アナハイム・エレクトロニクス
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設定の変遷
- かつてはアナハイム・グループの電子機器及び兵器産業部門とされていたが、講談社発行の書籍『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』やエンターブレイン発行の書籍『機動戦士ガンダム公式設定集 アナハイムジャーナル』ではアナハイム・エレクトロニクスという総合メーカーとして紹介されている。アナハイム・グループの存在は、『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』両作品の小説版に記述されている。
- 安彦良和の漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、テム・レイがAE社所属の技術者であり、ガンダム・ガンキャノンの開発も連邦軍の協力の下でAE社が行った設定になっている。また0071年頃、当時のチェルシー副社長がキャスバル・アルテイシア兄妹と共に地球に落ち延びていたジンバ・ラルの許を訪れ、ザビ家に対する武力蜂起への支援を打診している(ただし直後にジンバ・ラルがザビ家の刺客に暗殺されたため実現していない)。
脚注
参考文献
- 書籍
- 『データコレクション8 機動戦士ガンダムF91』メディアワークス、1998年12月15日。ISBN 978-4073101505。
- 『機動戦士ガンダム公式設定集 アナハイム・ジャーナル U.C.0083-0099』エンターブレイン、2004年1月1日。ISBN 4-7577-1663-X。
- 皆河有伽『総解説ガンダム辞典Ver1.5』講談社、2009年8月。ISBN 978-4-06-375795-8。
- 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムUC』KADOKAWA、2014年12月13日。ISBN 978-4-04-869155-0。
- バンダイ 『ENTERTAINMANT BIBLE.25 機動戦士ガンダムMS大図鑑 PART4 MS開発戦争編』ISBN 4-89189-130-0
- 『グレートメカニック・スペシャル モビルスーツ全集11 量産型モビルスーツBOOK』双葉社、2016年9月9日。ISBN 978-4-575-46494-8。
- ムック
- 『グレートメカニックスペシャル 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ メカニック&ワールド』双葉社、2022年8月3日。ISBN 978-4-575-46536-5。
- 雑誌
- 『ガンダムエース』2023年1月号、KADOKAWA。
- 『ガンダムエース』2023年6月号、KADOKAWA。
- 分冊百科
- 『週刊ガンダム・モビルスーツ・バイブル』第3号(RX-0 ユニコーンガンダム)、デアゴスティーニ・ジャパン、2019年3月5日。
- 『週刊ガンダム・モビルスーツ・バイブル』第20号(RX-0 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ)、デアゴスティーニ・ジャパン、2019年7月16日。
- 『週刊ガンダム・モビルスーツ・バイブル』第24号(F91 ガンダムF91)、デアゴスティーニ・ジャパン、2020年8月20日。
- 『週刊ガンダム・モビルスーツ・バイブル』第47号(MSA-005 メタス)、デアゴスティーニ・ジャパン、2020年5月19日。
- 雑誌
- 『ガンダムエース』2022年2月号、KADOKAWA。
- 漫画
- 長谷川裕一『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人(1)』KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、2006年12月26日。ISBN 4-04-713888-6。
- 小説
- 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC』 第1巻、角川書店、2007年9月26日。ISBN 978-4-04-713969-5。
- プラモデル付属説明書
- 『ハイグレード 1/144 RX-178 ガンダムMk-II』バンダイ、1990年7月。
- 『マスターグレード 1/100 ガンダムF-90』BANDAI SPRITS、2019年4月。
- ウェブサイト
- “WORLD - 指南講座 - 宇宙世紀事始めII その2「テアボロ家の人々」”. 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 公式サイト. 創通・サンライズ. 2015年8月20日閲覧。
- “RX-78GP04G ガンダム試作4号機ガーベラ MS開発秘録”. 魂ウェブ. 創通・サンライズ. 2022年9月30日閲覧。
注釈
