クヤ153-1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 04:22 UTC 版)
1975年に吹田工場(現・吹田総合車両所)で、サハシ153-11を種車に大阪鉄道管理局の教習車(事業用車)に改造する以下の工事を施工した。 客室区画は運転実習室に改修し、運転シミュレータを設置。 ビュフェ区画を座学講習用講義室に改装。 塗装は青15号の地色に前面下半を黄色5号の警戒色とし、側面上端と下端に黄色5号の帯を配した新性能直流事業用車標準塗色に変更。 両端部は103系低運転台車に準じた非貫通形運転室を設置。 屋根上にPS13形パンタグラフを搭載。 床下艤装からビュフェ関連機器(水タンク)を撤去。 改造後は向日町運転所(→京都総合運転所→現・吹田総合車両所京都支所)に配置されたが、1987年2月15日付で廃車。
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