cleverとは? わかりやすく解説

clever

別表記:クレバークレヴァー

「clever」とは・「clever」の意味

「clever」は英語で、知的な能力が高い、利口な、または器用なという意味を持つ形容詞である。また、ずる賢い」という意味も含まれることがあるが、主にポジティブな意味で使われることが多い。

「clever」の発音・読み方

「clever」の発音は、クレヴァー(/klévər/)と読む。アクセント最初音節置かれる

「clever」の比較級・最上級

「clever」の比較級は「cleverer」(クレヴァラー)、最上級は「cleverest」(クレヴァレスト)である。

「clever」と「smart」の違い

「clever」と「smart」はどちらも知的な能力が高いことを表すが、ニュアンス違いがある。「clever」は主に知的な能力機転利いた行動指し学問問題解決長けていることを意味する一方、「smart」は広く知識が豊富で、社会的なスキル優れていることを指すことが多い。

「clever」の対義語

「clever」の対義語は「stupid」(愚かな)や「foolish」(無知な)である。

「clever」を含む英熟語・英語表現

「クレバーな人」とは

クレバーな人」は英語で「a clever person」と表現され知的な能力高く機転利いている人を指す。

「clever name」とは

「clever name」は、独創的印象的な名前のことを指す。例えば、企業商品の名前において、覚えやすくて魅力的な名前が「clever nameと言える

「clever」の使い方・例文

1. He is a clever student.(彼は利口な学生である。)
2. She came up with a clever solution to the problem.(彼女はその問題対す巧み解決策思いついた。)
3. The clever design of the device makes it easy to use.(そのデバイス巧み設計により、使いやすくなっている。)
4. The advertisement has a clever catchphrase.(その広告には、独創的なキャッチフレーズがある。)
5. He is clever at solving math problems.(彼は数学の問題を解くのが得意である。)
6. The clever use of colors makes the painting stand out.(色彩巧み使用により、その絵画際立っている。)
7. She is a clever negotiator.(彼女は機転利いた交渉人である。)
8. The clever arrangement of the furniture maximizes the space.(家具巧み配置により、空間最大限活用されている。)
9. The author has a clever way of expressing his ideas.(その著者は、自分の考え表現する独創的な方法持っている。)
10. He made a clever remark that made everyone laugh.(彼は皆を笑わせる機転利いた発言をした。)

クレバー

英語:clever

「クレバー」とは、「利口だ・賢い・頭がよく回る・機転が利く・気が利いている」などの意味用いられる英語由来表現である。日本語の中では基本的に良いポジティブな)意味で用いられる

「クレバー」の直接由来である英語の形容詞 clever は、時として小賢しい」「ずる賢い」というようなネガティブな意味を込めて用いことがある良い意味なのか悪い意味なのかは文脈よる。

たとえば「彼女はクレバーだ」という表現は、「彼女は頭がいい」という褒め言葉として用いられる場合もあれば、「彼女はこざかしい」という皮肉的言い方として用いられる場合もある。実際のところどちらの意味込めた表現であるのかは、状況による。人によって解釈分かれる場合十分にあり得る

日本語では「クレバー」はもっぱら良い意味使われており、皮肉を込めたニュアンス感じさせる使われ方がされることは特にないといえる、が、英語の clever のニュアンス知っている人が「皮肉なのでは?」と疑心暗鬼陥る可能性はある。

要するに、「クレバー(clever)」場合によっては素直に喜べない表現となりやすい。場合によっては他の表現への言い換え検討されたい。

「クレバー」と「スマート」の意味の違い

「頭がよい・賢い」という意味で用いられる一般的な英語表現としては、「clever(クレバー)」の他にも「smart(スマート)」「wiseワイズ)」「brightブライト)」「geniusジーニアス)」などが挙げられる

「clever(クレバー)」は「頭の回転速くて機転が利く」というニュアンスがあり、転じて狡猾だ」という皮肉にも用いられやすい。

smart(スマート)」は「手際がよい・機敏だ」「頭がよい・賢明だ」「しゅっとしている(身なり垢抜けている)」といった意味で用いられる表現である。なお英語の smart には、日本語の「スマート」が持つ「すらりとした細身のような意味合いは特にない。

wiseワイズ)」は「賢明だ知的だ思慮深い」という意味合い表現である。知性教養富んだ智者賢者、というニュアンスがある。基本的に大人の頭の良さ褒め表現である。

brightブライト)」は基本的には「明るい」という意味であり、転じて利発聡明の意味でも用いられる表現である。基本的に子供の頭の良さ褒め表現である。

geniusジーニアス)」は「天才鬼才才能恵まれた人」を指す語。clever や smart形容詞であるが、genius名詞である。生まれつき才能ある人を指す意味合い用いられる