- ^ OVA『機動戦士ガンダムUC』にて付与された設定。
- ^ サイアムのもつ「ラプラスの箱」が連邦政府を動かし、特許を争うライバル企業を干上がらせた結果とされる[7]。
- ^ デザイン担当のことぶきつかさによれば、『U.C. ENGAGE』は "UC NEXT 0100" の一環であり、オリジナル部分の物語に関しては宇宙世紀の正史扱いとなるとしている[9]。
- ^ OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』において、バーナード・ワイズマンが損傷中のザクII改を修理するため、ジム・コマンドの残骸から部品を回収・流用、ザクII改を完璧に修理していた。ただし、両軍MSの部品がAE社製品であるかは語られていない。
- ^ アーケードゲーム『機動戦士ガンダム UCカードビルダー』の第3弾に登場するVガンダム、Vダッシュガンダム、ガンイージのカードには、「製造 アナハイム・エレクトロニクス社」の記載がある[1]。
- ^ サナリィ職員はその様を「あのハイエナどもが何かごそごそあさっていた」と揶揄した[23]。
- ^ バンダイホビーセンター外観の写真を参照。
- ^ 同書では0099年時も「社長」と表記されている箇所がある[25]。
- ^ 漫画『機動戦士ガンダムF90 ファステストフォーミュラ』より。
出典
- ^ a b c d e f g h i j MSバイブル47号 2020, p. 29-33.
- ^ a b ガンダム辞典v1.5 2009, p. 121.
- ^ “実物大ガンダム、工事代水増し疑い バンダイ元社員逮捕”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2019年1月18日) 2023年2月12日閲覧。
- ^ “実物大ガンダム工事代水増し疑いで逮捕→「アナハイム」がトレンド入り”. BuzzFeedNews (BuzzFeed Japan). (2019年1月18日) 2023年2月12日閲覧。
- ^ “『実物大ガンダム工事費水増し』の報道に漂うリアル感 →「アナハイム汚い」「地球連邦はクソ」と盛り上がるファン”. RocketNews24 (ソシオコーポレーション). (2019年1月18日) 2023年2月12日閲覧。
- ^ MSバイブル3号 2019, p. 30.
- ^ a b c 小説ガンダムUC1 2007, p. 59.
- ^ a b c d DCUC 2014, p. 149.
- ^ ガンダムエース02 2022, p. 527, 「《ことぶきつかさ》の出来るまで」第54回.
- ^ 『機動戦士ガンダム公式設定資料集 アナハイム・ジャーナル U.C.0083-0093』29頁、メラニー・ヒュー・カーバインとカイ・シデンの対話より。
- ^ コミック『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』2巻65ページより。
- ^ MSバイブル20号 2019, p. 33.
- ^ 小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上)』9ページより。
- ^ 小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(下)』172ページより。
- ^ a b ハサウェイメカ&ワールド 2022, p. 125.
- ^ a b c DC8 F91 1998, p. 77.
- ^ MG F90 2019.
- ^ MSバイブル24号 2019, p. 30-33.
- ^ a b グレートメカニック量産型MS全集 2016, p. 48-49.
- ^ a b 『機動戦士ガンダム大図鑑 2 ザンスカール戦争編 下』34ページ
- ^ 『機動戦士ガンダム大図鑑 2 ザンスカール戦争編 下』34-35ページ
- ^ 『『公式ガンダムサイトGUNDAM.INFO』作品紹介 機動戦士Vガンダム”リガ・ミリティア”より』
- ^ a b クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人(1) 2006, p. 134-136.
- ^ MS開発秘録GP04G 2022.
- ^ a b アナハイムジャーナル 2004, p. 1.
- ^ HGガンダムMk-II 1990, p. 5.
- ^ 宇宙世紀事始め11その2 2015.
- ^ ガンダムエース06 2023, p. 266-267, 「月刊モビルマシーン縮刷版09」.
- ^ 小説ガンダムUC1 2007, p. 164.
- ^ ガンダムエース01 2023, p. 224-225, 「月刊モビルマシーン」縮刷版04.
- ^ 漫画『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』第2巻
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