湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャルとは? わかりやすく解説

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湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/14 03:37 UTC 版)

踊る大捜査線 > 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル

湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル』(わんがんしょふけいものがたり しょかのこうつうあんぜんスペシャル)は、『踊る大捜査線』の番外編スペシャル1998年6月19日に放送されたテレビドラマである。

解説

  • 刑事である父親を目指して警視庁警察学校を卒業した篠原夏美(内田有紀)が湾岸警察署交通課に配属となる。新人ヘッポコ婦警の夏美と、湾岸署の綱紀引き締めのために出向してきた桑野冴子の両名の活躍を軸に物語は展開される。
  • 作中の設定は1998年4月(春)であり、作品中の終盤に出てくる篠原夏美が表彰される表彰状の日付は4月20日となっているが、サブタイトルは放送時期の6月に合わせて「初夏」となっており、これ以後の公式出版物では本作中での出来事は1998年6月の出来事であるとされている[1]
  • 企画段階での仮のタイトルは「春の交通安全スペシャル」。主人公は警察官ではなく女性レポーターで、密着取材で湾岸警察署を訪れるというものであった[2]
  • 青島俊作(織田裕二)は海外出張中という設定であり、ラストに数分だけ登場する。その際、袴田課長から連続婦女暴行事件の内偵を頼まれるが、これは次作の「秋の犯罪撲滅スペシャル」へ続いていくことになる。もっとも、青島が内偵捜査から復帰した10月1日時点で「1ヶ月」に渡る内偵捜査とのセリフがあるため、二ヶ月強のタイムラグが存在する。
  • 夏美の父・篠原浩三(谷啓)は、青島俊作がTVシリーズの最終回で交番勤務への降格処分を受けた後、「歳末特別警戒スペシャル」で杉並北警察署に異動していた際の上司である。
  • 劇中で、柏木雪乃が夏美を「後輩」と称するシーンがあるが、雪乃も1998年4月に湾岸警察署交通課配属(歳末SP時は研修)であるため、実際の二人は同期である。
  • 踊る大捜査線の7年ぶりの続編となる『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』(2010年7月3日公開)にも篠原夏美が登場する。同作と同じく内田有紀が12年ぶりに篠原を演じ、設定も刑事課強行犯係に異動し青島の部下として登場する。

キャスト

  • 寿司屋の大将 - 六平直政
  • 美香(大将の娘・小学校教師) - 原沙知絵
  • 綾波麗(女子アナウンサー) - 近藤典子
  • 羽田雄二 - 羽田文彦
  • ドライバー(三井一郎) - 三上市朗
  • バーテン - 桑田芳輝
  • 男 - 山崎智弘
  • 小学生 - 渋谷泰蔵
  • 主婦 - 上村依子、立石ゆう、人村朱美

スタッフ

ソフトウエア

VHS

  • 踊る大捜査線 番外編湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル (ポニーキャニオン、1998年8月19日)

DVD

  • 踊る大捜査線 番外編湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル(ポニーキャニオン、2001年1月17日)

関連項目

脚注

  1. ^ 「『踊る大捜査線』時間軸年表」『「踊る大捜査線THE MOVIE」シナリオガイドブック』p.40
  2. ^ 「踊るトリビア 初夏の交通安全スペシャル」『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望COMPLETE BOOK』ぴあMOOK、ぴあ、2012年8月、pp.204-205、ISBN 978-4-8356-2131-9

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