死亡率と有病率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 10:01 UTC 版)
「悪性線維性組織球腫」の記事における「死亡率と有病率」の解説
腫瘍のStage分類は腫瘍の悪性度、径、遠隔転移の有無によって決定され、最も重要な予後因子となる。腫瘍の組織型と外科切除の際の術式も予後因子となる。原発巣の位置や深達度も予後にかかわる重要な因子であるが、未だに議論は多い。 腫瘍の悪性度が軽度、中等度、重度の患者では、10年生存率はそれぞれ90%、60%、20%程度である。大きさについては、腫瘍径が5cm以下であれば79-82%、5-10cmで62-68%、>10cmでは41-51%である。 遠隔転移は肺(90%)、骨(8%)、肝(1%)で多くみられる。遠隔転移の頻度は組織型によって変わる。 患者の全5年生存率は36-58% であるが、遠隔転移を伴う場合は全5年生存率は15-20%である。
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