アナハイム・サーモンズ/3Aクーガーズ
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「MAJORの登場人物」の記事における「アナハイム・サーモンズ/3Aクーガーズ」の解説
アリーグ(アニメ版ではノーザンリーグ)西地区の球団。吾郎にとって初のプロ球団。八木沼曰く「かつては名門だったが、近年ではBクラス入りを余儀なくされている」とのことだが、アニメ版第6シーズンでは名門に返り咲き、ワールドシリーズに進出した。 八木沼 隼人(やぎぬま はやと) 声 - 鈴村健一 遊撃手。右投右打。背番号6。 EL学園高校出身(甲子園出場経験あり)。現関東大学3年、21歳。吾郎からは「ぎぬまっち」と呼ばれている。 俊足巧打の1番打者タイプ。就職希望の両親から反対される中、単身渡米しメジャー挑戦を試みた。その道中、空港で置き引きにあった吾郎を助け、共にサーモンズのトライアウトを受けて合格する。しかし、その後はシングルAにまで昇格したが、故障もあって結果が残せず解雇され日本へ帰国。 アニメでは聖秀編・W杯編にもわずかながら登場。前者では若干大学野球の試合も描かれているが、川瀬涼子のスライダーを打てず三振を喫する。その後トライアウトでは「球種の多い投手は苦手」だと語っている。後者では営業マンとなっており、取引先の相手に野球を続ける決意を語っている。 フォックス 声 - 三宅健太 捕手。右投右打。背番号22。 メジャーとマイナーの間を往復しているブルペン捕手。彫りの深い顔立ちが特徴(吾郎曰く「フランケンシュタインに似ている」)。 幼少時代に父の仕事の都合で5年ほど在日していたため、片言ながら日本語を話せる。そのため、吾郎の一時的な通訳を務め、さらにマイナーリーグの厳しさを伝えた人物でもある。 アニメ第6シリーズで再登場を果たす。その際、サーモンズの主力選手として活躍し、キーンが一目置くほどの実力をつけた模様。 ヒルベルト・サンチェス 声 - 小山剛志 投手。右投右打。背番号33(アナハイム・サーモンズ)、19(W杯ベネズエラ代表)。 サーモンズの看板エースを務めるベテラン投手。ベネズエラ出身。 過去に2度サイ・ヤング賞を獲得した実力者。若い頃は吾郎と同じく速球派だったが、力の衰えた今は抜群の制球力を駆使する技巧派へと転身した。 チームメイトからは「暴れ馬」と呼ばれるほどの激しい気性の持ち主。キャンプ地のブルペンではいつも使っているマウンドに吾郎がいたため自分専用の場所だから譲るよう声をかけるも応じなかったため激怒し、吾郎と乱闘騒動を起こして鉄枠を使ったコントロール勝負で吾郎に格の違いを見せつけ自信喪失させる。しかし、吾郎はいざこざを引きずるのと同時に自分がサンチェスより非力なのを認めながらも好印象を抱いていなかったが、吾郎がサーモンズを解雇された際にはフォックスと一緒に空港まで送り、その際吾郎にいざこざ後に変化球の練習をしたがそれではメジャーリーガーになれないと伝え自らのピッチングの方向性を確立するきっかけとなるアドバイスをし、吾郎と和解した。 W杯編では吾郎を見かけると笑顔で談笑する様子も見られた。そして本大会ではモンタナと共にベネズエラの先発陣の軸として活躍。日本戦でも先発し好投。韓国戦では連投規定によって登板できないクローザー、バレンズエラに変わって9回を締めた。 アニメ第6シリーズで再登場を果たす。フォックス、ボルトンらに吾郎を挑発する作戦を提案した。 ボルトン 声 - 宗矢樹頼 左翼手。右投右打。背番号24(アナハイム・サーモンズ)、7(W杯アメリカ代表)。 サーモンズの主砲を務めるベテラン野手。「ビッグキャノン」の異名を持つ長距離砲。 トライアウトで天狗になっていた吾郎から自身のバットを折られながらも本塁打を叩き込み、メジャーの洗礼を浴びせた。その後は出番がなかったが、W杯編ではアメリカ代表の5番を張っている。その際に吾郎と再戦し、フォークで三振を奪われた。 アニメ第6シリーズで再登場を果たす。その際、サンチェス・フォックスらと共に吾郎を挑発し、試合の終盤に彼のフォークを打ち返した。 小野寺(おのでら) 投手、右投げ、背番号23。 サーモンズでクローザーを務める日本人ピッチャー。もともとロサンゼルス・ペガサスに所属していたがサーモンズに移籍してきた。乱闘騒ぎを起こした吾郎は彼の移籍をきっかけに同じ日本人でも即戦力ではないため集客力が見込めないこともあってサーモンズの解雇に拍車をかけることとなった。アニメ第6シリーズでも少しだけ登場し、常に9回頭から登板し、ホーネッツ打線を3人で斬る活躍を見せた。 坂口(さかぐち) 声 - 石野竜三 中堅手、右投左打、背番号4。 アニメ版オリジナルキャラクター。主に1番を打ち、4割近い出塁率を誇る。カットやバント(主にセーフティバント)が上手いうえに、盗塁含め、足をうるさく絡めるため厄介。過去にネルソンと同じチームにいたらしく、彼からポジションを奪った(ネルソンは追い出されるかたちでホーネッツに移籍)。
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