農業害虫
農業害虫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:57 UTC 版)
一方、水田では畦に穴を開け、イネの根を食い荒らすため、農業害虫として防除対象である。また、アメリカザリガニが侵入し繁殖した水域では、水草や小動物が食害を受け、個体数のバランスに変化が生じている。
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農業害虫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 13:50 UTC 版)
水田に生息して田植え直後の若いイネを食害するため、東アジア・東南アジア各地でイネの害虫となっている。生息地では、用水路やイネなどに産みつけられる卵塊の鮮やかなピンク色が目立つので、すぐに分かる。水路の壁一面に卵塊が張り付くこともあり、美観上の問題となっている場所もある。日本の農林水産省が2020年に設置した水稲病害虫防除対策全国協議会で重点対策の対象に位置付けられており、マニュアルでは春夏は薬剤散布や水田への侵入防止などの対症療法、秋冬は重機を使った耕耘による破砕や泥ごと水路からすくい上げて越冬できなくすることを勧めている。
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農業害虫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/31 01:30 UTC 版)
柑橘類、モモ、ビワ、リンゴ、ブドウ、パパイヤ、グアバ、コーヒー、ウリ類、ナスなどきわめて多くの生果実・果菜類(全200種~300種とも)に産卵、生まれた幼虫が果肉部分を食い荒らす。この虫が果実に寄生すると腐敗・落果し、ひどい場合には収穫皆無となるほどの被害をもたらす。 このため、日本においてもチチュウカイミバエ発生国から、この寄主となる植物や果実を持ち込むことが植物防疫法により規制されている。 もともとはアフリカ原産であるが、1842年までにスペインから中近東にかけて生息域を拡大、その後オーストラリア、南アメリカ、さらにはハワイ諸島に定着した。 アメリカ合衆国本土にもたびたび侵入しているが、1929年フロリダに侵入した際には、アメリカ農務省はすべての農産物の州間輸送を禁止し、600万ドルもの予算を費やす大規模殺虫剤散布事業を実行して根絶に成功した。現在では放射線(ガンマ線)照射により生殖能力を奪った不妊虫を放し、侵入を未然に防ぐ不妊虫放飼法が継続して行われている。
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農業害虫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/03 06:21 UTC 版)
詳細は「農業害虫」を参照 農業害虫(のうぎょうがいちゅう)とは、田畑において農作物を食い荒らし、或いは農作物の病原体となるウイルスなどを媒介する害虫。農薬や不妊虫放飼などを用いて駆除される。 バッタ蝗害トノサマバッタ サバクトビバッタ ロッキートビバッタ オーストラリアトビバッタ イナゴコバネイナゴ ハネナガイナゴ オンブバッタ アザミウマクロトンアザミウマ:サンゴジュ、カキ、ツツジなどの葉に寄生 クリバネアザミウマ:シクラメン、カラー、ハマユウ、インゲンなどの葉に寄生 クワアザミウマ:クワの葉に寄生 ネギクロアザミウマ:ネギに寄生 ネギアザミウマ:ネギ、キャベツ、キク、カーネーション、キュウリ、メロン、スイカなど多様な農作物に寄生 ヒラズハナアザミウマ:バラ、ユリ、ヒヤシンス、ハギ、キュウリ、チャ、柑橘類などの花に寄生 