機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEEDの概要

機動戦士ガンダムSEED

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 07:45 UTC 版)

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機動戦士ガンダムSEED
ジャンル ロボットアニメ
アニメ
原作 矢立肇富野由悠季
監督 福田己津央
シリーズ構成 両澤千晶
キャラクターデザイン 平井久司
メカニックデザイン 大河原邦男山根公利
音楽 佐橋俊彦
アニメーション制作 サンライズ
製作 毎日放送、サンライズ
放送局 毎日放送・TBS系列
放送期間 2002年10月5日 - 2003年9月27日
2003年10月11日 - 2004年10月2日
2004年4月17日 - 2005年4月15日
2004年6月15日 - 12月9日
話数 全50話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

キャッチフレーズは 「“ 決闘(デュエル)・暴風(バスター)・電撃(ブリッツ)・盾(イージス)・攻撃(ストライク) 五機のガンダム現る!! ”」[1]

概要

毎日放送(MBS)製作により、TBS系列2002年10月5日から2003年9月27日にかけて全50話が放送された。 TBS系全国ネット初のガンダムシリーズ作品である。 続篇として『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が製作されている。

本作はサンライズ第9スタジオが「新しい世代に向けた、新たなスタンダードとなりうるガンダム」「新世紀(21世紀)のファーストガンダム」「原点回帰」を目指し制作された[2]。ガンダムシリーズでは初のデジタル制作によるVTR映像のテレビシリーズである。

タイトルには「種子」以外に「遺伝子操作」や「発端」という意味も含まれており[3]、さらに頭文字のSには「ガンダム」の意味もある[4]。なお、ガンダムシリーズの通例になっていた主人公の搭乗機=タイトルの法則にはなっておらず、その代わりに「SEED」と略記される未知の突然変異遺伝子の設定を反映している。また、サンライズの宮河恭夫とバンダイナムコゲームスの鵜之澤伸の案[5]によって、サンライズ原作のガンダム作品で初めてタイトルに「機動戦士」の冠語がつけられた。

過去の作品で複数のガンダムが敵軍・自軍に分かれて登場したのと同様、本作でも10機以上のガンダムが登場するが、本作の劇中では「ガンダム」という言葉を主人公のキラ・ヤマト個人が自らの搭乗機に名付けたペットネームとして描いており[6]、彼の搭乗したストライクガンダムフリーダムガンダムに対して「ガンダム」と呼称された以外では、この言葉を劇中で用いていない。

映像ソフトは2003年3月28日からVHSビデオカセット版とDVD版の2種で全13巻がリリースされ、DVD版は累計140万枚以上の売り上げを記録した[注 1]。2010年2月23日にはTV全50話のDVD-BOX、2011年2月25日には続篇とスペシャルエディションの全作品を含めたDVD-BOXが発売された。

プラモデルや関連グッズ、同時期にメディアミックスで展開された『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』や『ガンダムSEED MSV』も人気を博した。2004年に東京アニメアワードでアニメーションオブザイヤー[注 2]とテレビ部門の優秀作品賞の2冠を受賞している。また、角川書店の『月刊ニュータイプ』2006年9月号で応募・集計された「最新最強ベストアニメ100」では、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と共に第1位に選ばれた。

従来のガンダム作品の版権管理は創通とサンライズが共同で管理されていたが、本作より製作局である毎日放送もそれに加わり、著作権表示は「©創通・サンライズ・毎日放送」「©2002 SUNRISE INC」だった。2010年以降は毎日放送が外され、SEEDシリーズの版権管理は従来通り2社での管理に戻る。

デジタル放送に移行してからの2011年10月に「HDリマスタープロジェクト」を発表。『機動戦士ガンダムSEED HDリマスター』としてリメイクされ、同年12月23日からのウェブサイト上インターネット動画配信を皮切りに、翌2012年1月1日からは衛星放送のBS11系列、1月3日からは地上波放送のTOKYO MX系列の2局でデジタルテレビ放送が、3月23日からはBlu-ray BOXシリーズがリリースされている。

備考

一部に性的・残虐な描写があり、ベッドシーンを匂わせるシーンについてBPOに一度回答を求められたことがある[7]




