死亡率とは? わかりやすく解説

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しぼう‐りつ〔シバウ‐〕【死亡率】

読み方:しぼうりつ

一定期間中に死亡した人の、総人口対す割合通常人口1000人当たり人数もしくはパーセントで表す。日本では10月1日からの1年間計算

ある病気かかった人に対する、その病気死んだ人の割合

生命表で、ちょうどx歳に達した人がx+n歳に達しない死亡する確率。特に、n=1つまり1年以内死亡する確率をいう。→生存率

「死亡率」に似た言葉

死亡率

読み方しぼうりつ

死亡率とは、
従業員年齢ごとの死亡する率のこと。


死亡率

死亡率とは、従業員在職中および退職後における年齢ごとの死亡発生率のことをいいます在職中従業員については、死亡により退職する可能性考慮することが必要になりますまた、退職後の従業員については、死亡により年金受給資格がなくなる可能性考慮する必要があります。そのために、死亡率は退職給付債務計算必要な基礎率1つとなります。この死亡率は、事業主所在国における全人口の生命統計表等を基に合理的に算定します。

死亡率

死亡 1研究死亡人口与え影響を扱う。死亡率 2という一般的用語は、死亡 3頻度計るすべての(133-4)を意味する特定の形容詞なしで死亡率という用語が用いられ場合通常粗死亡率普通死亡率) 4訳注)を意味する粗率一般的議論については136-8参照)。これは通常年率であり、すなわち一年間生じた死亡数の、同一間中死亡リスクさらされていた人口対す比率表されるこの人口は対象期間平均人口 5等しく、もし人口規模変化がかなり緩やかであれば平均人口通常大きな誤差伴わず年央人口代用することができる。部分人口101-6)の死亡限って計算されたものを殊死亡率(134-6)といい、その中で性・年齢別死亡率 6が最もよく用いられる。性を区別しない場合には年齢別死亡率 7となる。


死亡率

【仮名】しぼうりつ
原文mortality

将来的死に至る状態(死亡する運命)。死亡率は、 「death rate(死亡率)」、または特定集団における一定期間死亡数を示すこともある。死亡率は、特定疾患有する人々、ある国の一地域居住する人々、または特定の性別年齢人種群の人々について報告されることがある

死亡率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 17:20 UTC 版)

死亡率(しぼうりつ、英語: Mortality rate、Death rate)とは、人口学において、一定人口に対する、その年の死亡者数の割合をいう。




「死亡率」の続きの解説一覧

死亡率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:09 UTC 版)

統合失調症」の記事における「死亡率」の解説

統合失調症患者の死亡率は、一般人口の約2倍以上とされる患者生涯自殺率10%上で、これは一般人口の12倍の値であり、およそ5%が自殺完遂する。特に初発後・退院後に多く初発退院1年間自殺率一般人口に比べて100倍になっているという報告がある。患者喫煙者場合も、自殺企図の危険は有意高くなる陽性症状が強い時期に、幻聴から逃れたり妄想のために自殺をする患者もいるが、陰性症状しか見られない段階でも思考短絡化によって、少しの不安でも耐えられずに、自殺してしまうこともある。 統合失調症患者生命予後平均余命)は一般人口と比べる悪く死因大部分心血管系疾患よるものと言われる統合失調症患者心疾患窒息による不慮突然死多く突然死リスク健常者比較して統合失調症患者全体で4.9倍、入院療養中の統合失調症患者では6.7倍であるとされる。特に、メタボリックシンドローム心血管系疾患および心血管系疾患死のリスク上げ原因として生活習慣抗精神病薬による治療統合失調症自体影響などがある。突然死リスクを減らすために対応可能な6つリスクファクター喫煙高血圧高血糖運動不足肥満高脂血症)への取り組みが、発病早期から求められる

※この「死亡率」の解説は、「統合失調症」の解説の一部です。
「死亡率」を含む「統合失調症」の記事については、「統合失調症」の概要を参照ください。


死亡率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 01:40 UTC 版)