ビジネスシーンにおける「クレバー」の使い方

ビジネス上の文脈では、人を評価して「クレバー」と表現される場合がしばしばある。やや皮肉の入ったニュアンス用いられる場合あり得るが、いずれにしても「クレバー」は「仕事デキる」という評価である。

スポーツにおいける「クレバー」の使い方

スポーツに関する文脈では、「クレバー」は選手褒め表現として用いられる頭脳派プレー得意なプレイヤーを「クレバーな選手」といったり、トリッキーな技を繰り出せ選手を「クレバーな技」といったりする。
文脈によっては敵方欺くような悪知恵長けた戦術評して「クレバーだ」と表現する場合あり得る

「クレバー」の語源・由来

「クレバー」は英語の「clever」に直接由来している。英語では「頭の回転速く賢い」という良い意味使われることが多いが、頭の回転が速いがゆえに「ずる賢い」という意味も含んでいる。

英語の「clever」には「健康な」や「温厚な」、「人当たり良い」という意味もある。日本語カタカナ表現の「クレバー」は、そのような意味で使われることは基本的にない。

「クレバー」の熟語・言い回し

クレバーな人とは

「クレバーな人」とは、利口で頭が切れる人のことを指す。具体的な特徴としては、世渡り上手であったり、要領良かったり、自分ペース物事運べたりすることがあげられる利用できる人とできない人を見極めることが上手いため、面倒見の良い上司取り入って出世足掛かりとしたり、できない人を踏み台にして自分能力アピールしたりできる。また、どれだけ目をかけてくれていた上司であっても出世街道から外れたら距離を置いたり、関係を切ったりする狡猾さ備えている。そのほかにも、自分できることできないこと見極め効率的に物事進めていけるのもクレバーな人の特徴である。

「クレバーな人」は、ビジネスにおいては敬遠されがちである。実力がないのに立ち回り良いだけで出世している、手柄横取りされるので鼻につくなど、同僚から本当の意味評価されていない可能性が高い。

クレバーに抱くとは

「クレバーに抱く」は、SNS目にすることが多い言い回しで、日常会話用いられることはほとんどない。元々は、雑誌メンズナックル」において読者モデルキャッチコピーの、「来いよ、何処までもクレバーに抱きしめてやる」というフレーズネタである。「クレバーに抱く」というフレーズは、インパクトがあるため大きな話題となり、面白言い回しとしてSNSなど用いられるようになった。「クレバーに抱く」は「ずる賢く抱く」、「狡猾に抱く」という意味となるが、意味合いよりも面白ワードとして用いられることが多い。

メンズナックル」はSNS用いられるインパクトのあるキャッチコピー宝庫で、「クレバーに抱く」以外にも、「ガイアが俺にもっと輝け囁いている」や「ストリートという劇場舞い降りた黒騎士」というフレーズがある。

クレバーな女性とは

「クレバーな女性」とは、基本的には「クレバーな人」と同様で「利口で頭が切れる女性」のことを意味する。「クレバーな人」との違いは、男性上手に操って世渡りをするというニュアンス含まれることである。「クレバーな女性」は頭が切れるため、上手に男性甘えること欲しいものを手に入れる。自分できないか男性に頼るのではなくそうする方が効率的に自分欲望満たすことができるため、戦略的に行っている。男性太刀打ちすることができない聡明な女性という意味でも用いられる。「クレバーな女性」という言い回し褒め言葉ではあるが、聡明であるゆえに油断ならない女性というニュアンス含まれている。

「クレバー」の使い方・例文

・彼女はクレバーなので味方にいてくれるとありがたいが、敵にいると厄介な存在だ。
・彼はいつもクレバーなやり方営業をするため、正攻法攻め営業マンは歯が立たない
・あのコメディアン馬鹿なふりをしているが、パブリックイメージ上げるためのクレバーな戦略だ。
自分ではクレバーに事を進めているつもりかもしれないが、みんな彼の狡猾さ気付いている。
・彼は決し学歴が高いわけではないが、クレバーな立ち回りグローバル企業CEOという地位築いた
ピンチ時に突拍子もないプレーをして勝利に導くことから、クレバーな選手として多くチームから渇望されている。
・ただ賢いだけでなく、クレバーでなければビジネス成功させることはできない先代社長言っていた。
私生活では失敗続きであるが、ビジネスにおいてはクレバーでいくつも事業成功させている。
・クレバーな男性魅力的ではあるが、結婚相手としては信用ならないところがある。
あのようにクレバーな戦略は、彼にしか考えることができない
監督が代わってからクレバーな戦術用いようになったため、リーグ優勝手が届くほど勝ち星続いている。
社長はただのお飾りで、実際に会社運営しているのはクレバーなブレーンと言われている。

