クモ類
クモ
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クモ(蜘蛛、英: spider)は、節足動物門鋏角亜門クモガタ綱クモ目(クモもく、Araneae)に属する動物の総称である。網を張り、虫を捕食することで一般によく知られている。クモ目を指してクモ類ともいうが、クモガタ類やフツウクモ類との区別のために真正クモ類と呼称することもある。この類の研究分野はクモ学といわれる。
注釈
出典
- ^ クモ (しゃしん絵本 小さな生きものの春夏秋冬 6) [ 藤丸 篤夫 ]
- ^ 小野展嗣 著「2.鋏角亜門」、石川良輔 編『節足動物の多様性と系統』岩槻邦男・馬渡峻輔監修、裳華房、2008年、122-167頁。ISBN 9784785358297。
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- ^ a b 八木沼健夫「クモの分類学上の位置」「クモ目分類体系」『原色日本クモ類図鑑』保育社、1986年、v-vii,xviii-xix頁。
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クモ類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/28 01:29 UTC 版)
クモの巣と呼ばれるのは、たいていは捕獲装置であり、クモの網である。しかし、網の上にゴミなどで巣を作るクモもある。生活のための巣を作るクモも多い。巣を作る場合、多くのものは糸で作った管状のものである。入り口が網になっている場合も多い。 ハエトリグモなど、徘徊性のクモでも、産卵のために袋状の巣を作るものがある。
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クモ類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 16:56 UTC 版)
イソウロウグモというクモは、自力で網を張らず、大きな網を張るクモの網のすみに入り込んで、網の主が取らないような小さな虫を捕らえて食べるという(実際には諸説がある)。この例の場合、イソウロウグモは網の主から栄養分を奪ってはいないが、網の主による網の制作作業に依存して生活している。これを寄生と見なすこともできる。このような、宿主の作業や努力に寄生するようなやり方を労働寄生という。また、他者(宿主)が捕らえた餌を奪う、あるいは盗むものを特に盗み寄生という。この両者ははっきり区別できない。
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