栄養失調」の記事における「死亡率」の解説

栄養失調の死亡率は、2006年の総死亡率のうち約58%を占めたセーブ・ザ・チルドレン2012年報告書では、「世界では毎年約6200万人人々が、栄養失調一因として死亡している。全世界12人に1人栄養失調で、世界の子どもの4人に1人慢性的な栄養失調となっている。2006年には、3600万人上の人々が微量栄養素の不足により飢え病気亡くなった」と報告されている。 1990年には883000人がタンパク・エネルギー栄養失調死亡したが、この数は2010年には600,000人にまで減少した2010年にはヨード欠乏症鉄欠乏性貧血により、さらに84000人が死去した2010年には栄養失調によって150万人女性と子どもが死亡した

※この「死亡率」の解説は、「栄養失調」の解説の一部です。
「死亡率」を含む「栄養失調」の記事については、「栄養失調」の概要を参照ください。


死亡率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 05:39 UTC 版)

ローマ帝国の人口学」の記事における「死亡率」の解説

ローマ帝国住民平均余命は約25歳だった。この想定は、散在する質の悪い古代証拠より寧ろ推測依存しているものの、これらの証拠は、当時歴史家記載した一般人口調査が指摘しているものである。それは地域横断したローマ帝国の、明らかとなっている社会と経済状況比較もとづいており、我々は、判明している近代人口の低い値に近い値を平均余命として想定すべきであるローマ人口学20世紀初頭のインド中国田舎に関するデータ比較用いている。これらの地域における誕生時における平均余命は、20代前半だった。 300もの戸籍調査が、最初3世紀エジプトに関して収集されている。R. Bagnall とブルース・フライアーは、それらを用いて男性女性分布再構成した。それは出生時平均余命22歳25歳であることを示し生命表モデルについて広く一貫した結果示したその他の史料は、北アフリカにおける墓地人骨ローマ人墓誌、"Ulpian's life table"のような年金支給表などを含む人口再生産状況解明するために用いられている。これらの史料解釈基礎研究議論のあるところで、遺骨日付が明確ではなく墓誌サンプルとなる人口代表値を示すものではなく、"Ulpian's life table"の元となる史料知られていない。それでも、彼らは文学史料に示されるローマ人エリート生存率集計し、それらの証拠18世紀フランス20世紀初期中国インドエジプトのような地域の高い死亡率を、人口から推計しデータ比較した場合一貫性があることから、彼らは出生時平均余命20代前半だとするローマ人口学基礎的推計値補強するのである正確な観察残されているものは低い平均余命を示すものであって人口を示すものではないが、生命表モデル人口年齢層理解するために用いられなくてはならなかった。これらのモデル歴史的データに基づき異なった諸階層における死亡率の「典型的」な人口描いている。ローマ帝国の人口学において、ブルース・フライアーは、「もっとも一般化され広く適用可能である」と、その Model West framework利用している。なぜならそれは唯一の実証的な情報をもとにしているため、その生命表モデル唯一のローマ人口学のおおよそ青写真与えものだからだ。二つ重要な指摘がある。その表はローマ人状況誤って表現している、というもので、子供大人の死亡率の間の構造的関係と男女別の死亡率の関係性に関する指摘である。どの場合でも、ローマ人の死亡率は時代と場所、階級ごとに非常に多様であると予測されるべきである。10歳ごとの変動異常なことではないだろう20歳代と30歳代の間という平均余命の幅はありうる値であり、それは周辺地域において、いづれか方向で、それを越える値であったかも知れないけれども(e.g., マラリア都会における高い度合と、その他の地域での低い度合いなど)。 Model West, level 3:ローマ帝国における平均余命女性 男性 年齢 死亡率 生存者平均余命 死亡率 生存者平均余命 0 0.3056 100,000 25.0 0.3517 100,000 22.8 1 0.2158 69,444 34.9 0.2147 64,826 34.1 5 0.0606 54,456 40.1 0.0563 50,906 39.0 10 0.0474 51,156 37.5 0.0404 48,041 36.2 15 0.0615 48,732 34.2 0.0547 46,099 32.6 20 0.0766 45,734 31.3 0.0775 43,579 29.4 25 0.0857 42,231 28.7 0.0868 