ユリクダアザミウマ:ユリの鱗茎に寄生 イネクダアザミウマ:イネ、麦類、ダイズ、タバコなど多様な農作物に寄生 カメムシマルツチカメムシ:ダイズ、ウリ類から吸汁 ヒメツチカメムシ:ダイズ、ラッカセイから吸汁 ヒメマルカメムシ:マメ科の作物、牧草、花卉から吸汁 マルカメムシ:マメ科作物から吸汁 オオキンカメムシ:アブラギリ、ヤブツバキの果実から吸汁 チャイロカメムシ:イネの穂から吸汁 アカスジカメムシ:ニンジンの種子から吸汁 ハナダカカメムシ:イネの穂から吸汁 クロカメムシ:イネの株元で茎から吸汁 キマダラカメムシ:サクラやナシの樹幹から吸汁 イネカメムシ:イネの穂から吸汁 ウズラカメムシ:イネの穂から吸汁 シラホシカメムシ:イネの穂から吸汁 マルシラホシカメムシ:イネの穂から吸汁 オオトゲシラホシカメムシ:イネの穂から吸汁 トゲシラホシカメムシ:イネの穂から吸汁 ムラサキシラホシカメムシ:イネの穂から吸汁 トゲカメムシ:イネの穂から吸汁 クサギカメムシ:ダイズ、ササゲなどのマメ科作物やミカン、リンゴなどの果樹の果実から吸汁 エゾアオカメムシ:ダイズ、イネなどの果実から吸汁 ムラサキカメムシ:イネの穂から吸汁 ブチヒゲカメムシ:ダイズ、ゴマ、ニンジン、ゴボウなどから吸汁 ナガメ:アブラナ科の作物から吸汁 ヒメナガメ:アブラナ科の作物から吸汁 アオクサカメムシ:広範な農作物から吸汁 チャバネアオカメムシ:果樹の果実から吸汁 ツヤアオカメムシ:ミカン、カキ、ナシ、モモ、ウメなどの果実から吸汁 ツマジロカメムシ:広範な農作物から吸汁 ツノアオカメムシ:ナシやモモの果実から吸汁 ヨツボシカメムシ:フジ、クズ、ダイズなどのマメ科植物から吸汁 ヨコバイオグマブチミャクヨコバイ:クワから吸汁 リンゴマダラヨコバイ:リンゴその他バラ科果樹から吸汁 ツマグロヨコバイ:イネから吸汁;稲萎縮病を媒介 クロスジツマグロヨコバイ:イネから吸汁 キマダラヒロヨコバイ:ジャガイモの天狗巣病を媒介 トバヨコバイ:イネ、麦類から吸汁 イネマダラヨコバイ:イネ、麦類、エンバクなどから吸汁 イナズマヨコバイ:イネから吸汁 ヒシモンヨコバイ:クワから吸汁 ミナミマダラヨコバイ:サツマイモの萎縮病を媒介 ヨツテンヨコバイ:イネ、麦類から吸汁 ムツテンヨコバイ:イネ、麦類から吸汁 クルミヒロズヨコバイ:オニグルミから吸汁 ツマグロオオヨコバイ:チヤ、クワ、各種果樹などから吸汁 オオヨコバイ:各種農作物、果樹などから吸汁 チャノヒラタヨコバイ:チヤなどから吸汁 アオズキンヨコバイ:ブドウから吸汁 カシヒメヨコバイ:カシ類、クリの葉から吸汁 シロズヒメヨコバイ:バラ、クサイチゴの葉から吸汁・汚損 アカシヒメヨコバイ:バラ、クサイチゴの葉から吸汁・汚損 チャマダラヒメヨコバイ:クワから吸汁 ヤマシロヒメヨコバイ:クワから吸汁 ヨツモンヒメヨコバイ:イネその他イネ科植物から吸汁 フタテンヒメヨコバイ:ブドウから吸汁 シロヒメヨコバイ:カシ、クリの葉から吸汁・汚損 カンキツヒメヨコバイ:各種柑橘類の果実から吸汁 ウンカ・ハゴロモ類ヒメベッコウハゴロモ:イネから吸汁 ベッコウハゴロモ:柑橘類、クワなどから吸汁 アオバハゴロモ:柑橘類、チヤなどから吸汁 アカハネナガウンカ:サトウキビから吸汁 テングスケバ:イネ、サトウキビなどから吸汁 コブウンカ:イネ、サトウキビなどから吸汁 ホソミドリウンカ:マコモ、イネなどから吸汁 タケウンカ:竹類から吸汁 セジロウンカ:イネから吸汁 トビイロウンカ:イネから吸汁 ヒメトビウンカ:イネから吸汁;稲縞葉枯病を媒介 セスジウンカ:イネから吸汁 アブラムシ カイガラムシ メイガ ハスモンヨトウ ウリハムシ ミバエ ハダニ フシダニ …など
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