第41巻 - 第50巻
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「Q.E.D. 証明終了のエピソード一覧」の記事における「第41巻 - 第50巻」の解説
話タイトル掲載誌掲載号収録あらすじ80バルキアの特使 『月刊少年マガジン+(プラス)』 01号 41巻 東欧の小国・バルキア共和国において3万人もの虐殺を主導した前大統領・スワミがベルギーで逮捕される。自分達で裁きを下したいバルキアだが、人道の罪を盾にベルギーは応じない。想はバルキア出身の友人の依頼を受け、裁判権を得るべくバルキア側の代理人となるが、対するベルギー側の代理人は榊森羅だった。予想外の難敵に対し、想は大統領解任状を携えたまま失踪中の特使の行方を追う。『C.M.B』とのコラボ作。 81カフの追憶 描き下ろし 想はハイスクール時代の知人・リンの頼みを受け、急遽アメリカへ飛ぶ。彼女の頼みは連邦刑務所に服役中の夫・カフを助けてほしいというものだった。そしてカフは想に自身の無罪を訴え、何者かの陰謀だと主張する。 82エッシャーホテル 『月刊少年マガジン+(プラス)』 02号 42巻 海外の御曹司と結婚した大富豪・エリは、エッシャーの騙し絵をコンセプトにしたホテルを開業する。しかし、そのホテルの下には寂れた大きなホテルがあり、エッシャーホテルの前の建物と深い因縁があった。そんな中、無限階段のオブジェで招待客の不可解な首吊り死体が発見される。想は、ホテルで起こった事件とかつての事件の謎を探る。 83論理の塔 描き下ろし 想とロキのMIT時代の友人で、演算装置開発の凄腕技術者であるミアは、自分を苦しめた恋人や上司に、手に入れれば大金を得られるCPUを爆破解体間近の廃ビルに隠したことを伝える。さらにミアを想う同僚、CPUを捜す者を殺すよう頼まれたというバイカーの男が加わるが、彼らに与えられたヒントは矛盾だらけだった。想は、これをミアの作った論理パズルだと推測し、CPUの隠し場所とその意図を探る。 84検証 『月刊少年マガジン+(プラス)』 03号 43巻 製薬会社社長が屋敷内で殺害され、アリバイの無い社長の娘婿が逮捕された。アルバイトでTV番組の収録に参加した想と可奈は、番組の企画で彼の無実を証明するため、彼以外の来客者にも犯行は可能かを検証することに。しかし来客者は全員動機はあるが、衆人環視の中での犯行は難しそうで…。 85ジンジャーのセールス 描き下ろし 怪我で入院したMIT時代の恩師の頼みで、銀行の投資部門で投資先候補の監査を手伝うことになった想。想の前に民間宇宙旅行会社への融資を求めて天才セールスマン・ジンジャーが売り込みに現れるが、可奈はその会社の穴だらけな実情と、妻の死を境にセールス上の嘘がつけなくなったジンジャーが娘の手術のため大金を必要としていることを知ってしまう。 86チューバと墓 『月刊少年マガジン+(プラス)』 04号 44巻 探偵同好会の3人が殺人事件を目撃する。前日に酔っ払いを死体と間違えて通報し警察に迷惑をかけていた3人が匿名で通報し現場に駆けつけると、死体が隠されているはずの工場の中にはケースに入ったチューバと土が盛られた墓があるだけで、死体は消えていた。 87Question! 描き下ろし 想の元に「Question!」とフェルマーの大定理の数式が書かれた便箋と温泉への招待状が送られてくる。可奈とロキと共に現地へ赴いた想は、同じく奇妙な招待状を貰った離婚調停中の2組の夫婦と出会う。 88金星 『月刊少年マガジン+(プラス)』 05号 45巻 学生アパートで大学生が自らの部屋内で撲殺される事件が発生。凶器が発見され、目撃証言や動機が揃ったことで被害者の彼女が逮捕後検察に送致されるが、根拠となる被疑者の行動に疑念を抱いた担当の女性検事は、笹塚に紹介された想と可奈に調査協力を仰ぐ。 89初恋 『月刊少年マガジン』 2013年7月号 学校一の美女・礼奈と交際中している平凡な高校生・古巴の住むマンションのベランダで咲坂高校生の転落死体が発見された。警察に疑われ、その事で先方の親から彼女と距離を置かれてしまった古巴は、事態解決のため想に助けを求める。