40,201 26.6 30 0.0965 38,614 26.1 0.1002 36,713 23.9 35 0.1054 34,886 23.7 0.1168 33,035 21.3 40 0.1123 31,208 21.1 0.1397 29,177 18.7 45 0.1197 27,705 18.5 0.1597 25,101 16.4 50 0.1529 24,389 15.6 0.1981 21,092 14.0 55 0.1912 20,661 13.0 0.2354 16,915 11.8 60 0.2715 16,712 10.4 0.3091 12,932 9.6 65 0.3484 12,175 8.4 0.3921 8,936 7.7 70 0.4713 7,934 6.5 0.5040 5,432 6.1 75 0.6081 4,194 4.9 0.6495 2,694 4.6 80 0.7349 1,644 3.6 0.7623 944 3.4 85 0.8650 436 2.5 0.8814 225 2.4 90 0.9513 59 1.8 0.9578 27 1.7 95 1.0000 3 1.2 1.0000 1 1.2 After Frier, "Demography", 789, table 1. 古代年齢分布特殊性は、いづれも地域状況により非常に大きな変動見られるということにある。前近代社会では、死亡大きな原因は、生命終わり産業化社会における死亡典型的な状況である年齢的なものや、低栄養状況にあるのではなかった。感染性急性の疫病が、人口年齢構成変動影響した例え肺結核は、古代ローマ地域では典型的だった。その死は20世紀初頭でも集中する傾向があり、その流行地域における生命表は、死亡率の谷を示している。同時に前近代社会における史料例え初期近代イングランド20世紀初頭の中国などでは、幼児死亡率が15-35%の社会における20歳時の平均余命等し範囲である社会比べると、幼児死亡率成人の死亡率とは独立した変動幅持っている (生命表モデルはこの点を省いている; それらは、年齢別死亡率均一で、予想される割合に変化させることができる、という推定依存しているからである)。古代証拠には、このような効果規格化できるものはないし(それら史料には、幼児死亡概観する強い傾向がある)、生命表モデルはこの点を誇張しているものの、比較可能な証拠は、それが非常に高い(死亡率は強く人生最初の年強く集中するという)ということ示唆している。 この規模の死亡率は、人的資源において、投資思いとどまらせ、生産性成長阻害する(ローマにおける青年期の死亡率は、近代初期英国におけるよりも三分の二ほど高い); それは、大勢未亡人孤児つくりだし長期にわたる経済計画妨げる。衰弱疾病罹病率とともに多くの有効労働年齢層悪化する。健康調整平均余命表(health-adjusted life expectancy (HALE))は、健康な状況生きた人びとの数を示し平均余命変動範囲は、現代社会においては8%を越えないローマのような高い死亡率の社会では、(平均余命変動範囲は)全体平均余命六分の一程度下回ることがある。健康調整平均余命表(HALE)は、20歳以下の年齢層については、経済的生産性を非常に低下させる影響帝国残したといえるだろう。

※この「死亡率」の解説は、「ローマ帝国の人口学」の解説の一部です。
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死亡率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 16:05 UTC 版)

ドイツにおける2019年コロナウイルス感染症の流行状況」の記事における「死亡率」の解説

死亡率が低い理由は、3月初め時点で、人工呼吸器付き集中治療室 (ICU) が2万5000床あった、当初から1日5~6件のPCR検査を行う態勢持っていた、ドイツ連邦政府ウイルス学者たちが、未知コロナウイルスにより多数死者が出る事態8年前にすでに想定していた。

※この「死亡率」の解説は、「ドイツにおける2019年コロナウイルス感染症の流行状況」の解説の一部です。
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死亡率

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 04:01 UTC 版)

名詞

しぼうりつ

  1. 一定期間における総人口における死亡した者の割合

関連語

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