - 三笠駅鉄道記念館を結ぶ体験乗車列車として弁慶号開拓使号などの運行予定レストラン・ホテル - 改造列車用いてレストランホテル運営。 ターミナルゾーン - 主会場とを結ぶ蒸気自動車リムジンバス馬車ターミナル。 ミカサエクスプレス - 特別仕様豪華列車を期間中札幌駅-三笠駅間で運行沿革 1985年10月11日 - 三笠市商工会北海道新聞共催による交通科学博覧会計画を公表11月13日 - 博覧会実行委員会発足1986年1月27日 - 第2回実行委員会にて基本構想決定2月16日 - 北海道知事教育長国鉄北海道総局長に後援依頼役員委嘱3月3・4日 - 道選出国会議員後援依頼顧問委嘱3月12日 - シンボルマーク入選発表6月2日 - 第3回実行委員会会場構成パビリオン構想決定7月 - 鉄道記念本体工事完成8月 - 空知管内札幌にてPR活動実施9月18日 - 鉄道記念館内展示工事請負契約案(予算2億900万円)が三笠市議会否決。「幌内炭鉱がどうなるかわからない重大な局面迎えた現在財源できるだけ確保すべき」「展示工事説明付属資料不備契約内容杜撰」「市理事者の議会への対応が不適切」といった理由挙げられた。 10月17日 - 展示工事請負契約難航による鉄道建設遅延背景に、第4回実行委員会にて中止決定

※この「博覧会計画」の解説は、「三笠鉄道記念館」の解説の一部です。
「博覧会計画」を含む「三笠鉄道記念館」の記事については、「三笠鉄道記念館」の概要を参照ください。

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