注釈

  1. ^ このDVD関連業績が非常に好調だったため、制作の遅滞から考慮されていた監督・福田己津央の降板が白紙となったことを、プロデューサーの古澤文邦が明らかにしている。
  2. ^ 公開メディア別に最優秀賞を決定した年(2003・2014年)を除けばテレビアニメでは唯一の受賞。
  3. ^ HDリマスターでは「MBS」表記。
  4. ^ HDリマスターでは非表示。
  5. ^ a b 公式ウェブサイトのINFORMATION 「機動戦士ガンダムSEED HDリマスター 各話リスト」 では 「頭に0を置かないアラビア数字と半ないし全角スペース」(1 PHASE-01、10 PHASE-10、48 PHASE-50など)、同サイトのBlu-ray BOX情報やバンダイチャンネルの 「各話あらすじ」 などでは 「頭に0を置くアラビア数字と半角の終止符+一部英語」(01.PHASE-01、48.FINAL-PHASE)という文体で表記されている。なお、本篇内では話数表記は廃止されており単なるサブタイトル表記のみとなっている。
  6. ^ TOKYO MXのもの。
  7. ^ a b HDリマスターでは未放送。
  8. ^ HDリマスターでは「平和の国へ」。
  9. ^ a b バンダイチャンネルなどのインターネット無料ライブ配信の最終話(2012年11月23日分)と、Blu-ray BOX最終巻に収録された編集版。イザーク・ジュールの衣装がプラント文官議員のものからザフトの指揮官級(『DESTINY』における白服)に変わっている、などの変更点がある。
  10. ^ DVD第13巻映像特典OVA[20]
  11. ^ 本枠で放送されていた『ワガママ大百科』が遅れネットに降格してから9年半ぶりに同時ネット復帰となる。
  12. ^ 天才クイズ』を放送していた関係から、他の時差ネット局より30分早い17:00 - 17:30に放送。このパターンは『料理天国』を放送していた頃から踏襲されてきた。
  13. ^ a b c 劇中におけるタイトルロゴでの表記。完結編も劇中では「機動戦士ガンダムSEED -鳴動の宇宙-」と表記されている。
  14. ^ スーパーロボット大戦シリーズデビュー作品。
  15. ^ 没データにより、登場作品には含まれていない(機体はストライクガンダムイージスガンダムのみ)。
  16. ^ ストライクガンダムイージスガンダムのみ登場。
  17. ^ 同ハードの『機動戦士ガンダムSEED』も発売予定をされていたが後に発売中止となった。E3 2004で映像出展をされた。
  18. ^ a b 機体のみ登場。

出典

  1. ^ 機動戦士ガンダムSEEDサンライズ、作品紹介。
  2. ^ スペシャルインタビュー 福田己津央が語るガンダムSEED - ウェイバックマシン(2007年7月3日アーカイブ分)
  3. ^ 『ロマンアルバム 機動戦士ガンダムSEED ストライク編』 、スタッフインタビュー。
  4. ^ 『月刊ニュータイプ』2002年9月号、角川書店、18-19頁。
  5. ^ 『週刊ダイヤモンド』 ダイヤモンド社、2012年5月12日号。
  6. ^ 後藤リウ 『機動戦士ガンダムSEED』 角川スニーカー文庫、第2巻。
  7. ^ 放送局への回答要請/青少年委員会/BPO2015年5月13日閲覧、オリジナルアーカイブ
  8. ^ 福田監督インタビュー機動戦士ガンダムSEED DESTINY 公式
  9. ^ a b c 『機動戦士ガンダムSEED オフィシャルファイル メカ編vol.1』講談社、2003年2月、24頁、ISBN 4-06-334678-1
  10. ^ a b 『機動戦士ガンダムSEED コズミック・イラ メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月28日初版発行、263-269頁、ISBN 978-4-575-46469-6
  11. ^ 『機動戦士ガンダムSEED オフィシャルファイル キャラ編vol.4』講談社、2003年11月、28-29頁、ISBN 4-06-334807-5
  12. ^ 『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY Re:Master Edition 5』角川書店、2013年7月発売、163頁、ISBN 978-4041207918
  13. ^ a b c 『機動戦士ガンダムSEED コズミック・イラ メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月28日初版発行、277-281頁、ISBN 978-4-575-46469-6
  14. ^ 『グレートメカニックG 2019 SPRING』双葉社、2019年3月、84-85頁。ISBN 978-4575465143
  15. ^ 下村敬治(サンライズ)『機動戦士ガンダムSEED RGB ILUSTRATIONS』角川書店、2004年8月、59頁、61頁。ISBN 4-04-853763-6
  16. ^ 『機動戦士ガンダムSEED コズミック・イラ メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月28日初版発行、282-289頁、ISBN 978-4-575-46469-6
  17. ^ 『機動戦士ガンダムSEED オフィシャルファイル ドラマ編Vol.01』講談社、2003年7月、39頁。ISBN 978-4063347470
  18. ^ 『ロマンアルバム 機動戦士ガンダムSEED ストライク編』徳間書店、2003年7月、105頁。ISBN 4-19-720226-1
  19. ^ 『メカニックデザイナーの仕事論 ヤッターマン、ガンダムを描いた職人』光文社、2015年8月、174頁、ISBN 978-4334038748
  20. ^ バンダイビジュアル公式サイト”. バンダイビジュアル. 2016年10月8日閲覧。
  21. ^ TBS 春の番組改編 「土6」枠移動「日5」へ - 『アニメ!アニメ!』2008年2月6日付
  22. ^ 土6アニメ、「地球(テラ)へ…」がTV放送後に無料BB配信 - 『AV Watch』2007年4月5日付
  23. ^ 「ガンダム 40周年プロジェクト」本格的に始動!シネマ・コンサート他、各種イベントを展開!2019年4月7日 機動戦士ガンダム40周年プロジェクト
  24. ^ 「ガンダム映像新体験TOUR」TCXで実施決定!DOLBY CINEMAでの上映日も公開!2019年11月①4日 機動戦士ガンダム40周年プロジェクト
  25. ^ 『機動戦士ガンダムSEED 公式ガイドブック 運命の再会』角川書店、2003年2月、87頁、ISBN 978-4048535960
  26. ^ 『電撃ホビーマガジン』2003年11月号、メディアワークス、60頁。





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