そして被害者と同様に古巴と礼奈の交際に鬱屈した感情を抱く者達が容疑者として浮上する。 90失恋 『月刊少年マガジン+(プラス)』 06号 46巻 演芸場の楽屋から500万円が消えるという事件が発生。だが、当事者の落語家たちは本気で事件を解決しようとしない。前座の猫柳あやめは被害者と犬猿の仲である師匠に疑念を抱くが…… 91巡礼 『月刊少年マガジン』 2013年10月号 今は亡きノンフィクション作家の書斎から見つかった没原稿。そこに描かれたのは戦争という混乱期に起こった一つの殺人事件とそれを巡る裁判での遺族のありえない主張だった。最愛の妻を殺した男を赦した外交官の真意は慈愛によるものなのか?彼の行った"巡礼"の意味とは? 92陽はまだ高い 『月刊少年マガジン+(プラス)』 07号 47巻 インドネシア・バリ島でNSAが管轄するNPクラスのアルゴリズムの研究施設で研究記録ファイルの盗難事件が発生。盗んだ犯人が車で逃走中に事故を起こしファイルは焼失したが、想、可奈、ロキ、エバはNSA職員からの依頼で超厳重な警備下で発生した機密漏洩事件を調査する。 93坂道 描き下ろし 中学時代のイジメの過去を持つモデルの亜季。海外進出のチャンスを掴んだ彼女が、その話を躊躇するのは中学時代にクラスで発生したゲーム機盗難騒ぎで疑われた時、友人の可奈がなぜ自分の無実を信じたのかという思いを引きずっていたからだった。だが可奈が同級生達と遊びに行った亜季の実家で生活費紛失騒動が起きた時、想の推理が可奈に亜季の疑問を解くことを促していく。 94代理人 『月刊少年マガジン+(プラス)』 08号 48巻 ベストセラー覆面作家・世見(せみ)を担当していた著作権エージェント・株戸(かぶと)が殺される。世見の新作がなければ、エージェンシーは倒産を免れず、新人社員の星子が株戸の後任を任される。難しい性格の世見は、星子に株戸を殺した犯人を見つけたら原稿を渡す約束をし、会社の危機を救うため、星子は親戚の加奈を頼る。 95ファイハの画集 描き下ろし アランとエリーが進学の支援を決めていたモロッコの少女・ファイハが、乗船していたはずのスペインへの集団密航船から姿を消す。麻薬密輸にも関わっていた船長が積み荷を守るために発砲し、国境警備隊との銃撃戦へ発展するが、拿捕された船からは麻薬が見つからなかった。アランとエリーに頼まれ、ファイハの行方を燈馬と加奈が追う。 96無関係な事件 49巻 香港でマフィアの首領が、別の組織の首領と揉め事を起こした後に何者かに殺害された。そんな物騒な業界とは全く何の関係も無く、日本で就活に苦戦しながら日々を過ごしている大学生・笘篠(とましの)と、同じく内定が貰えない友人の佐々木。この二人の青年がひょんなことから、香港マフィアから命を狙われる羽目になり…。 97ラブストーリー 45年前、とある大学の映研で一本のラブストーリーが制作された。しかし、責任者である部長・蒲田が映画の結末をどうするかを決められず、結局ラストシーンの撮影もできずにずっと未完のままだった。それから45年後、その時の映画の主演女優と偶然にもよく似ていた為に、映画作りに協力した可奈。撮影も完了してあとは編集を残すのみだったが、途中で急遽蒲田が病死してしまい、結末を知る者がいなくなってしまう。それにより、編集作業を引き継いで映画を完成させるよう可奈に頼まれる想。果たして、想は映画の結末を推理できるのか。 98観測 50巻 想のMIT時代の同級生・サリーの会社で制作された冷却器が世界各地の観測施設で止まってしまう事件が発生。想と可奈はサリーの助けを求める声に応じるが、やがて犯人がダークマターの観測施設とサリー個人に狙いを定めていることが判明する。 99脱出 何者かにより謎の手紙を送られた可奈は、後日送られてきた20万と引き換えに「エスケープゲーム」なる脱出ゲームの会場を想達クラスメイトと設営することに。設営から1週間後、「エスケープゲーム」に5人の参加者が集い、可奈も知らされていない優勝賞金100万円のため、主催者不在のままゲームが開始されることに。だが、ゲームの問題を解く内に、16年前の密室殺人事件の存在が浮かび上がり…。
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