クレバー

英語:clever

「クレバー」とは、頭がよくて賢い様子や利口で抜け目がないことを意味する表現

「クレバー」の基本的な意味

「クレバー」とは、頭がよいこと、賢くて気がきいていること、利口な様子などを表す言葉である。上手である、器用である、得意であるといった意味合いもあるため、日本ではビジネススポーツなどシーンで人を褒める時などによく使われる一方で、「クレバー」は、シチュエーションによっては悪いイメージ言葉として受け取られることがある。特に海外では、「ずる賢い」「賢いが冷淡である」といったネガティブなニュアンス使われることも多い。

「クレバー」の語源・由来

カタカナ表記の「クレバー」の語源は、英語表記の「clever」である。「clever」の意味は利口、賢いなどで、「クレバー」と同義である。さらに、アメリカ英語の「clever」には温厚人当たりがよいといった性格褒め意味合いがあり、イギリス英語の「clever」には健康的であるという体の状態を表す意味合いもあるため、これらのニュアンスが「クレバー」の意味にも反映されている。

また、英語圏の「clever」は、悪賢いずる賢いといったマイナスのイメージ使われることも多い。そのことが、「クレバー」がネガティブな意味を含むことになる由来となっている。

「クレバー」を含む熟語・言い回し

クレバーな人とは


「クレバーな人」とは、基本的には頭がよい人や賢い人のことを指した表現である。「クレバーな人」は、他人から頭がキレる人だと思われる魅力持っているため、往々にして人から好かれる傾向にある。例えば、ビジネスシーンにおける「クレバーな人」は、仕事できるだけではなく上司後輩との付き合いうまくて世渡り上手であったり、臨機応変対応できる要領良さ持ちあわせていることが多い。さらに、いつも話題が豊富で話す内容おもしろかったり、不測の事態直面した時に冷静に対処するなどの能力がある人も「クレバーな人」と評価される

クレバーに抱くとは


「クレバーに抱く」とは、「ずる賢く抱きしめる」という意味合いフレーズで、SNSなど多く使われている言葉である。元ネタは、名言発信することで有名な雑誌メンズナックル」の中で用いられた「来いよ、何処までもクレバーに抱きしめてやる」というキャッチコピーで、面白くてインパクトが大きいという理由からSNS多用されるうになる。「クレバーに抱く」は、愛は理屈ではないということ表現する時に使うほか、「ずるい男だけ抱きしめてほしい」という女性側から気持ちを表す時に使われる

「クレバー(プロテイン)」とは

「クレバー(プロテイン)」とは、株式会社ネイチャーラボ販売しているプロテイン製品シリーズの名称である。高純度のピュアプロテインが配合されている「マッスルプロテイン」をはじめ、効率的な手法ダイエットをしたい人に向けた「ウエイトダウン」や「クリアプロテイン」などのラインナップがあり、シェイカーなどを使ってとよく混ぜて飲む。

また、毎日飽きず続けることができるようにフレーバの種類も豊富で、アセロラマスカット、ビーチティー、チョコレート抹茶ラテなどの多種多様な味から選ぶことができる。そのほかに「クレバー(プロテイン)」には、チョコレートプロテイン融合した「プロテインバー」があり、人気である。

「クレバー」を含むその他の用語の解説

クレバー カッターとは


「クレバーカッター」とは、包丁まな板が一体となったフードカッターの名称である。「クレバーカッター」は、上の刃には包丁、下の刃にはまな板取り付けられているハサミ構造になっていて、片手食材カットすることができる。洗い物減らして時短ができる画期的なツールとして人気集めている。

「クレバー」の使い方・例文

「クレバー」を褒め言葉として使う例文としては、「彼女はとてもクレバーで魅力的な人だと思う」「彼はビジネスにおいて、いつもクレバーな戦略提案している」「あの人はクレバーな振る舞い周囲を感心させている」「クレバーな人はリスクマネジメント長けている」などがある。一方で、「クレバー」をネガティブなニュアンス用いケースでは、「彼のやり方はクレバーだが、人として優しさ欠けている」「クレバーな男性心から信用することができない」「彼はクレバーな野心家であるが、人の意見には耳を貸さない」といった使い方になる。

また、「クレバー」はスポーツや物に対しても使うことができる。スポーツ用い場合例文には、「彼は非常にクレバーなプレイチーム勝利貢献した」「相手チームのクレバーな戦術によって試合負けてしまった」などがある。物に対しては、「先日新しく発売され掃除機は、とてもクレバーな家電用品である」という使い方ができる。

クレバー【clever】

読み方:くればー

形動賢いさま。気のきいたさま。利口。「なかなか—なやり方だ」


Clever

名前 クレヴェール

クレバー

(clever から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 01:09 UTC 版)

クレバー (clever) とは、英語で「賢い」「利口」を意味する単語。




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